ブルーベリー養液栽培をお試しでやってみたい方。

管理人が最小単位で、ブルーベリー養液栽培を実際に作り上げたので報告いたします。

準備編はこちらを参照下さい。養液栽培に必要な「材料」をすべて載せました。必要な「道具」はこの記事のその後に書きました。

【ブルーベリーの培地準備・植付】
ブルーベリーを植え付ける培地はプランターの土・・・ではなく、勿論養液栽培では頻用される「アクアフォーム」です。植物に必要なものは「光・水・肥料」で、土はそもそも不必要ですからね。
※だから土の代わりにアクアフォームをつかう「養液栽培」、土の代わりに水を使う「水耕栽培」なんて方法があるんです。


この後で、大量の水を流し続けて泡がでなくなるまで繰り返しました。

青いフェルトでマルチングしたのは、コガネムシ対策・乾燥防止・アクアフォーム飛散防止です。コガネムシは幼虫が根っこを文字通り根こそぎ食べて枯らしてしまいますので、潜らないようにするのです。またブルーベリーは乾燥が大嫌いで、乾燥防止してあげるのです。そしてアクアフォームは乾くと大変軽くなり風で飛んで行ってしまいます。それを全部叶えるのが、100均で買えてしまうフェルトマルチングなのです。フェルトマルチングは非常に簡単で、60×60㎝サイズ(セリアにならどこにでも有)を買ってきて、ハサミで切って、アクアフォームにのせて水をかけるだけでくっつきます。
さて植付ですが、注意が。培地はアクアフォームなので、なるべく土を混ぜたくないです。ですから苗の土は洗い落としました。苗カップから取り出して洗面器の水で揉んで、泥は実家の庭に捨てました。(地域によっては燃えるゴミでだしてもいいそうです)



・・・あとは先ほどの青いフェルトをかぶせて完成です。
風のない日の、風の吹かない時間帯である正午前後が最高です。
【ブルーベリー潅水システムを構築】
ブルーベリーの自動水やり装置を作ります。これは必須でなく個人宅レベルならもとが取れませんが、管理人は3鉢のためだけに作りました(コスパ悪いと解り切った上で)。
これだけは道具として必要です。一見高いですがインパクトドライバー+ドリルビットはIKEA家具を使う人なら絶対持っているはずです。また部屋のDIYする時も活躍します。要は使いまわせるので、結果的に安くつきますよ。

※貫通しないよう注意。専用の3㎜パンチは8000円もして高価なので、家庭菜園では(他でも色々使える)インパクトドライバーで代用している。
※管理人はいくつも3㎜穴を空けたが、水漏れなどの不具合は一度もない


※ブルーベリーに潅水する図を失念しました。イチゴ潅水の図で代用しています


※リビングから取ったら大ヒンシュクで、結局別の洋室から取りました・・・。


【番外編~ついでに植えたイチゴ】
イチゴはブルーベリーと似たような環境でOKです。
これだけ似ているので、ブルーベリーと同じアクアフォーム培地+マルチングで、ブルーベリーと同じ液体肥料を使っても問題ありません。つまりイチゴのためだけに買う物はありません。
イチゴもアクアフォームに植え付けます。




このブルーベリー用配合での肥料濃度(EC値)などまでは不明ですが、おおざっぱにはイチゴ用としても合っているはずです。
【ベランダ使用者必読の注意!】
※マンションのベランダで育てる場合。ベランダ特有の問題と解決策を見ておきましょう。

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