東海三県や、関西圏のスキーヤー・スノーボーダーにオススメなのが奥美濃エリアのスキー場です。
【奥美濃エリアスキー場の特徴】
●アクセスが良好(名古屋中心部から2時間・京都から3時間で到着できる)
※日帰り可能
●雪質最良で、到着後ガッカリするリスク低め
●規模が大きい・:パークアイテムも豊富
●売店も充実したところが多い
●料金・物価が長野・新潟・関東圏よりも安い場合が多い
この通りでして、名古屋圏・関西圏の方たちは奥美濃エリアへ行けば間違いありません。
※管理人も名古屋圏在住でして、色々行って「岐阜県の奥美濃がイチバンだなぁ」と感じている次第です
めいほうスキー場について
奥美濃エリアの中でも、迷ったらココといえるスキー場です。
アクセスのしやすさ
最寄IC | 郡上八幡ICから35分 | ICからは遠い。 |
道中の除雪 | 行き届いてる | ほぼ一本道の県道の為。 |
アクセス道路 | 走りやすい | ヘアピンカーブ無 片側1車線が確保されてる |
アクセスは郡上八幡ICから35分といかにも遠いですが、その間ヘアピンカーブ・急坂は殆どなく、ずっと2車線です。除雪は行き届いていて、雪道に自信ない人でも比較的ラクです。さらにはこの方面のスキー場はめいほう一か所しかなく、その為あまり渋滞しません。ICからの距離だけでみるとアクセス悪そうなんですが、上記の通りで逆に運転しやすい印象です(とくに土日祝は雲泥の差)。
スポーツ用品店はムラサキスポーツですが、これがボーダーなら何でも手に入ります。ボーダーなら板まで現地調達できてしまいます(管理人スキーヤーなので羨ましい!)。スキーヤーでも手袋・パスケース・板ワックス・ヘルメットといった小物なら買えます(板とウエアはないです)。管理人はパスケースもここで買っています。
ご飯ものは「雪音(ゆきおと)」で買えますが、あまり充実していません(菓子パンくらいでおにぎりは全くないです)。まぁめいほうは屋外のキッチンカー・ゲレンデ最下部の買い食いスポットがあるのでいいですが・・・。
ゲレンデスペック
文句なしにエリア最強です。
最長滑走 | 5000m | 岐阜県~西日本で最大 |
標高差 | 700m(1600~900m) | 岐阜県~西日本で最大 |
営業期間 | 12月中旬~4月第1週 | 例年の営業期間です |
ゲレンデ 気温・積雪 | 奥美濃エリアで一番寒い。 積雪量は他と同じ。 | 奥美濃エリアトップクラスですが 湯沢・野沢温泉・白馬エリア等 には適わないです |
降雪機・ 造雪機 | 造雪機(アイスクラッシャー)無し 降雪機のみあり | 上級コース以外は降雪機でいつも滑れる エリアいち低温なので、稼働日数も多い |
穴場コース | 有り! 第4クワッド下 β1000、β900コース | みんなα5000目指すし、初級者コース がほぼ無いので穴場になる |
リフト料金 | 平日4700円( 休日5500円( | 高価。 株主優待券で1500円引き。 |
最長滑走5000mは岐阜県~西日本のゲレンデ最長です。しかもただ長いだけじゃなくて、狭くなく、傾斜も緩すぎず、滑りやすいです。(ほぼ同距離の高鷲スノーパークの4800mは傾斜緩すぎたり、途中で中級車コースがクロスしていたりでやや滑りにくい)
お得なチケット情報
料金やや高めですが、株主優待券があると安くなります。管理人は下記の通り、毎年8枚の割引券をゲットしています(よく職場の看護師さんにあげてます)。
株主優待券をGETする方法
「日本スキー場開発」7月末に100株所持していれば、5枚ゲット
「日本駐車場開発」7月末に1000株所持していれば、3枚ゲット
日本スキー場開発は1株650円くらい×100株で、65000円くらい
日本駐車場開発は1株170円くらい×1000株で、17万円くらいで優待GET
●レディースデー:ありません
●半額デー:ありません
●小学生以下のこどもシーズン券:1500円
実は、小学生以下のシーズン券が1500円と激安です。(※NS Kidsプログラム。12月中旬までで先着順ですが)
売店・スキー用品の現地調達
スキー用品(ボード用品) | センター1F ムラサキスポーツ | ワックス・板ベルト・帽子・ウエア・ ボード板・なんでも揃う スキー用ウエア・板・ストックは無い |
食べ物系 | センター1F 雪音(ゆきおと) | 食べ物は菓子パン+ハム系 でご飯派に物足りない |
おみやげ | センター1F 雪音(ゆきおと) | 高山土産・めいほうみやげあり めいほうフランク・ハムが名物です |
手ぶらで行っても大丈夫ですよ。現地でレンタル可能だし、ムラサキスポーツでボーダーならなんでも買えます。ムラサキスポーツといえばボーダーグッズショップなので、スキーヤーには物足りないかと思います。もうちょっと置いてくれてもいいとは思いますが・・・。
食べ物はちょっと品揃え悪いです。おにぎりは手に入りません。
幼児・初心者と行く場合
託児 | 09:00~12:00、13:00~16:00 3時間3000円、6時間5000円 | 2歳以上限定 (託児料金はトップクラスの安さ) |
キッズパーク | 2歳以上1200円 | 高価 アイテム・広さはエリア最大 |
初心者 練習バーン | 第三クワッドすぎてすぐの場所 (ステップアップゾーンの名前) | 初心者練習バーンでも スキーヤーが高速で滑ってる ベルトコンベア有 |
幼児のスクール | ①10:00~11:40 ③13:00~14:40 1コマ4,600円 | 「ひつじのショーンスノーキャンプ」 年長~小6まで受け入れ |
託児可能なので、「子供は託児・大人だけで滑る」が可能です!しかもさすが岐阜エリアでして、託児料金は安く6時間5000円です。(白馬・湯沢だと3時間5000円とかかかりますよ)
幼児をゲレンデデビューさせるには不適当です。というのは初心者練習バーンが遠く、しかも普通のスキーヤーが横を高速で滑走しているからです。真っ平な場所が第三クワッド手前にありますが、ここは狭すぎるし傾斜ナシなので滑る練習にはなりません。
幼児ゲレンデデビューにも向きます。2021~22年シーズンに突如登場した「イージーライン」があるからです。ここは初心者練習ゾーン(ステップアップゾーンの名前)でして、ベルトコンベア付でしかも無料・そしてセンターハウスからも近いです。更にめいほうは託児ルームもあるため、一人託児して一人を親2人でかかりっきりで教えられます(これができるのはめいほうのみ)。さらに言うと、上達してリフト乗りたいなとなったらポイント券購入までできます(めいほうにはポイント券まであります)。
幼児のスキースクールさせるには、年長でないとダメです。プライベートレッスンでも、基本受けていないそうです(インストラクター確認すみ)。
キッズパークで遊ばせるには、不自由しないです。ソリの他に「スノーストライダー」「チュービング」も有る上、ベルトコンベアで楽々登れます。これだけ充実ぶりは西日本エリアNo.1・・・でしたが、2023年シーズンより高鷲スノーパークの「ユキノス」が上位互換になってしまいました(上位の部分:料金が1000円と安い・センターハウスから近い)。
【めいほうスキー場に子連れで来る場合】
●小さい子供2人居ても、一人託児・一人を大人2人がかりで教えられる
●キッズパークは楽しくオススメ。広さ・アイテム充実は(高鷲スノーパークと並んで)No.1で飽きがこない。
スキー場毎の幼児向け度合い比較
●ステップアップゾーンについて●
無料なのに、こんな屋根付きのエスカレーターが付いていて便利。
他のスキー場はこういうのが有料(ホワイトピアは500円、鷲ヶ岳やウイングヒルズは1000円)なのを考えると破格です。ですから子供にスキー教える時、リフト券やベルトコンベア券買っちゃったけど子供がやる気なし…となった時も安心です。(私も友人家族と子供を連れて行くとき、このステップアップゾーンのお陰で安心でした)
ただし・・・このベルトコンベア、遅い。どのくらい遅いかというと、5歳の子供がスキー板を担いで登るよりも遅いのです。そして頻繁に止まってしまい、板を持ったままコンベアの上を登ってく人々をよく見かけました。
雰囲気としてはこんな感じで、勿論他のエリアからは入れないので高速滑走者は絶対いません。とっても安全です。
スキー場内・周辺の宿泊施設
スキー場内 宿泊施設 | 無し | 駐車場に停めるなら、車中泊しかない |
スキー場内には宿泊施設がありません。
車中泊する場合
そもそも極寒のスキー場駐車場で何で車中泊?と感じるかもしれません。あえてスキー場車中泊する理由はこちらにのせました。
<めいほうスキー場 車中泊スペック>
車中泊の可否 | OK | 第一駐車場は車中泊だらけ |
駐車場の傾斜 | ほぼ無 | ココの駐車場はどこも平ら 管理人も快適に車中泊出来た |
夜間のトイレ | 毎日24Hr開放 | レンタル棟横のトイレは毎日 自然体験センターのトイレは休前日 に24Hr開放 |
最寄コンビニ | 車で25分 | デイリーヤマザキ八幡初納店 結構遠い |
最寄温泉 | 車で5分 | 湯星館(700円) |
その他 | コインランドリーは車で30分の パウメトウ郡上八幡店 |
めいほうには、ゲレンデ内宿泊施設がありません。車中泊できるかというと可能で、宿泊日数分の着替えと食材さえそろえておけばなんとかなります。
【めいほうスキー場での車中泊】
●準備さえしておけば、車中泊しやすい
(準備:食材・着替えなど)
●エリア一番の低温なので、防寒対策は念入りに。
最寄コンビニ:デイリーヤマザキ八幡初納店です。
道路があまりくねらず(めいほうアクセス道はドライバーに優しいんです)、渋滞もないので結構スピードだせて、実際は23分くらいでつきます(それでも遠いけど)。勿論24時間営業です。目印は「せせらぎ街道 最後のコンビニ」の看板なのと、八幡IC降りてからデイリーはここしかない事です。
最寄の温泉:「明宝温泉 湯星館」です。
値段も600円と良心的で、JAF会員証で更に50円引きになります。食事可能・しかも名物の「めいほうけいちゃん」「トマトケチャップ」「めいほうフランク・ハム」も食べられます。温泉の質の良さも、湯めぐりつくした管理人としては奥美濃No.1だと思っています。(友達と1時間以上入っていても、しっとりして体がかゆくならない)
【利用料】 | 600円 |
【営業時間】 | <全日> 10:00~21:00 (最終受付20:30) |
【食事】 | 同一建物で可能 |
最寄の温泉:「ゲンキー 初納店」です。
山の中にあるわりには結構大きくて品揃え豊富です。というかめいほう方面からきて、最初にある大型の商業施設なので品揃えがよく、生鮮品なども豊富です。おにぎり系は流石によるありませんが、前泊するさいは助かると思います。
営業時間 | 09:00~21:00 |
車中泊をされる方、こちらも参考にください。
【独断で結論】めいほうスキー場は、こんな人向き
車中泊 | 〇 | デメリットは最寄コンビニ・ コインランドリーが遠い事くらい あとは高得点 |
初心者デビュー | ◎ | 初心者練習バーンは2カ所とも遠いが、 危険性なし。 ステップアップゾーンのコンベアは何と無料 |
幼児連れてく | ◎ | 託児ありしかも安い キッズパークのバリエーションは飽きない |
上級者 | 〇 | γ800、γ900と滑りごたえ抜群 記録的暖冬の年はオープンしない |
ゲレンデスペック | ◎ | 西日本でみても最強 最長滑走5000m、しかも降雪機が多い 中級上級穴場コースとも完備 混雑度合いもダイナランド・スノーパーク以下 |
運転に自信ないけどスキー場行きたい方、比較的行きやすいです。
幼児を託児して大人だけスキーしたい方。託児スキーはトップレベルに安いのでオススメです。
キッズパークで雪上アクティビティしたい方。アクティビティの種類も多いですし、しかも2歳未満は無料です。1200円はちょっと高いし、センターハウスとは別棟(自然体験センター)なのが難点ですが。
初心者にもオススメできます。なぜなら「ステップアップゾーン」のコンベアがなんと無料開放されているからです。それ以外にももう一か所、無料練習ゾーンあります。遠いのが難点ですが。
最高の雪質を求める方。オープン期間は短めだから雪質も暖かくて悪いのでは・・・と思いがちですが逆で、とてもいいです。
(車中泊の場合)食材と日数分の着替えを準備できてる方ならOK。
・・・他のゲレンデやコンビニ・コインランドリーが遠い事と、ゲレンデ内宿泊できない事くらいが欠点です。あとはどれをとっても高得点で、「スキー場ならとりあえずめいほう」と言っても大丈夫な位です。(あとは高鷲スノーパークもオススメですが、混雑しすぎることが欠点です)
(おまけ) めいほうスキー場 シーズン券について
価格 | 10月末まで購入で36000円 その後購入で60000円 |
同伴者リフト料 | 同伴4人まで 大人は1500円引き 子供は500円引き |
他スキー場 割引券 | 5枚あり。 割引券提出+シーズン券見せる ことで半額に。 ※転売できない |
レストラン 割引 | 有り。センターレストラン、 αレストランで3割引きに。 |
シーズン券を購入すると、おまけで頂けるパンフレット類は以下の通り。
コメント