【車中泊DIY】サイドテーブルを自作DIY※ハイエース・キャラバンなど

車中泊

ハイエースやキャラバンで使える、荷室のテーブル(リアサイドテーブル)を安く作ります。

普段荷室なんて使わない(セカンドテーブルだけで十分)なんて方も見えると思いますが、実はそこそこ役に立ちます(管理人体験済み)。

【荷室テーブルの普段使い】
●3列シートにしている人・キャラバンワゴンの方は後ろ席の人に便利
●セカンドテーブルで食べられるのはせいぜい3人・・4人目食べる時便利
●リアの大窓から景色を眺めて食べられる

【荷室テーブルの車中泊使い】
●水飲みたいときに便利
●スマホやタブレットのスタンドとしても優秀
●スマホや車のキーや眼鏡置き場として使いやすい(見失いにくい)

荷室テーブルといえども、買うと結構な値段します。

・・これ私がもし買う場合なら選びます(もしDIYの場所がなければ買ってます)。もちろん製品なので綺麗ですし、使い勝手もいいです。ですが、少しでも安く上げたい方が自作も考えるはずです。

以下は荷室テーブルを、自作する場合の方向け記事となります。

荷室テーブルの作り方

板とブラケットとネジの値段だけなら、5000円以下で作れます。

【荷室テーブルの材料】
●ラワン合板orパイン集成材(150㎜幅×600㎜長さ程度) >>テーブル天板にする
●木の板なんでも(150㎜幅×250㎜長さ以上) >>テーブル天板を受け止めるサイド板。
●M6ネジ(長さ30㎜・頭が六角のもの)×2個 >>サイド板をユーティリティナットに固定する為。
●M6ネジ用のチェンジノブ×2個 >>M6ネジブラケットを工具無で脱着する為に必要。
●水性ウレタンニス >>テーブル天板のササクレ防止&汚れに強くする
●ブラケット×2個 >>テーブル天板を車体ユーティリティナットに固定する為
●カップホルダー >>ドリンクをテーブルに立てて置く用に

【荷室テーブル作りに必要な道具】
●電動ドリルドライバー >>穴あけ
●6.5㎜ドリルビット
 (出来れば直径88㎜対応の自斎錐) >>穴あけ
●サンダー(電動やすり) >>天板のササクレや凹凸を滑らかにする
●無泡ローラーorハケ >>ニス塗るため

※木の板は、ちょっとした端切れや端材でも十分です。材料費は全然かかりません。

まず、完成図はこんな感じです。

荷室テーブルのサイズ感

これを作るために、順次すすめていきます。

【①テーブル天板・サイド板・ブラケットを用意する】

木の板をカットして準備します。

荷室テーブル(リアサイドテーブル)完成図

まずメインとなる天板。木の板は600㎜長さ(910㎜程度あってもOk)×150㎜幅にカットします。

※図では杉の構造用合板使ってしまってますが、柔らかすぎてへこんだりササクレが出やすく、使いにくい。テーブル天板として売られている、ラワン合板かパイン集成材が安定するのでオススメです。

サイド板は、ユーティリティナット固定するための幅が必要です。250㎜以上の長さ×150㎜幅くらい必要になります。

テーブルを車体固定するための六角M6ネジ&チェンジノブ

今度は、サイド板を車体ユーティリティナットに固定します。M6ネジ300㎜程度必要です。また六角頭を選ぶのは、チェンジノブをつけて手回し可能にするためです。(まだ固定してはいけません)

今度はテーブル天板×サイド板をつなぐブラケットを用意します。これは100均のブラケットで十分です。(まだつないではいけません)

・・・以上でテーブル天板を、車体に取り付け固定出来る様になります。しかし、このままではテーブルが使いにくいです。天板はササクレだらけだしスープやジュースこぼしたらしみ込んでしまいます。カップホルダーもないのでとくに運転中にドリンクがこぼれやすいです。

・・・そこで、ここから加工していきます。

水性ウレタンニスを塗る(無泡ローラーを使用)

テーブル天板とサイド板にニスを塗ります。この時使うのは「水性ウレタンニス」です。ぬる道具は「無泡ローラー」がベストです。これだと泡ができにくく、きれいに塗る事ができます

水性ウレタンニスはホームセンターにもありますが、高いです。Amazonで無料配送で、4割引きくらいで買えてとってもお得ですのでどうぞ。

このローラー本体+無泡はけのセットは、まずホームセンターでは市販されていません。このはけ部分がダメになっても替えがホームセンターで簡単にみつかります。無泡だと乱雑にぬっても綺麗に仕上がるので、おすすめですよ。

ニス塗った後で、サンダー掛けする

ニスを塗るとササクレはできますがガチガチに固まります。乾くともう水はしみ込みません。このガチガチに固まったササクレを、サンダーがけして滑らかにします。今回は#100くらいを使います。

 ※この程度の面積ならサンダーでなく紙やすりをスポンジに巻いてかけてもOKですが、これ以外にも色々作る方はサンダー購入をおすすめします。サンダーは個人的に安物でも十分だと思っています。これ4000円もしませんが充分で、市販の紙やすりを切ってはめ込んでも使えるので部品代も安いです。

サンダーがけで出てくるニス・ササクレの粉を吹き飛ばしたら、再度ウレタンニス塗りです。2回目のニス塗りはもう、テーブル天板だけで十分です(サイド板はそんなに綺麗じゃなくていい、第一ニスが勿体ないです)

乾いたらまたサンダーがけですが、今度はササクレが殆ど無いので#320~400くらいでOKです。完璧を目指すなら更に#1000くらいの細かいヤスリをかけましょう。

その後は、カップホルダーの円形穴を天板にあけます。

カップラーメンも入れたい➡直径8.8㎜

ペットボトルだけでOk➡直径7.2㎝

となります。ちなみに私は直径8.8㎜穴を空けています。カップホルダーの穴を空けるには、「電動ドリル+ドリルビットか自在錐」のセットが必要です。

自在錐はなかなか持ってる人少ないと思うので、現実的には電動ドリル+ドリルビットでしょう。丸い穴開けはコツがあります。

【電動ドリル+ドリルビットで円形穴開け】
●穴あけする天板にコンパスで印うつ
 ※8.8mm穴目指すなら8.8㎜の印つける
●コンパスの印より少し内側に、細いドリルで穴をいくつもあける
●細いドリル穴に、太いドリルをいれて穴を拡げる
●ドリルのとげとげを、金属ヤスリかジグソーで削る。
 ※最初のコンパス穴ギリギリまで削る。
 ※トリマーはやめた方がいい・穴の調節が難しい

カップホルダーは、これが安くてオススメです。カップラーメンもスッポリ入るサイズで、もちろんペットボトル水も安定して入ります。

・・これで、あとは組み立てるだけです。お疲れさまでした。

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