【車中泊DIY】キャラバン ルーフインナーバーで収納効率UP

車中泊

車の荷室スペースに、もしルーフインナーバーがあると便利になりますよ。単純に収納がふえるだけでなく、高い位置の収納は何かと便利なのです(サンダルや靴、サンシェード、お風呂セット、軽食などを収納するときの使い勝手は最高。カーテンなんかも付けれます)。

これ純正品はカッコイイのですが、とてもたかいですし、使い勝手も正直よくないです。そこで、車中泊DIYをしてみましょう。

※天井に「ユーティリティナット」がある車種でしかできません。ユーティリティナットがある車種の例として、管理人愛車の日産・NV350キャラバンで作ってみます。

※純正品だと両サイド15000円とかかかります。

【ルーフインナーバーを自作する】

ルーフインナーバーは車中泊に必須ではないですが、かなり便利な収納となります。

●高い位置の収納はとにかく便利。サンダルや靴を載せると、寝るモードになってからチョットトイレ外出のときなんかに◎(ないと置き場に困りますよ)

●服や軽い荷物を収納すると取り出しやすくなります

●バスタオル乾かす時も便利

●カーテンを垂らせます

●夏なら扇風機つけることで快適化します

●天井ライトをくっつけることもでき、夜中に本読むときなんかも活躍します。

でもルーフインナー収納は、買うと高いです。それに使い勝手もよくない。見た目はたしかにかっこいいんですが、自作してもカッコよくつくれる方法があります。

【自作①かっこよさ安さ重視】

これはドリルさえあれば簡単です。

1)1200㎜イレクターパイプを使う

2)J-102Bパーツに6㎜径ドリル穴をあける(M6ネジの穴をとおす)

3)加工したJ-102Bにパイプをとおし、両サイドにキャップして、M6ネジでユーティリティナットに固定する

これで1000円程度でルーフインナーバー収納ができます。継ぎ目らしいものが殆ど無い為、見た目も純正品そのものに見えます。

このルーフインナーバー収納、かっこよくて激安ですが、難しい。ドリル使用には技術が要るし、しょせんプラスチックジョイントなので強度がない(すぐ変形して、取り出しにくくなる)

そこで別の手を考えます。

【自作②使い勝手と強度重視】

純正品ぽさはなくなりますが、強度と使い勝手は純正品以上のものができます。値段も片側6000円程度で済むので、安いです。さらにドリルのような工具はいらず、六角レンチ1本だけとお手軽です。管理人はこちらを採用しています。

1)1200㎜イレクターパイプを使用する

2)天井のユーティリティナットに、「M6ネジのスペーサー」「YUY 225B125ZY-DM6D ミニクランプ 24mm-28mm ブラック 黒」で固定する。片側につき3カ所。

※蝶ボルトがみえてカッコ悪い(それに蝶ボルトはぶつかったら痛い)なら、蝶ボルトを外し「TRUSCO スリーロブノブナットTKN2-M6」でに交換する。

3)ステンレスパイプ直径28㎜×1200㎜を、ミニクランプに固定する。

4)ステンレスパイプの両端を養生する。

ミニクランプが780円×6本+配送料880円=5200円程度

YUY 225B125ZY-DM6D ミニクランプ 24mm-28mm ブラック 黒
24mm〜28mmのパイプに対応するミニクランプ 耐加重 60lgs 全幅 25mm 6061-T6アルミ製

スペーサーは20㎜程度・外径16㎜×6本=1500円程度

M6ネジ×40㎜ ×6本=644円(20本入りです)

ロブナットM6ネジ用 ×6本=975円(10本入りです)

φ28㎜ステンレスパイプ1200㎜×2本=2400円

※25㎜ステンレスパイプでもできますが、のちのちイレクターパイプジョイントをかませるときにできなくなります。

※天井で目立つので、ステンレスパイプをおすすめしています。オールステンレスなのでさびる心配もありません。

※1200mmは荷室天井ぎりぎりまで使える長さ、無駄が有りません。欲張って1300㎜とかにすると内装に使えてジャマになり、設置できません。

※別途でパイプキャップ(イレクターパイプ用でOK)を用意してください。

以上で、両サイド11000円程度でつくれます。パイプカッターやドリルなどの特殊工具もいりません。しかも手ネジで簡単に(六角レンチすら使わずに)パイプをはずせます。採用するならこちらを強くおすすめします。管理人もこの案を採用しています。パイプこそ腐るほど余ってるイレクターパイプ白を使っていますが・・・。

※2022年7月に、アイアンペイントで車内パイプをすべて塗りました。とってもメンドウでしたが、あの無機質でカッコ悪い感じから一気にオシャレになりました。パイプ工作はカッコ悪いと思う方、アイアンペイントもするといいですよ!

【ルーフインナーバー収納のDIY費用】

ステンレスパイプ
φ28㎜×1200㎜
@800×21600
(+配送費1200)
スペーサー
φ8㎜×厚さ20㎜
@300×61500
M6ネジ40㎜20本入り
644
644
ロブナットM6ネジ用10本入り
975
975
パイプキャップ@55×4220
ミニクランプφ24~φ28㎜@748×64488
(+配送費880)
★合計★11107

ミニクランプは「アカリセンター通販」でしか購入できません。

ほかは「楽天市場」「Amazon」で購入できます。

両サイドのルーフインナーバーは、しめて12000円程度で作れてしまいます。しかも純正に勝る部分として「バー単体で、工具無で取り出しできる」ということです。見た目は武骨ですが・・・。

安定性は折り紙付きでガチガチに固定できてます。取外しもとても簡単で、ロブナットを回すだけで外れます。白パイプ採用したのでカッコ悪いですが、実用性重視です。(管理人は後日、ステンレスパイプに交換し、アイアンペイントしました。カッコよくなりました。

サイドのバーにも沢山吊るせます。
サイドバーにパイプ架橋して、ワードロープのごとく吊るせます。
ワードロープ収納×ベッドの両立もできます。

こう収納することで、スキーでぬれたウエアや手袋などは、走行中の暖房が良く通って乾きが早いのです。冬場は乾燥までこなしてくれるので、スキー車中泊をするときは特に重宝します。

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