育児中でもスキーするための準備

育児中でもスキーを諦めたくない方・子供にスキーを教えたい方。子供つれてスキーしまくった管理人が、必要な準備を全部書かせていただきます。

当ページは育児中スキーするための「必要な物」についてです。実際ゲレンデでの体験談は、別記事を参照下さい。

管理人的に必要or便利 なスキーグッズ(持ち物)を紹介いたします。スキーはとにかく荷物が多くなり、準備が大変です。準備には慎重になって下さいね。

【管理人プロフィール】
●スキー場通いは10年以上・年5回以上。
●夫婦+子供でもスキー、自分+友人ともスキーへ行く。運転手も全て管理人。
●スキー技術>逆ㇵの字・カービングターンが可能。中級コースのコブ滑りを練習中。
●雪国暮らしではない。

スキー用品

必要
持ち物コメント・目安の値段
Cスキー板中古で可だが、カービングスキーを。
滑走面きれいなら10年以上もつ。
新品:40000円~、中古:10000円~
Cスキーブーツ中古でも十分。
ゴム底壊れた程度なら補修カンタン
本体のプラが割れたら買い替え(補修不可)。
新品:17000円~、中古:5000円~
Cストック中古でも十分。
Bスキーウエア新品がいい。
できればスノボ用<スキー用ウエアを選びたい
(リフト券ケースが腕に有=抱っこしても券割れ無)
新品:12000円~
Bスキー用靴下新品で。スキー(スノボ)専用を。
ブーツ締め付けで痛くなる・雪侵入に強い為。
Bグローブ新品がいい。重ね着できない部分なので、
高くてもゴアテックスを準備しましょう。
Bニット帽or
ヘルメット
新品がいい。頭の形は十人十色なので、
通販でなく実店舗で採寸購入すると失敗しない。
ヘルメットのほうが安全。
Cゴーグル中古でもいい。グラス色はオレンジ色
だと万能でオススメ。
サングラスはカッコイイが安全じゃない。

スキーするために必要な持ち物・これがないとスキーできない物です。自分で準備していく必要はありません、なぜならスキー用品はどれもB(現地で揃うが、他で使いまわし利く)かC(現地で揃う)です。準備してなくても、ゲレンデレンタルでピッタリのものが用意できるからです。

よくパンフレットなんかで「持ち物なし・準備なし手ぶらでスキーできます」

と宣伝してるのは、これらはたいてい全部レンタルできるからです。

ですが、Bで書いた持ち物はスキー場以外でも使いまわしが利く持ち物ばかりです。その例を挙げます。

スキーウエア

【スキーウエアの使いまわし】
●スキー以外にも、「来る途中でスリップ・事故した時(必ず車外にでるから)」「雪かきの時」「冬の雨・雪の時(蒸れず水も弾くのでレインコートより優秀)」で活躍します

個人的にですが、ウエアは防水性さえあればそこまで気にしなくても、と思っています。問題になるのは耐寒性よりもむしろ透湿性です。

管理人は15000円上下の安物を使用しています。めいほうスキー場山頂の―10℃でも(インナーフリースつければ)あまり寒くないのですが、問題は蒸れ。コブ滑りなどの激しい運動するとすごく汗をかいて、それが蒸れるのです。

でも逆に言えば、コブ滑りしなければそこまで汗をかかず、蒸れません。

ですから準備するなら普通に最低限の安物でいいのでは、と考えています。

スキーグローブ(いい物を使う事)

【グローブの使いまわし】
●スキー以外にも、「凍った道を歩く時(氷に素手を付くと怪我するから)」「寒い時」に普通に使えます。

グローブにはかなりこだわって下さい。理由は「手先足先は直ぐ冷える(より防寒性が必要)」「手先は重ね着できない」「水がしみ込むと痛い(防水性が必要)」だからです。

管理人的オススメ、というか必須だと思うのは「GORE-TEX」の手袋です。管理人は以前安物グローブ使っていて、水がしみ込んでいつも霜焼けしていました。冷水がしみて冷たくなるので、グローブを外して胸に手を突っ込んで(orポケットのカイロで)温めていましたよ。そして防水スプレーでは防ぎきれず、悩んでいました。

ですが先日、GORE-TEXを妻からクリスマスプレゼントで頂きました。これが物凄く快適で、コブを滑って汗をかいてもサラサラのまま。溶けた雪を触ってもしみ込まない。スキー3時間ぶっとおしで滑っても冷えず。子供を教えながら滑るので雪触る回数増えたのに、悩みまったく無し。妻には感謝しっぱなしですよ。

ですからスキーグローブだけはケチらずに、高い良いものを準備してください。

そんなゴアテックスでも、準備するならこれは最安値クラスでおすすめです(これの赤を使っています)

ニット帽・ヘルメット

【ニット帽の使いまわし】
●ヘルメットだと使いまわせません。
●普通の冬服に使えます(=冬服に使っているのそのままゲレンデでも使えます)

管理人は昔ニット帽スキーヤーでしたが、今はヘルメットスキーヤーです。ヘルメットだと冬場の自転車通勤に使えなくはないですが、やっぱり使いません。

ヘルメットにすると持ち物がかさばる・増える(ヘルメットビーニーも買わないといけない)のですが、安心感は凄いです。それに汗で濡れてもヘルメット部分の保温性で暖かい。ヘルメットのお陰で安心感だけでなくて、暖かさまで手に入りました。

ただしこれらの持ち物は、レンタルすると高くつきます。それにレンタルする時間・レンタルスペースでの感染リスクがあります。できればレンタルは避けたいところです。自分で用意して4回くらい滑れば、レンタル代の元はとれます。

【管理人の場合】
●全て自前の持ち物です。
 ○スキー板・スキーブーツ・ストック➡ヤフオクで中古購入しました。
 ○スキーウエア・グローブ・ゴーグル・ヘルメット➡楽天で新品購入しました。

スキー用品の収納について

スキー用品をそろえると、置き場所に困ります。モノが大きいからですね。

オススメは、DIYでこれら持ち物の収納場所を作る事です。中でも「イレクターパイプ(白色)」+「スペーシアのメタルジョイント(ニッケルメッキ)」で作るのがオススメです。

【スキー用品DIY収納棚のメリット】
●省スペースで、沢山のスキー用品を収納できる(天井までたっぷりと収納できる為)
●どのスキー用品でもアクセス容易に(どこに持ち物あるか一目瞭然)
●工具は六角レンチ1本でOK。(特別な工具の用意もいらない)
●拡張・高さ調節も可能。
●突っ張るので棚自体の地震対策はバッチリ(ただしスキー用品はしっかり固定する必要あり)
●雪で濡れても大丈夫(=濡れたスキー板・ブーツそのまま収納棚に干せる)
●スキー用品以外にも色々な持ち物を収納できる(リュック等)

作り方ですが、別記事に挙げさせていただきます。

スキー用品の置き場に困ったら
スキーをやる方の悩み。スキー用品置き場で、家のスペースをかなり喰って困ると思います。とくに都会のマンション暮らしの方は大いに悩むのでは。管理人も悩んでいました。 【管理人の場合】●3LDKのマンションで家族4人で住んでます●しかしスキー用品...

見た目が殺風景でイヤだと思ったら、100均の装飾をつけてもいいです。(管理人は装飾していませんが・・・)

ゲレンデで有ると便利な持ち物

必要
持ち物コメント・目安の値段
Cスキー板
バンド
板を持つならあると便利。
肩かけて運べる上、風通しいいので錆・カビしない
Cブーツ
かばん
ブーツ持つなら必要。
Bバックパック防水使用or防水スプレーしたモノを。
スキー板バンド・かばん・フリース・飲み物などを
しまえてロッカー要らず、いつでも取り出せる様に
Aインナー
フリース
体温調節しやすくなる為。
ニット・ダウンだと洗えない・収納しにくい
・水ついたらOUTの為使えない。
B自撮り棒スマホで自撮りするために使用。
三脚は雪の上では立たないので使いにくい。
ヘルメットマウントの購入検討中。
B水筒500㏄入るモノを。
あらかじめ飲み物入れてからゲレンデへ。
スキー中に暖かい物欲しくなった時に。
A非常食軽くて高カロリーなチョコレート・乾パン等。
万一遭難したときの為、三食分あれば十分。

これらはスキー場駐車場~ゲレンデ間 であると便利な持ち物です。

どの持ち物も、使いまわしが利くものが多いです。

【パックパックの使いまわし】
●登山の時
●ふだん家では非常食・非常用品を入れておいておく。

バックパックはよく「バランスが崩れるからイヤ」などと聞きますが、両手がフリーなので思ったほど干渉しません。それに後ろにこけたときのクッションにもなって、却って安心して滑れますよ。管理人はリュックしょって滑るのをもう10年以上(しかも10年前と同じリュックで)続けています。

自撮り棒

友達と2人で滑る時・自分の滑りを録画したいときに使えます。いまの流行は「ヘルメットにヘッドマウントをつけ、GoProカメラで録画」ですがそこまでしなくても・・・と思います。自撮り棒+自分のスマホカメラでもそこそこのモノは撮れますからね。

この自撮り棒のポイント
●かなり回転するので、ほしいアングルで撮影できる(背景と一緒に自分を撮影できる)
●リモコン使わなくても使える(管理人のリモコン電池は交換せず放置です)

車の準備

必要
持ち物コメント・目安の値段
Bスノーブラシ速く帰りたい方の強い味方!
車のフロントガラス積雪を素早く落とせる・
帰る時スキー板・ブーツの雪を落とせる。
エアガン渋滞も関係無し!ぜひ準備を!
Bジャンプ
スターター
スキー場でのバッテリー上がりは致命的。
スマホ等のモバイルバッテリーとしても使用可。
今どきのモノは小型ですよ。
B保温ポット2L入り以上が欲しい。
昼食時短することで、滑る時間も確保できる。
昼食のカップラーメン・スープ・紅茶の他にも
フロントガラスの氷溶かしにも使える。
保温力UPの為タオルで巻く事おすすめ。
B昼食冷えるのでカップラーメン・スープ等おすすめ。
コロナ対策で車で食べるといいです。
Bレジカゴ2個持ち物がとにかく多いので仕分けしやすくする為。
1カゴはスキー用品用。
もう1カゴは育児セット用に。
普段は勿論スーパーでの買い出し用。
Aマスク使い捨てマスクを人数分×4枚。
現地では手に入らない。汗と蒸気ですぐダメになる。

これら持ち物は、車にあると便利な持ち物ばかりです。

【管理人の持ち物は】
●スキーの時毎回、これらを持ってきます。
昼食は下記ページに挙げています。いつも通っていると同じ内容になります。
●稀に一人で来るときは、車に戻らずずっとゲレンデです。パン+水筒の紅茶を持って行って、ゲレンデ中腹レストランの片隅で食べています。

スノーブラシ

【このスノーブラシのオススメポイント】
●1000円以下と安価
●フロントガラス・リアガラスの雪を一瞬で飛ばせる
●スキー板・ブーツの雪もエアガンより早く飛ばせる
(帰り際のエアガン渋滞も関係なし)
●ふだんの生活でも、冬場の凍り付き・積雪時にすぐ車をだせるようになり便利。一家に1本あるといい。

ジャンプスターター(兼モバイルバッテリー)

【このジャンプスタータのおすすめポイント】
●車の発動回数がなかり多い
●バッテリー上がりしなくてもモバイルバッテリーとしても優秀。iPhone11Pro2回フル充電。
●充電コネクターは3分岐のものがついてきて便利(友人+自分のスマホ同時充電なんかもできました)
●モバイルバッテリーとしてはちょっと重めだけど、ジャンプスターターとしては軽量・コンパクト。
●安価で5000円以下で買えるジャンプスターターは少ない。

車の装備

必要
名称コメント・目安の値段
Aスタッドレス
タイヤ
常識です。そもそもスキー場に辿り着けません。
A四駆orFF
の足回り
四駆>FF>FRの順に安全です。
FRで着て、動けなくなった知り合いを知っています。
A満タンの
ガソリン
なるべくスキー場駐車場には満タンの車で。
万一事故(自分が安全でも対向車のスリップ等)した時
ダメージが大きいため。
Bルーフ
キャリア
長いスキー板を外に出せるだけで、乗れる人数が増えます。
板の雪払わずにすぐ帰れます。

スキー場にガソリンスタンド・車メンテ工場は当然ありませんので準備するしかありません。

よくスキー場でルーフキャリア付の車見かけるのは、板で車のスペースをかなり喰うからです。板を車載できないと5人乗りの車に3人しか乗れなかったりします。雪を飛ばさないと帰り道、板とブーツの雪でべたべたになります。

【管理人の場合】
●車はフリードスパイクのハイブリッド、FFです。
●タイヤはスタッドレス。※これでも滑る事あります。
●ルーフキャリアついていますが、4人乗る機会があまりないため使わない事も多いです。チャイルドシートが2つついているので、そこに板が干渉しなくなるのは有難いですが。キャリアは必須ではないです。

食べ物類

昼食は準備しておくとかなりラクです。

【昼食を準備しておくメリット】
●レストラン混雑での時間ロスをなくせる
●レストラン混雑でのコロナリスクを避ける

管理人おすすめで、いつも準備しているものの例です(勝手が良いので、毎回これを準備しています)。ポイントは食べもの類なのに、すべて常温保存可能なので、数日前から車に積んでおける事です。当日あわてる必要がありません。

※もちろん熱湯のみ当日沸かして保温ポット詰めておきましょう。

必要
名称コメント
A真水500mL
ペットボトル
人数分×2本あるといい。
B常温保存の
ウインナー
肉系に飢えるので。
B野菜ジュース
200mLパック
野菜系にも飢えるので。
Bみかん人数分×2個あるといい。
果物にも飢える為。
B
食パンOR
フランスパン
ご飯よりも常温保存がきく
BスープパスタKnorrのスープDELIのカップ入り。
パンと相性よく、飲んだ後捨てられる。
塩分控えめエビのトマトクリームに至っては1.5g
B子供用のパンアンパンマンの野菜スティックパン。
幼児だと喜んで食べてくれる。
Bカンパン小腹空いた時つまめるから

炭水化物系は現地でも簡単に揃います。パン類は勿論、クレープやラーメンだって買えます。ですがそのほか(肉系・野菜系)は中々そろいません。

管理人はこれらを(レジカゴでなく)コンソールサイズのボックスに詰めています。

このコンソールボックスはサイズがポイント
●車中泊したときにシートと前座席の間の隙間をうめてくれる。
※泊りスキーする人間なら車中泊と聞いてピンと来るはず
●運転席で食事するとき、コンソールにピッタリのサイズ。フタはテーブルにもなる。

育児用品の準備

前日から準備して於けるものばかりです。当日焦るのは嫌なので、ぜひ車に積み込んでおきましょう。

【育児用品は現地調達できない】
●「ファミリーゲレンデ」を謳うスキー場でも、子供用品はあまり充実していない

管理人は2歳半と半年の子供をつれて、ゲレンデへよく行きました。その時の持ち物ですが、同じく育児中にゲレンデ行きたい方には参考になるはずです。

必要
名称コメント
Aおむつ現地ではまず手に入らない。
旅程時間3時間ごとに1枚必要
A
補助便座トイレトレーニング中の場合必要。
スキー場には洋式トイレこそ多いが、
広い身障者用トイレはレアなので注意
Aおやつスキーは凄い運動量なのでお腹がすく
ドラッグストア等の長期保存パンが
おすすめ。
Aフォロー
アップミルク
短時間でかなり栄養とれて優秀
A着替えの下着子どもはよく転ぶので濡らしやすい
Aカイロ子どもは手が小さい・手袋の防寒性
いまいちだったりで手が冷えやすい
A授乳ケープ授乳や搾乳するときの目隠し。
車内でも外から丸見えの為。
車にカーテンついてれば不要です。

・・・見ての通り、子供用品は用意が全てで現地では手に入りません。だけど全て前日までに、車に積んでおけるようなものばかりです。もちろん管理人は全て、車に積んできます。

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