【人間関係】辛いのは貴方だけじゃありません

人間関係で自分なんかダメだ、嫌だ、と思う方はみえると思います。あわない同僚や上司がいて、職場全体の居心地が悪くなってなんてダメな人間なんだ、と自責する方も多いと思います。

でも大丈夫です、貴方だけではありません。みんな平気そうでいて、その人間関係の辛さは隠していたりしますから。だって辛いって公表したら「この人コミュ障だ。ダサイ」って思われないか、心配になりますからね?

その人間関係の辛さで、僕の実例をあげます。未だにトラウマになっていて、思い出して手先が恐怖と怒りで震えてくるのですが、同じように悩む方があまりにも多いので、励ましになればと思い書かせていただきます。先ほどの「貴方だけではありません」一言では説得力がないので、できるだけ赤裸々に書かせていただきます。

【合わない上司一人の為に】

僕の状況

僕が20台前半の若手薬剤師(大学は一浪してます)で、10月からきた上司は30台前半の人でした。僕の職場は調剤薬局チェーンの、地方の店舗(店舗名:C店とします)です。

その店舗は薬剤師4人+パート薬剤師2名+ジムさん3人の店舗でした。個人病院前の調剤薬局なので、9~12時半と、16~19時半の2回のピークタイムがありました。薬剤師4人のうち、1人が僕、1人が上司の薬局長(仮名:Oさん)でした。調剤薬局というのは部屋が3つしかなく、1つは更衣室(服とロッカーしかない)、1つは休憩室(別の建物でした)、1つは患者待合&調剤室の職場でした。

10月、その上司Oさんが来るまではわきあいあいとしていて、良い職場だなって思っていました。

豹変

10月当初はおとなしく、C店の業務内容を知ろうとしていたOさん。そりゃ謙虚にならないと、仕事は覚えられませんからね。でも11月くらいから、本性(?)が出てくるわけです。

整体師さん
薬局長
Oさん

新人のOJT研修の成績、最悪だったんやね。OJTは次の事をクリアできないとやらない。クリアできたら、やってやる。

その次の事と言うのが、これです。

●ノートを買って毎日、日報をかけ。
➡自分の体調、新しい学びなどを書く。
●マナーブックを買って、自分の気を付けている所に付箋とマーカーして俺によこせ。
➡マークした所がちゃんと出来ているか、毎日チェックする

辛いのが、これを仕事中にやるな、帰ってからやれとのことだったのです。アパートにクタクタで帰って、仕事の事忘れたいのにまた仕事の事かけっていうんです。精神的にもしんどい。

この薬局長Oさんに、一回ものすごく罵倒されたことがありました。僕の昼休みに、別頭にある休憩室に呼び出されてね。

「薬歴かく時間を、残業にすんな!」「日報の内容薄いんだよ!」「そんな上司の命令も守れない奴は、社会では信用されない!」

この様な事を僕は立ったまま罵倒され続けて、貧血起こして倒れてしまいました。動悸がして110/分の頻脈を起こしていたのです。

整体師さん
薬局長
Oさん

こんな所で倒れやがって!体調管理なってない!体調悪いなら朝にちゃんと言え!!

たまたま事務さんがもっていた安定剤「リーゼ®錠」をもらって、マシになりました。そんな状態なので働けず、僕は早退に。午後は僕以外の薬剤師3人でとなりました。

その後家に帰ってから、メールが来ました。

整体師さん
薬局長
Oさん

お疲れ。時間たっぷりあるんだから、マナーブックの内容もう一回見直して、再提出してね。

僕の体調は心配しないで、倒れさせたのに謝りもせず、ひどい奴だなと思いました。なにがマナーブックだよって。仕事の事忘れられて幸せだったのに、一瞬で現実に引き戻しやがってって。

新人だから・・・

僕は当時20代の新人なので、「上司って怖いものだ」「社会ってこういうものだ」と受け入れるしかありませんでした。

当時は友達の結婚式や、親の還暦祝いがありました。当然休み希望出すのですが

「新人が休み希望だなんて、みっともない事いうな!お前の希望は効かん!」でした。休み希望を書いて回す紙があったのですが、僕だけ書く欄がありませんでした。

・・・あとで転勤になってOさんから離れて、どちらも休めたのですがね。

それにしても、あまりにも動悸がひどい。なんで仕事の日の朝、脈拍が100を超えているんだろ。なんで食事の味がしなくなったんだろ。

医師
友人(医師)

やべーじゃん。いますぐ医者に掛かったら?精神科だよ!

ちゃすけ
ちゃすけ

え、俺別にメンタルじゃないってば。内科でいいでしょ?

医師
友人(医師)

だから精神科だって。おれを信用しろ!

・・・こうやって、精神科に受診。最初はルボックス®がでて、週ごとに増量して、デパス・ガスター・タフマックなんかもでて、と薬6つくらい飲んでいました。

でも精神科医って、3分診療で話きいてあとは薬、みたいに感じました。

彼流の強要

いま思えば、支配欲の凄い人でした。

調剤薬局の仕事といえば、こんな流れです。

※ここの文章は調剤薬局経験のない方は解りにくいです、スイマセン・・・

処方箋を受け取る➡処方箋を入力➡調剤➡鑑査➡投薬➡あとで記録(薬歴)

こんな流れなのですが、彼は「処方箋入力の段階で、入力中の処方箋を覗いてそれで調剤しろ」というのです。当然自分のうろ覚えで作るので、薬名間違えたり、錠数ン間違えたりのミスが頻発します。間違えるのはみんなでしたが(Oさん自身も間違えてたが指摘すると言い訳&激怒)、怒られるのは僕だけでした。

また業務中、待合中の患者数が何人か、つねに報告しろと言うのですね。意味無いし。

それに処方箋&調剤薬入れるカゴのサイズ、みなさんA4サイズですよね?A4コピー紙を平積みに置けるから、カゴをいくつも重ねられる為。それをあの人、省スペースだから小さいカゴ(封筒くらいの大きさです)に変えろって。重ねられないし、倒して中の薬ぶちまける事多くなったね。

あとさっきの流れの「投薬」。これをOさんは僕にほとんど押し付けてきた。自分は上司だから経験浅い僕にやらせた方が為になるって。でも僕がOさんの事、もう信用していなかった。だって投薬したら、その後の「薬歴記入」も投薬者が書かないといけないから。その「薬歴」の時間は、時間内にやれなかったお前が悪いんだからタイムカード切ってからやれと。

でも精神的に疲れてて、それどころじゃなくなってた。

「薬歴」の量が多すぎたから。1日55人くらいあった、Oさんが全然「投薬」しないしわ寄せがきていたから。「薬歴」を書く時間が業務内になかった、Oさんが「待合の患者数を逐一報告しろ、薬歴は優先順位低いから!」と書かせてくれなかったから。

そのうち「薬歴」を家に持ち帰って、家でかけとまで言ってきました。もちろん薬歴=患者さんの業務上知りえた個人情報にあたるので、持ち出すだなんて法令違反もいいところ、言語道断です。

新人でもさすがにコイツおかしいだろ、って事を指摘すると

整体師さん
薬局長
Oさん

俺のいう事聴けんの?じゃあOJTなんてもうやらない。態度悪いから帰って!!

・・もちろん忙しすぎる店舗だったので、帰ったらほかのみんなが大変なはずなのにね。

我慢の限界がきた・・

それで12月のクリスマス、ついに出勤できなくなりました。食事の味がせず、ごはんがゴムを噛むようだった。味噌汁にどんなにダシ・みそを入れても、全然味がしない。当番日の朝になると、体調悪くなる。心身症がひどくなり、我慢の限界がきました。

ちゃすけ
ちゃすけ

(出勤日の早朝、Oさんへ電話)あの~。申し訳ないですが体調が悪くて仕事に耐えられません。今日は休ませてください。

整体師さん
薬局長
Oさん

テメェ、甘ったれんな!足引きずってでも来い!!

ちゃすけ
ちゃすけ

あの~、それが無理だから電話してるんで。じゃあ切ります(ガラケーの電源落とす)

精神科医にも、そういうときは休めと言われていたのが後押しになりました。

この後エリアマネジャーがOさんを叱り、暫くOさんは優しくなるのですが、1週間で元通りでした。

Oさんが「元通り」になってしばらくして、業務中(忙しい11時頃)に、僕はOさんに休憩室(別棟の密室です!)に連れていかれました。

整体師さん
薬局長
Oさん

お前、新人のくせにあのふてぶてしい態度は何なんだよ!俺のいう事聞けや!!薬歴ためやがって、一番仕事少ないだろ!

ちゃすけ
ちゃすけ

貴方の言い方が悪いんでしょう。正しい事でも伝わりませんよ。仕事って、じゃあ投薬行ってくださいよOさん!

整体師さん
薬局長
Oさん

何だと、この野郎!

・・・こんな感じで、忙しい11時台(薬剤師は正社員4人+パート2人)に薬剤師が2人も抜けていたのです。こんな忙しい時間に抜け出すこと自体が異常でしたが(薬剤師4人のうち僕・Oさんが抜けて2人で回していた!)、くどくど40分くらい「説教」を受けました。で、40分後には事務さんが休憩室にやってきました。

看護師
事務さん

こんなクソ忙しい時間に何やってんの!目の前の患者さん優先でしょ!説教なんかどうでもいいからさっさと帰ってきなさい!!

事務さんの一喝で「説教」は終了です。Oさんの捨て台詞がこれでした。

整体師さん
薬局長
Oさん

まぁ俺の言ったことは5年・10年後に解ってくれればいいよ。今のお前は通用しない。

14年経つ今でも、この言葉は鮮明に覚えています。でも今の僕には、逆の意味で解ってきました。それが、次の「教訓」になります。

転勤でどうなったか・・・

この後、OさんのいるC店には勤務しなくなりました。C店から遠いS店に、転勤になったからです。通勤時間は自転車35分と長くなりましたが、それでもいい。

S店ではみんなが優しかった。先日までいたC店の、Oさんが来る前みたいでした。僕とOさんの確執もあって優しかったのかもですが、働きやすかった。それに「物覚え早くて助かる」「真面目でよく勉強している」とまで言われました。人にはこのように、適材適所があるのですね。だって同じ僕が先日まで、使えない・ダメだ、とまで言われていたのに。

そのうちL店のヘルプも命じられ、S店との掛け持ちに。やっぱりL店のみんなも優しかった。来てくれてありがとう、とまで言われました。環境変わると、順応できるんですね。

プロ野球の例になりますが、くすぶっていた野球選手が、他球団に移籍して開花する事ありますよね?環境変わると、うまく行く事があるのですね。

【教訓】

高圧的な薬局長・Oさんの洗礼を浴びた僕。でもそれで、教訓ができました。ちょっとOさんへの当てつけになってしまいますがね。

<教訓>
●新人だからと「俺が教えてやる」という態度はダメ
➡むしろ新人のほうが知っている・出来る事も多い(最新の薬を勉強したて、順応は若い子のほうが早い)
●なるべく全員に敬語で、分け隔てなく喋る
➡扱いを変えると、信用できなくなる
●自分流を教えるのは、本当に自信がある時の「提案」の形で
➡Oさんのように明らかな間違いを押し付けてはいけない。自分流でやってほしいプライドは、持ってはいけない。後で必ず軽蔑されるから。
●苦労は買ってでもしろ・努力は裏切らないは大ウソ!
➡日本語には「徒労」という単語が存在する。努力でどうにもならない事はたくさんある。
➡むしろ「努力の方向が間違っていないか、検証してから努力しろ」といえる(西村博之さんの記事も参考になります)

転勤・転職は恥ではない、むしろプラスだと思っています(この記事を参照)。それは貴方が「新しい物に順応してきた回数」ですからね。

努力すれば何とかなるは嘘だなって、このOさんから学びました。とにかく目の前のOさんに好かれる努力は、おそらくこれ以上やっても無駄だったでしょう。それよりもいかに自分向きの環境をさがすか、その努力(転勤願いや転職活動)をするべきだなと。

また生活の例をだせば、洗濯をすごく頑張るとします。洗濯して、干して、取り込んで、また畳んで。毎日なにも考えずに洗濯を頑張るのではなく、どうすれば同じ結果(きれいな服)が得られて楽なのか、考えるべきです。この場合は、洗濯乾燥機を捜す努力をすれば、もう洗濯の手間は激減ですよね。

後日談

実はこのC店舗が名古屋市の都会で、田舎に行きたいと別の大手チェーンの田舎店に転職しました’(この記事と、この記事を参照)。そこでもまた、ひと悶着あったりしました。僕は本当にコミュ障かもしれませんね。でも今は、愛する家族と楽しい職場に恵まれ、友達も沢山できて幸せ者です。

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