【投資】貯金・生命保険・株式投資でどれがイイ?

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ちゃすけ
ちゃすけ

老後2000万円足りない発言。他人事じゃないけど、どうすれば備えられるのだろう?

おそらく若い世代はみんな、麻生大臣の「老後2000万円発言」を、気にされていると思います。それで、いろいろと備えをするかと思います。

今回はそのいろいろな備え「定額預金」「生命保険」「株式投資」について、検証してみます。

主張:老後のお金の備えは株式投資で決まり!

老後に備えるなら「定額預金」でも「生命保険」でもなく、「株式投資」がいちばんオススメです。(というか私がそうしています)

理由:受け取れる金額が大きい&確実に受け取れる

老後の備えといえば、以下の事が思い浮かぶかと思います。これらを比較しようと思います。

<月々同じ金額(14010円)を、30年間運用する>
●例1(定期預金)定期預金し続ける場合
●例2(生命保険)生命保険の死亡保障をつける場合
●例3(株式投資)株式投資し続ける場合

例1~3:老後の備えで、優秀なのはどれだ?

例1(貯金):貯金14010円/月×30年を積み立てる

あまり増えないどころか、目減りします。

なぜなら、インフレ率>>利息だからです。

インフレ率は年0.99%。預金金利は現在(2020年7月)もっとも良い「商工組合中央金庫の定期預金」で0.22%です。

<年利0.22%の定額預金で、月々14010円ずつ、30年間積み立てる場合>
●元金合計➡504万円(=1.401万×12か月×30年)
●利息➡17.6万円

これは年0.99%のインフレ率を加味していません。加味すると、こうです。

<年利0.22%の定額預金で、月々14010円ずつ、30年間積み立てる場合>
+0.99%のインフレ率を考慮すると
●元金合計➡504万円(=1.401万×12か月×30年)
●利息➡17.6万円
●目減りした額➡55.9万円
➡➡合計で438.1万円がのこる

なんと利息<目減りした額となり、減少します。現在の521.6万円は、30年後は

448.4万円ぶんの価値になってしまいます。。

例2(生命保険):死亡保険OR一般的保険をつけた場合

死亡保険の例をだします。

オ●ックス生命の、「終身保険RISE」という商品です。

●申込時に40歳男性
●死亡時・高度障害時に500万円の給付
●保険金65歳まで納付続ければ、一生涯保障がつく

こういう商品です。保険金納付は月額14010円。

Q1:では、「死亡・高度障害」をおこす確率は何%でしょうか?

➡A1:(65歳までの)死亡保険の支払い率:0.04% です。期待値でいうと500万円×0.04%=2000円。つまりほとんど受け取れません。

Q2:いっぽうで65歳になるまでに、いくら支払うのでしょうか?

➡A2:14010円×12か月×25年=4203000円

➡➡つまり65歳になるまでに殆ど死亡・高度障害にならないので保険を支払い続けると、4203000-2000=4201000円が、消える事になります。

ほとんど支払われない生命保険を、かけていて万一払われても500万円です。そして亡くなるor重度障害が出ない限り、この500万円は受け取れません。

例3(株式投資):14010円/月×30万円を積み立てる

インフレ率以上に伸びます。株式とひとくちにいっても、安定的に30年間伸び続けて今後も伸びるといえる株に投資しましょう。そののびる株の例は「S&P500指数」です。S&P500指数の伸び方は、インフレ率以上に凄いものです。

ちなみにS&P500 指数の伸び方は年率6%程度以上です。ちなみにこの指数、アメリカ株優良500社の平均値をさします。

<年利6%の株式投資で、月々14010円ずつ、30年間積み立てる場合>
●元金合計➡504万円(=1.401万×12か月×30年)
●利息➡904.5万円
➡➡合計で1408.5万円がのこる

何と元金の1.7倍もの利息が、ついてしまいます。これはインフレ率を加味していませんので、インフレ率0.99%を加味してみます。

<年利6%の株式投資で、月々14010円ずつ、30年間積み立てる場合>
+0.99%のインフレ率を考慮すると
●元金合計➡504万円(=1.401万×12か月×30年)
●利息➡904.5万円
●目減りした額➡223.9万円
➡➡合計で1147.9万円が残る

一番お金が残ります。インフレ率加味しても、元々のお金は倍以上にふくらんでしまいました。ちなみに老後2000万円問題は、現在の物価で2000万円が足りないのです。月々倍の28020円ずつ積み立てれば、余裕でクリアできるのです。

反論への理解:

そもそも例3の「年率6%の株式投資」なんでできないよ、といわれがちです。

たしかに預金だったら年率6%など、あり得ない数値です。だって高度経済成長やバブル期の預金金利よりも高いですからね。

ですが、夢ではアリマセン。実際に年率6%以上で成長しつづけた物がたしかにあります。それは「米国S&P500指数」です。これを見てください。

この丸10年間でも、2.15倍に増えています。だから2010年6月に100万円持っていたら、2020年6月には215万円に増えているって事です。年率は6%どころか、12.2%も成長しています。

これからも6%以上でのびる保障はありませんが、その確率は高いです。

なぜなら世界の新興国の色々なシェアは、アメリカ製品が占めてきているからです。

具体例をあげましょう。インドに行ってもアメリカ製のiPhoneだらけだったり、みんなグーグル検索していたりします。日用品一つとっても、アメリカP&GやJohnson&Johnson製品は世界中どこでも見られ、その国のトップシェアということも珍しくありません。人口爆発&高齢化&医療高度化のトリプルゲインで急成長する医薬品製薬市場は、やはり上位メーカーはほぼアメリカ(とスイス)です。アメリカの医薬品株はものすごく伸び続けていて前途洋々なのは、米国製薬株マニアの僕が断言できます。

今後もこうなる可能性は高いです。そんなの嘘だと思う方は、これを読んでみてください。

べつに米国株投資しなくても読むべきです。お金と株の本質が、解りやすく書かれています。貴方の大事なお金を守る為に、必要な知識がこの一冊にあります。

●どうして米国株が伸び続ける・未来も伸びるか?が確信をもてる。
↑↑僕が米国S&P500指数への投資を、自信もって勧める理由です↑↑
●株式経済と歴史を、かなり理解できる。
(●ついでに、米国株の選び方・指標の見方もわかる)

値段も1500円しません。投資家必須ともいわれる、ジェレミー・シーゲル博士の「株式投資の未来」シリーズよりもベーシックで、わかりやすい内容が書かれています。もし気が早くて米国株投資を考える方は、ついでにその選び方までわかります(僕はタイトル通りの米国株投資の技法ではなく、株の本質を具体例とともに知れる本だと思っています)

じゃあS&P500指数はどう買うの?

この優秀なS&P500指数なのですが、カンタンに買う事ができます。

①証券口座を開く(積立NISAも同時申請するといい)
②投資信託の「eMaxis Slim 米国株式(S&P500)」を捜す
 ※現時点でS&Pを最も手数料安く買える商品です。
③これを積立で買い付ける
④30年間放置する

これだけで購入完了です。あとは証券口座が勝手に、S&P500 指数を買い続けてくれます。年利6%以上の勢いで、全く手入れいらずで増えていきます。

※ちなみに僕は楽天証券の積立NISAで、この投資信託を33300円/月で、積立購入しています(中身を月1回みてニヤニヤするだけ、完全放置でノーメンテです)。

①株式口座を開くには?

オススメは「楽天証券」です。ここだと楽天カードクレジットの積立額の1%を、ポイントバックしてくれますからね。

もしくはDMM.株です。もし外国株をすこしずつ分散で買う方は、買い付け手数料が最安値のDMM.株がオススメです。僕は外国製薬株に分散投資しているので、手数料の安さにはいつも助けられています。

結論:老後の備えは株式投資で決まり!

老後の備えにオススメなのは、「定期預金」でも「生命保険」でもありません。「株式投資」です。

その株式投資も、S&P500指数を積み立てて買い続けるだけです。これで楽々です。

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