【万人向け】ロシュ(RHHBY)は買って放置に最適な業界首位株

個別銘柄(ヘルスケア>製薬株)

※現在、国内証券からでは投資できません。あのマネックスからでも不可能です。ごめんなさい。

投資をしたいけど迷う方。

ちゃすけ
投資家

不景気でも崩れない、製薬株が欲しい。ライバルに呑まれないように、業界首位でかつのびている株がいい。

そんな貴方には「ロシュ(RHHBY)」しかありません。医薬品売上はダントツTOPで、つぶされそうにない製薬株です。万人にオススメできる安定性があります。

だけど、折角大事なお金をつかって投資するなら、知っておきたいですよね?

●投資歴1年半で、コロナショックでも収益プラス
●投資スタイルは買ったら放置(2人子育てで忙しいから)
●放置したいので、安定株しか買わない・分析しない
●高収入じゃない分、生命保険・学資保険代りに資産が欲しい
●本職は病院薬剤師(抗がん剤管理担当)なので、最前線での薬・医療機器動向がわかる

そんな僕が、解説いたします。

【そもそもどんな銘柄?】

「ロシュ」ときいても日本人はピンときません。なぜなら日本では「中外製薬(ロシュ グループ)」の名前で販売しているからです。規模を把握したいので、同業種の売上も比較してみましょう。

・・・医薬品業界の時価総額は「ジョンソン&ジョンソン(JNJ)」につぐ2位です。ですがJNJは「OTC(医療用医薬品ではなく市販されている薬)」「化粧品・洗剤」「医療機器」にも分散する会社で、医療用医薬品売上は4位なんです。じゃあ1位はというと、このロシュなんです!しかも断トツです

(2015年くらいまではファイザー(PFE)でしたが・・・)

今度は売上の内訳をみてみます。

・・・医療用医薬品の中での内訳を、書きました。(医療用医薬品が売上の80%以上を占める為)内訳抗がん剤の比率が凄く高いのが解ります。これについては後ほど「詳しい売上内容」の項でかきます。

セクター(=業種)11分類でいうと「Health Care(=ヘルスケア)」ですね。当然景気敏感・ディフェンシブでいえば、ディフェンシブ株にあたります。

<スイス株に該当>
★配当金は 現地課税35%+日本課税20.375% の二重課税
★売買差益は 日本課税20.375% の単独課税のみ

●配当金はあまりださず、株価で還元してくれた方が株主に嬉しいです。具体的には「自社株買い」です。

本当に安定しているの?

とても安定しています。理由はこうです。

①売上地域が分散してるから
②不景気でも止めない物だから
③実際に配当金が、増え続けているから
④長期リターンのいい「Health Care」業種だから
 

いっぱいありますね。ひとつひとつ解説していきます。

具体的な理由

①売上地域が分散してるから

これをご覧ください。

売上が世界中に分散していますよね。分散すると、安定するんです。

なぜなら、一カ国で不祥事・被害があって売上低下しても、他の国と地域が補ってくれるからです。

投資家では有名な格言で、「卵を一つのカゴにのせるな。(沢山のカゴに分散させろ)」というのもあります。

ですから「売上分散」というのは、おおきなメリットなんです。

ちなみに、地域別の売上の伸びをみると、この通りです。

ヨーロッパは停滞ですが、ほか地域では激増しているのがわかります。

②不景気でも止めない物だから

たとえ不景気でも、ロシュの売上は安定するでしょう。

なぜなら勝負する分野が「医療用医薬品(80%超)」「診断薬(20%弱)」だからです。

具体的に考えて、「お金がないからリウマチ薬をやめる」「がんの治療を諦める」とはいわないでしょう。高額医薬品は各国とも救済制度があって、負担額に上限があるからです。自分の命を諦める人が、いるとも思えません。お金削るなら、医薬品代じゃなくて外食費だとか、レジャー費だと思うんです。

ですからロシュの売上は、不景気でも安定するはずです。

③実際に配当金が、増え続けているから

これをご覧ください。年々、配当金が増え続けている事が解ります。

ロシュは年1回配当なので、2020年もすでに満額支給されています。緑の配当金は途切れることなく、増え続けています。配当利回りがやけに低いのに気が付きますが、これは株主にとってはむしろプラスです(冒頭赤カコミのスイス株に該当、を参照)。

当然、利益も右肩上がりで伸びている会社です。

利益率が25%前後と、やはり製薬会社らしく高いです。近年低下気味ですが、これは買収繰り返して「のれん償却費」がかかる為と、設備投資がを増やしているからです。

④長期リターンのいい「Health Care」業種だから

業種的にも、オススメです。

なぜならHealth Care(ヘルスケア)の業種は、歴史的にも伸びの良かったからです。

具体的な数字をあげます。これは株式分析の権威:ジェレミー・シーゲル博士の統計からわかった、業種別の長期伸び率です。

セクター平均リターン(年%)
ヘルスケアHealth Care14.19
生活必需品Consumer Staples13.36
情報技術Information Technology11.39
エネルギーEnergy11.32
一般消費財Consumer Discretionary11.09
金融Finacials10.58
資本財Industrials10.22
電気通信Communcation Services9.63
公共事業Utilities9.52
素材Materials8.18
業種平均Average10.85

どうでしょうか?業種平均より大幅にいい14.19%の伸び率をだしています。業種的にも、伸びやすいといえます。伸びるということは、それだけ安定的だという事です。

詳しい売上内容

主要医薬品の売上と伸びはこうです。日本では「中外製薬」の名前で売っています。

Avastin®:アバスチン点滴静注用

分子標的・低分子薬でいえば分子標的薬剤です。治療病名でいえばがんです。治療間隔が2週間と長め(つまり通院頻度が少な目でよい)、重篤副作用は一時的な高血圧くらいと軽い、効果も良いと、優れた薬です。当院でも外科医が喜んで、第一選択のようにこれを使うくらいですからね。特許がきれていてバイオシミラーが続発されていますが、あまり置き換えが進まないのはプラスです(バイオシミラーは適用がん種が少ないから、切り替えたがらないんです)。

7000M.CHF=7700M.USDくらいの売上で、医薬品売上ランキングのベスト5に入ります。

Herseptin®:ハーセプチン点滴静注用

分子標的・低分子薬でいえば分子標的薬剤です。治療病名でいえばがん(胃癌・乳癌)です。治療間隔が3~5週間と長め(つまり通院頻度が少な目でよい)、副作用は初回の吐気・かゆみ症状・たまに起こる白血球減少くらい、効果も良いと、優れた薬です。当院でも外科医が好んで使っていて、副作用はどれも対処しやすいのもあって、処方頻度が年々増えてきています。

ですがこの薬、特許切れです。バイオシミラーが全く同じ特許を持つので、切替がすすんでいて将来に期待できません。当院では2018年末にバイオシミラー切替してしまいました。

6000M.CHF=6600M.USDくらいの売上で、医薬品売上ランキングのベスト10に入ります。

Rituxan®:リツキサン点滴静注用

分子標的・低分子薬でいえば分子標的薬剤です。治療病名でいえばがんです。やはり特許ぎれしていて、バイオシミラーは同じ適用をもつので切替がすすんでいます。

Perjeta®:パージェタ点滴静注用

分子標的・低分子薬でいえば分子標的薬剤です。治療病名でいえば乳がんです。治療間隔が3週間と長め(つまり通院頻度が少な目でよい)、重篤副作用はハーセプチンとほとんど同じ、効果も良いと、優れた薬です。乳癌人口と、この薬の有効性論文の本数に比例して伸びてきています。特許はあと8年位あり、新しいロシュの顔になりつつあります。

Tecentriq®:テセントリク点滴静注用

分子標的・低分子薬でいえば分子標的薬剤です。治療病名でいえばがん(肺癌・乳癌)です。治療間隔が3週間と長めで患者負担は少なめです。副作用も初回の過敏反応がほとんどで、あとは貧血・白血球減少にきをつければなんとかなります(出ても注射薬で対処できます)。発売して間もない薬で、しかもあのオプジーポと同じ「免疫チェックポイント阻害剤」で、適応拡大中です。適応拡大=テセントリクの使用が激増ですからね。

Actemra®:アクテムラ皮下注

分子標的・低分子薬でいえば分子標的薬剤です。治療病名でいえば関節リウマチです。治療間隔が4週間と長め(つまり通院頻度が少な目でよい)です。「完治させるのではなく、症状を抑え続ける」タイプの薬なので一生使い続ける必要があり、そのため使用量も多くなります。

Ocrevus®:オクレヴス

分子標的・低分子薬でいえば分子標的薬剤です。治療病名でいえば多発性硬化症です。多発性硬化症のうちで、一次進行型多発性硬化症(PPMS)に適応あるのはこれが初めてでした。米国で急拡大している薬で、他国で適応承認でればもっと凄い伸び方をするでしょう。将来のエース候補その②です。

・・・この様に主要な薬はほとんど「分子標的薬剤」です。どの病名にたいしても「分子標的」を持っていて、しかも昔から持っています。分子標的薬剤を開発して、新境地を切り開いてきたのもこの会社でした。特許長い分子標的もたくさん持っており、さらなる伸びも期待できそうです。

反論への理解

スイス株だから二重課税が重たいとよくききます。私も配当金が51%しか入らないときいて、躊躇しましたからね。

ですが二重課税は、配当金にたいしてのみ。株価の売買差益にたいしては日本の20%しかかかりません。そしてロシュは、配当金ではなく株価の伸びで株主還元してくれています。だからスイス株の重たい二重課税はほとんど無視できます。

業界トップだからもう伸びないのでは、とも考えがちです。確かにテンバガーなどに化けないでしょう。

ですが伸びないわけではないです。勝負する薬のジャンルは「抗がん剤」「多発性硬化症」「リウマチ」といった中高年でふえる疾患ばかりです。中高年人口は地球全体の人口増&高齢化でダブルで伸びているので、それに従ってのびるはずです。おまけにロシュは、ヨーロッパだけでは伸びないからとその他地域での拡販に力を入れています(先ほどの売上分散を参照)。

業界トップといえども、伸びしろは十分です。

結論:ロシュは安定感抜群の成長株

これがいえます。完全放置で、勝手に増えてほしい株が欲しいかた。この株は業界首位なので崩されにくく、さらに将来のエースも次々と育ってきているので簡単に崩れません。特定薬に依存することもありませんからね。

この通り、配当金なしの株価だけで、市場平均のS&P500を大きく上回ります。

高配当ではありませんが、株価はどんどん上がり続けています。業界トップである上、新しい薬も「こりゃ伸びるな」って分野ばかりで勝負しているので、安定感は今後も変わらないでしょう。買って放置できる製薬株が欲しい方は、ロシュをぜひ一考ください!

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