車中泊・キャンプでの電子レンジは現実的で最強?

車中泊するとき。もしくはキャンプするとき(最近はキャンプ場でもテントを張らず、寝る時車中泊って方が多いみたいですが)。実は電子レンジが強い味方です。

車中泊×電子レンジが強い理由

どうしてキャンプや車中泊でいきなり電子レンジなんだ、と思うかもしれません。とくに大自然で過ごすはずのキャンプに、電子レンジみたいな電子機器は相いれない・生活臭丸出しでは。と思うかもしれませんね。キャンプなんだから炭火をつかえ、なんて意見もあるかもしれません。自然の中では不便を楽しめ、と。

・・・ですが、それは理想論の話かと思います。現実論を話すと、こんなデメリットがあるかと思います。

炭火調理のイメージ

①炭火の場合の準備物。炭をいれるかまど・火鉢・着火剤・炭火用の調理器具(ダッチオーブンや焼き網など)が必要になる。

②炭火の場合の手間。上記の準備、火消し、洗濯、炭のにおいまで。

③できる場所が限られる。自宅の庭かキャンプ場でしか使えない(河原や砂浜は禁止化の風潮なので使えないと思ってください)

・・・ですがそれを理想論を捨てて、電子レンジでとしたらどうでしょうか?

①電子レンジだと使える物が家の中のモノそのままでOkになる。調理器具は不要。

②食べ物も最寄のコンビニorスーパーの冷食そのまま持ち込みでOK。

③河原や砂浜でも構わずできる。車内で電子レンジなら「道の駅」でさえも実行可能。

④準備~調理~片付けまでが圧倒的に早い

・・・そして繰り返してると解るのですが、後始末の手間です。洗い物が圧倒的に少なくなりますので、時間もとられません(何せ、殆ど家の食洗器で丸洗いできてしまいます)。

キャンプは好きだけど、片付けが丸一日かかって面倒だから行きたくない・・・って方は、是非電子レンジキャンプ(または車中泊)をご検討ください。『キャンプとは、こうあるべきだ』という美学を捨てれば、キャンプが身近になるはずです。

こんな風にして一周回って考えてみると、実は電子レンジ×キャンプ(車中泊)は凄くメリットの大きい事なのです。

車内使用できるキャンプ向き電子レンジ

はじめに言っておくのですが、キャンプのための電子レンジは殆ど存在しません(まだ市場が小さすぎます)。じゃあどうするかというと、「家のモノをそのまま持ち込む」これがカンタンです。

もちろん専用に買ってもイイと思います。その場合はこれを考えてください。

●消費ワット数が少ない

●ヘルツフリーであること(東日本の50Hz、西日本の60Hzどちらでも使える事)

●フラットテーブルであること(ターンテーブルは車内で使いにくい)

●省スペースだがコンビニ弁当程度は入るサイズ

・・・これらを満たすものとして、オススメがあります。

屋外(車内でしょうけど)なのでハード使用しますが、汚れても拭取るだけ簡単。ターンテーブルがないのではずれたり、走行時の衝撃でゆがむ心配もありません。デザインがシンプルなのはふきとるべきデコボコが少ないって事でして、それも屋外使用に向いた点です。機能としても600Wが使えますので、冷ご飯なら2分であったまりますし熱湯沸かしにもつかえます。

デザインもとてもオシャレです
本体重量13.5Kg
本体サイズ幅45.7㎝×奥行34.7㎝×高さ27.2cm
庫内サイズ横32㎝×縦33㎝×高さ18.5㎝
ヘルツ50Hz・60HzどちらもOK
(=ヘルツフリー)
使用W数と電気量800W(50Hz)/1050W(60Hz)
庫内のテーブルフラットテーブル
機能●レンジ機能●
High、Low、解凍
他の機能なし
値段2022年6月時点12000円程度

とてもコスパの良い買い物になると思います。

電子レンジのためのポータブルバッテリー

キャンプ×電子レンジともなると、ポータブルバッテリーが必要になります。

注意したいことは下記です。

●出力W数(常時1000W程度ほしい)

●純正弦波であること(電子機器が痛むため)

●容量も1000whは欲しい(電子レンジをガンガン使う為)

例えば、これがオススメです。

上記すべてを満たしています。大容量で1000Wh もあり、これなら一晩中電気毛布(240Wh程度)+スマホとPC充電(iPhone12Pro フルで10.78Wh、レッツノートSV-2 フルで20Wh)までしても、1/3も使いません。電子レンジを600wモード(消費は800W程度)で10分運転させても133Wh程度(800W ×1/6hr=133Wh)なので、二晩はもちます。

機能も十分なのですが、「天井フラットなので上にモノをおきやすい」「デザインがメカメカしくなくてオシャレ」と、違う利点もあります。

<大容量ポータブルバッテリーでできる他の事>

●家庭用電気ケトル・ドライヤーさえも使用可能

●一晩中電気毛布・スマホ充電・パソコン充電してもOK

これもキャンプ・車中泊で役に立つ特徴です。電気ケトルは車載用・家庭用とありますが家庭用のほうが消費ワットが大きい為、すぐお湯が沸きます。お湯は電子レンジでも湧きますけどね。

ドライヤーを車内で使うことは少ないでしょうが(銭湯や温泉で密をさけたい、備え付けは乾かないから嫌って場合くらい)、それすら使える位便利だって事です。

そして大事なのは、その大容量。電気毛布さえも一晩使えます(たいていの電気毛布は最大パワーで1時間40W、6時間つかっても240Wくらい)。それと並行して、スマホだって充電できてしまいます。それでも半分も減りません。大容量のポータブルバッテリーで買えるのは電子レンジを使えるだけじゃなく、安心そのものです。

<大容量ポータブルバッテリーの意外なメリット>

ポータブルバッテリーの良いところは、災害用のとても強い備えになることです。たとえば強風で停電したとき。数日停電したら冷蔵庫内はダメになります。ですがポータブルバッテリーがあれば、安心です。

電子レンジ一つでこんなに多い車中食

電子レンジを使う場合、車中食のバリエーションがすごく増えます。

●食器要らず!洗い物もゴミも少ない冷食

えんたべ より引用

このWiL Dishシリーズは「袋がさらになる」という驚異のコンセプトです。後片付けの手間も少ないスグレモノです。

<常温保存OKのもの>

●ごはん×具が一緒になったもの

・・・こういう感じの、ごはんと具剤がセットになった食器不要の食べ物。よくレトルト食材コーナーにあるやつですね。これだと常温保存OKなので車載冷蔵庫も要りません。

この商品みたいになるべく「電気使用時間の少ない物」だと、電気を節約したい車中泊旅行ではオススメです。

●カップラーメン

カップラーメンも車中食できます。お湯はどこに・・と思いますが実は、電子レンジでお湯を作れます!それを注ぐだけです。

もちろんスープはのまず、凝固剤で固めて捨てましょう。車中泊つづけるとどうしても、塩分過多になりがちなので注意して下さい。

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