【セクター戦略】業種別の伸びる・伸びない とオススメ業種(シーゲル理論)

悩む人
悩む人

株投資してますが、なるべく利益を上げたいです。株の業種を選ぶのがイイって言われますが、どうしてでしょうか?

【この記事を書く管理人について】
●現役病院薬剤師。ヘルスケア株の生の情報を日常的に仕入れられる
●投資方法は現物の株のみ。それもバイ&ホールドのみ。
〇信用取引・FX・債券(ボンド)・貴金属には一切投資しない。損切せずただ機械的に買うのみのスタンス。
●投資歴10年(昔は貴金属のみやってた、株式は2019年~)、資産額1300万円程度、含み益+150万円程度
●2020年のリターンは+15%程度

こんな管理人が、解説いたします。難しい事も書きますが、最初に「初心者でもすぐ投資できる方法」も載せます。

いきなり結論:これがオススメ銘柄です(この箇所のみ2021年4月現在に限定)

銘柄名ティッカー業種11分類おすすめポイント
ノボノルディスクNVOヘルスケア◎高額医薬品に依存しない。
◎特化型製薬なのでムダな投資なく
超高収益率。
グラクソ・
スミスクライン
GSKヘルスケア◎高配当(5.8%)、しかも英国ADR
◎高額医薬品に依存しない
◎医療用医薬品・ワクチン
・一般向け医薬品(コンタック等)に分散
×成長性にやや欠ける
ブリストルマイヤーズ
・スクイブ
BMYヘルスケア◎配当貴族銘柄なので減配リスク低
◎現在割安(PER13程度)
◎伸び盛りの高額新薬を沢山持つ
×財政不安あり(超大型買収ののれん代)
バンガード・
ヘルスケアセクターETF
VHTヘルスケア◎数十社に分散の為、ノーメンテでOK
×管理手数料あり(年0.1%と低いが)
ユニリーバUL生活必需品◎配当チャンピオンなので減配リスク低
◎高配当で3.5%超・しかも英国ADR
◎化粧品・ホームケア・
食品嗜好品に分散できてる
×コロナ禍で化粧品コケたのが痛い
ブリティッシュ・
アメリカン・タバコ
BTI生活必需品◎配当チャンピオンなので減配リスク低
◎たばこ株は永続性抜群(参入障壁大)
◎アップダウン大はメリット(減配しない為)
(アップ時の含み益の増え方凄い)
◎超高配当で7.8%も・しかも英国ADR
×世界的健康志向に逆行するため、伸びしろ低
コカ・コーラKO生活必需品◎配当王銘柄なので減配リスク低
◎利益率26%と超優秀
バンガード・
生活必需品セクターETF
VDC生活必需品◎高配当
◎数十社に分散するので、倒産リスクも小さい
ロイヤルダッチシェルRDS-Bエネルギー◎3.5%前後と高配当
◎エネルギー産業は参入リスク高い
×アップダウン激しい為、瞬間的に大含み損に
なることあり(狼狽売りしない事)
バンガード・
エネルギーセクターETF
VDEエネルギー◎高配当(常時4%超え)
◎構成会社どれも低PERの為、割安
◎数十社に分散する為、
エネルギー企業に多い倒産リスクも回避

※現在の、3セクターに絞ってのものなので「永続性ある銘柄」とは別の銘柄だったりします。現在割高すぎて買えないイーライリリーやジョンソン&ジョンソン、メドトロニックなどは「現在のオススメ」ではなくなったので除外しました。

迷ったらこれらを10個、均等分散して投資すればイイと思います。いま(2021年4月現在で)比較的お買い得な物を載せました。

【選んだポイント】
●セクターを「ヘルスケア」「生活必需品」「エネルギー」に限定
●新興企業は避け、逆に50年以上前から存在する「名だたるブランド」だけに限定
●割安である事(PERが25以下)

次からは、セクター3つに絞った根拠を書いていきます。次からの部分は、2021年4月に限定されない法則です。

業種(セクター)を選ぶのがオススメ。GICS11分類でいうと「ヘルスケア」「生活必需品」「エネルギー」の業種

業種で株を選ぶことをおすすめします。具体的にはGICSの11分類でいう「ヘルスケア」「生活必需品」「エネルギー」です。

なぜならこれらの業種は1957年~2003年の推移で、リターンがとてもよかったからです。

具体的には、シーゲル博士の検証データがあります。

セクター平均リターン(年%)
ヘルスケア14.19
生活必需品13.36
情報技術11.39
エネルギー11.32
一般消費財11.09
金融10.58
資本財10.22
電気通信9.63
公共事業9.52
素材8.18
業種平均10.85

これは「株式投資の未来」にでてくる有名な表の一つですよね。「ヘルスケア」「生活必需品」「エネルギー」で、リターンの1・2・4位となっており、すべて業種平均10.85%を超えています。これはこの10年の瞬間的な話ではなくて、1957~2003年の50年ちかい統計ではっきりわかっているリターンです。

●近年2006~2020当りは、情報技術(ハイテク)セクターが伸び最大だった。なんでないの?
 > 今後ものびる保証がないからです。情報技術セクターの上位企業たちはみな、PERが30超えと超割高になってしまいました。超割高である以上、これから同じように成長せずなにかの拍子ではじける可能性が高まっています。2006年といえばドットコムバブル崩壊の余波でハイテクセクターのPERが激安で、いまはPERが高いバブルですので瞬間的にリターンが高くて当然です。この高リターンは前述の偶然が重なってのモノなので継続しにくいでしょう。
 > 別の理由として、シーゲル博士の著書で「私のポートフォリオでいつでも決まって負け組となったのは、ハイテク銘柄だ。(以下略)」との下りがありました。

またリターン第4位の「エネルギーセクター」を勧めているのは意外かもしれません。これも理由があります。

それはエネルギーセクターというのは、①他業種との相関がきわだって低いこと、②原油高時に他業種が減速してもエネルギー業種は加速できる、という特徴があります。とくに②が大事でして、原油高=ヘルスケア・生活必需品といえどもダメージ(工場稼働エネルギーや商品運搬エネルギーが高騰してしまう)ですが、原油高はエネルギー業種にとってはむしろプラスの為・他セクターでのダメージを緩和してくれるのです。おまけに常にセクター全体のPERが低いので高配当な上、バブルがはじけてダメージともなりません。

以上を勘案すると、株の業種を「ヘルスケア」「生活必需品」「エネルギー」に絞るべきです。

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