車中泊の行先と目的
鷹巣海水浴場(福井県福井市)
に行ってきました。
2022年8月26日夜~27日にかけてです。
管理人と、4歳の子供と2人で海水浴車中泊です。子供をつれて行くので、失敗して『もうパパなとなんか(車中泊なんか)ヤダぁ~』とならない様、万全に準備していきました。
●夏の車中泊は暑苦しい?
➡潮風が結構あるので、そこまで暑くないです。風がある分、気温表示ほどではないなと思います。
●潮風で車だめになる?
➡車で砂浜に入らないようにします。これだけでもかなり対策になります。
車中泊タイムテーブル
【1日目】 | 8月26日(金曜日) | 外気温 |
【前日までに積込み】 <海遊びセット> トレンカ(日焼&擦り傷防止タイツ)・水着 ・UVカットパーカー・マリンハット・ゴーグル ・ビーチサンダル(クロックスが最強) ・牛乳パック・ゴーグル・砂場セット・スコップ <車に置く道具> ・水タンク20L×2本・洗面器とバケツ ・シャワーカーテン・スノコ・ハンガー 夏の車中泊準備(タオルケットと枕と敷パッド) バスタオル(巻きタオル)・2泊分の下着・服も準備 | ||
20:40 | まずクーラーボックスに下記を準備する。 <積込む食材> ・常温ミルク200入×2本・野菜ジュース小分け2本 ・小分けのパン・アンパンマン野菜パン・バナナ4本 ・凍ったペットボトル水沢山 ・小分けのヨーグルト、チーズちくわ、 ・ミルクをストローマグに入れ1人分 (出発直前にトイレすませる) | |
23:45 | 車中泊場所に到着 (三里浜緩衝緑地公園駐車場) | 25℃ |
車を車中泊モードにする トイレすませる | ||
24:10 | 就寝 | 24℃ |
【2日目】 | 8月27日(土曜日) | |
07:00 | 起床(海の朝日を見ながら) | 22℃ |
07:20 | 鷹巣海水浴場へ移動する。 海の家所有の駐車場へいく。1000円。 | |
トイレすませる 朝食準備 | ||
07:40 | 朝食 | |
歯磨き 水着に着替える 海遊びセットを持つ | ||
08:40 | 海水浴場の浜辺に出発する | 27℃ |
テトラポット内の波の無い所で遊ぶ 浮き輪で浮かぶ等(の筈ができず)。 「掘って池作り」「貝殻・シーグラス拾い」「カニ探し」 など別の遊びをする。 | ||
09:30 | 海遊び終わり 車リアにシャワーカーテン+スノコしいて着替え ハンガーラックにバスタオルと着替え掛けて置く 水着脱いでタンクの水で洗い流し、着替える 水着やおもちゃはタンクの水で洗い流す | 28℃ |
10:00 | 勝山にむけて出発 | |
11:00 | 勝山恐竜の森へ到着 | 29℃ |
12:30 | 昼食 | 30℃ |
出発前にトイレ 子供は道中でミルク飲ませつつ動画みせる | ||
15:00 | 道の駅やまと温泉「やすらぎ館」へ | 28℃ |
17:30 | 帰宅 |
※車中泊で海水浴としたのは、駐車場の良い場所をとれるからです。駐車場が狭い為です。
道中の様子
夏の真夜中なので、湿度が上がっていて出発時は蒸し暑いです。ですがクーラーが昼よりも効きやすいので、それほど苦痛にはなりません。日差しもありませんし。
夜中なので昼間とちがって道路ガラガラ。高速道路は使いませんが、郊外の信号少ない道を走ればスイスイです。夜中の移動はクーラー分の燃費も、ストップ&ゴーのない分も、高速いらないこともオトクになりますね。
車中泊場所
今回は「三里浜緩衝緑地」の駐車場にしました。ここは鷹巣海水浴場までは近くですが、潮風にあたりません(車にやさしい)。


夜間開放された駐車場ですので、夜間の職質などもありませんでした。トイレは少し遠くてライトもなにもないので、夜間トイレの為に起きる時は勇気がいるかと思います。

寝心地は・・・
聞こえる音は、時々とおる車の音だけでした。最低気温は23℃でしたが、この位だと窓開け+扇風機1台+夏用寝具の対策だけで十分寝れます。快適で朝まで目覚めませんでした。

寝具は・・・
家で普通につかっているコットンの敷パッド+タオルケットです。枕も家のそば殻枕を人数分もってきただけ。車中泊用のセットはありません(夏の車中泊は冬と違って家のものそのまま使える)。

あとは暑さ対策を万全にしています(別記事参照)。車載扇風機+網戸 は効果バツグンで、23℃のわりにかなり快適に寝付けました。(天井の打ち水はしませんでしたがするまでもない位でした)
以前使っていたひんやりジェルシートは、開始1時間で冷感を失って、ただべたべたするだけだったので失敗です(1時間もすると温感に変わっていますよ)。しかも、何回も使うととにかくクサイです。個人的感想なのですが、存在そのものが疑われます。
最低気温23度くらいなのでクーラーなしでもねれるギリギリくらいでした。この位の気温が限界ですね。これより暖かいと、今度は寝付けないでしょう。
車中泊の様子
車中泊人数
今回は管理人+4歳の子供なので、こんな感じです。
(実際の写真をのせる)
・・・見ての通り、就寝スペースが荷室だけで完結しています。座席は全部そのままだし、荷物も二段ベッドやベッドキット下の収納につめるので、移動にも困りません。だから走行モード➡寝るモードでのベッドメイキングは全然時間掛かりません。



見ての取り、寝袋などしいて二段ベッドをくんで、浮き輪を動かしただけです。
ちなみにベッドキットの収納はこうなっています。

ベッドキット内の写真はこちらです。





【前回車中泊の反省点】
●ベッドメイキングに時間かかりすぎる
➡荷室だけでベッドスペースが完了する車に変更。日産キャラバンへ(トヨタのハイエースでも同様にできます)どうしても広い車じゃないと、時間掛かってしまいます。
●ひんやり冷感シートはべとべとして役に立たない。寝苦しい。
➡使わない。寝具はコットンで揃えた。夜間は扇風機回し続ける。フロント・セカンドシート・ハッチバックの網戸を空ける。(後述)
●収納スペースが少ないと、積み込めてもどこに何があるか解らない(結構な落とし穴・これでだいぶタイムロスします)
➡キャビネット型ベッドキットを使用。これで荷物を分別しておけるのでどこに何があるのか一発でわかってタイムロスなし。
➡(もしも小さい車だったら)ルーフキャリアを作り、そこにも収納します。収納場所と箱の数が多い程に時間節約できます。
暑さ対策
車中泊した2022年8月26日(金)の夜間は、最低気温23度で熱帯夜に近かったです。それを覚悟していたので、かなり暑さ対策しています。
【暑さ対策の例】
●網戸のフル活用(フロントドア2枚・セカンドシート2枚・ハッチバック全面)+ドアストッパーで固定
●車載扇風機
●寝具はコットンの敷パッドとタオルケットを使用
・・・これだけの暑さ対策をしていますが、気温がこれ以上に高かったら車中泊できないだろうな、とおもいました。某所に気温30℃だともう寝れないと書いてありましたがその通りで、最低気温25℃は車内27℃くらいまでしか下がらないので、気温のもっとたかい22時くらいは28~9℃あって苦しいのです。家のエアコンの力って、偉大ですよね。
ちなみにこちらに、暑さ対策についてまとめました。

食事
もし前泊時に深夜入りじゃなければ、現地のドラッグストアや24時間スーパーで調達してもいいでしょう。
私達は深夜入りなので現地スーパーがつかえず、すべて持込ました。その内容はこちらです。
ちなみに今時の大型ドラッグストアは食材が豊富で、スーパー顔負けですよ。こんなにも売っています。
【GENKYやクスリのアオキにある常温品】
●水・ペットボトルジュース・常温OK牛乳・野菜ジュース
●くだもの全般(みかん・バナナは日持ちよく包丁無でたべれて便利)
●スープパスタ
●パン類なんでも
●常温OKチーズケーキ
●常温OKチーズカマボコ
●トマト
●おにぎり(19時くらいには売り切れだが)
ちなみに鷹巣海水浴場(と三里浜緩衝緑地公園)、近くのコンビニが便利です。


コンビニなのに、浮き輪や日焼け止めが豊富に売っています。買い忘れたお客さんの為なのでしょう。そして夜間なので混雑せず、新鮮なおかずがガラガラの店内で選び放題でした。27日の10時くらいに通った時は、駐車場いっぱいで入り難そうな感じでしたから。ただし、価格帯はスーパーやホームセンターで買うよりずっと割高で、例えば120㎝浮き輪が3980円もしました。
服装や道具
【寝る時の服装】
●夏用のパジャマ(なるべく普段着使いできそうなデザインで)
【海水浴中の服装】
●トレンカ(日焼&擦り傷防止タイツ)
●水着
●UVカットパーカー
●マリンハット
●ゴーグル
●ビーチサンダル(クロックスが最強)
〇耐水日焼け止め
〇虫よけミスト
【海水浴後にきる服・使う物】
●普段着+かえの下着
〇巻きタオル(ラップタオル)
海水浴を子供とやる工夫
【海水浴で気を付けたこと】
●水が綺麗であること➡北陸はぜんぶ綺麗なのでOK
●海が遠浅であること➡子供が沈まないために。
●砂浜がある事➡砂遊び・貝広いができる為
●波消しブロックがあること➡波が怖いといわれかねない為
●人口密度が低いこと➡穴場的スポットであればOK
●浮き輪の他に砂遊びセット・スコップ・ジャムの空き瓶・牛乳パックのカラをもってく➡海に入らないと言われたら遊べない為
正直鷹巣海水浴場は、遠浅ではありません。ちょっと行くと深くなるので、大人つきっきりとなります。でも海の家があるし、開設期間は8月第3週まであり、駐車場代も1000円とあまり高くありません。
子供つれていくには行きやすいと思います。
・・・しかし、8月27日は何と海開きしていませんでした。

すべての海の家がこんな感じでした。泊まってる車は磯釣りのお客さんだけ。時々県外ナンバーの車が入ってきて、誰かが下りてまた引き返す感じでした。


当然ライフセーバーもなにも居ないので、泳ぐことは諦めました。
でも海水浴はなくとも、海水と砂で汚れてしまいました。こんな時車ハッチバックで着替えとシャワーできるのは有難かったです。海の家がなかったですからね。


車中泊して思ったこと
海水浴場(またはその近く)での車中泊はおすすめしません。万全の対策をしたとしても、最低気温24℃くらいが限界だと思います。それ以上は暑くて寝られないのでアイドリングでクーラーになってしまいます。それだとマナーが悪い。
もし朝早くから海水浴場とするなら、標高高い場所で車中泊して、起きたらすぐ海水浴場に行くのがオススメです。これなら快眠できます。
海水浴場にいくときは、電話していくのが一番いいですね。ネット情報だと、ウソが書かれている場合があります。そして「海水浴場が開いてなかった!!」となってもいいように、保険として「近くの別なスポット」をマークしておくことです。その例として管理人の場合は、帰り道に「勝山恐竜の森」があることは知っていたので、そこが保険になりました。
それと車は、やっぱりベッド設営に時間のかからない(しかも寝心地のとてもいい)ハイエース・キャラバンがおすすめです。設置・片付けの時間を節約できると、寝れる時間の確保ができますからね。管理人はキャラバン使用なのですが、キャラバンでよかったと心から思いました。
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