配当チャンピオン(≒配当貴族)に限らず、連続増配は長いほどいい!

分析方法

配当チャンピオン(≒配当貴族)の連続増配年数とリターン

配当チャンピオンの2011年末時点での連続増配年数の長さと、5年後のリターンを比較したいと思います。

明らかに、連続増配年数が長いほど、リターンがよくなります。こんなのたまたまでは?と思うかもしれないので、こんどは10年後リターンをのせます。

今度も同じく、連続増配年数が長いほど高リターンです。しかも、さっきよりも差が大きくなっているの解るでしょうか?

世の中で「配当貴族(連続増配25年以上でS&P500採用)より、配当王(連続増配50年以上)のほうがリターンがいい」などと言われていますが、全くその通りです。

今度は配当チャンピオンではなく、市場全体VS連続増配10年以上に企業で比較してみます。前者はS&P500指数、後者はVIGというETF(連続増配10年以上の企業で構成されるファンド、時価総額が大きい企業ほど寄与度が大きい)です。

これは2006年(VIGの設定年)~2021年6月のトータルリターン推移です。連続増配10年に絞っただけで、年率リターンが1.3%も上昇。最終リターンも2800➡3300と、大幅に増えております。

ということは、配当チャンピオンに限らず、少しでも連続増配年数が長いほどイイって事なんです。

【結論】
●配当チャンピオンに限らず、連続増配年数が長いほど、リターンは良い。

実は超長期で・米国株全体でで『高配当ほど高リターン』であることをつきとめたのは、ジェレミー・シーゲル博士でした。この著書『株式投資の未来』のなかでも触れられています。

【配当チャンピオンの10年検証から見えたこと】

配当チャンピオン(≒配当貴族)は、そうでない銘柄よりもリターンがよくオススメ!

配当チャンピオン(≒配当貴族)にかぎらず、配当金がでたらすぐに再投資せよ!!

配当チャンピオン(≒配当貴族)に限らず、下落したからといって損切するな!!

配当チャンピオンに限らず連続増配年数が長いほど、リターンは良い

「2011~2021年」・「配当チャンピオン」に限ると、配当利回りの高さとリターンは逆の関係だった。
 ・・しかし「超長期間」・「全銘柄」でみると、やはり配当利回りの高さがリターンの高さにつながる。

「2011~2021年」・「配当チャンピオン」に限ると、PERとリターンは無関係
 ・・しかし「超長期間」・「全銘柄」でみると、やはりPERの低さがリターンの高さにつながる

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