快適に車中泊をしたい。寝れなくて次の日ふらふらだったら本末転倒だから。寝心地をよくするために「車内の段差をなくせ」と言われるけど、どうしてなんだろう?
その車の段差を、どうやって解消すればいいのか?
こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
●車中泊時に気になる「段差」とは?
・・・寝るスペースの段差ですが、必ず解消してフルフラットにしましょう。
というのは、実際に寝てみてはじめて「知らなかったけど、気になるなぁ」となってくる部分だからです。(段差は普段気にならないが、いざ横になるととても気になって安眠妨害になる。段差解消が大事なのに気がつかないのは、普段我々はフラットなベッドで寝ているから)
具体的な例でいうと、ローコスト車中泊車として有名なホンダ・フリードプラス。
見たかぎり小さなこの段差も、いざ運転してみるとかなり気になってきます。そのためこの部分の段差埋めが必要になるのです。というか管理人が最初の車・日産ノートで車中泊を敢行し、段差のまま布団しいたら全く寝れず、翌日がパーになった経験があります。
段差くらい気にならないよ・・・という方。家で寝る時、布団の下に板を頭側だけ(または背中側だけ)入れて段差を作って寝てみてください。著しく気になる筈です。具体的には、寝返りうつとき。寝返ると段差の所だけ圧がかかってしまい、痛くて目が覚めるのです。
仮眠の時は席を倒しただけで寝れるから大丈夫だ・・・と思う方。仮眠と睡眠は全く別物ですから、やっぱり気になって寝付けなくなりますよ。
段差解消せずに寝ると、危険性も。エコノミークラス症候群です。寝返りが億劫になるので、体制を変えれず血栓ができやすくなります。
ですので、車中泊スペースの段差は必ず、解消してください。その位の準備は必須です。
●具体的な段差解消方法について
就寝スペースの段差なのですが、「埋める」ことで解消しましょう。
じゃあそのやり方なのですが、こんな方法があります。
バスマットは、お風呂で使う滑り止めのウレタンマットの事ですね。ホームセンターやニトリのお風呂コーナーで売っています。100均ではさすがに売っていません。これは特に1~2㎝の均等な段差がある時におすすめの段差解消方法です。さっきのホンダ・フリードプラスのような段差ですね。多少荷物になりますが(バラバラにならないので)セッティングがラクです。
座布団で解消する方法もあるのですが、これはあまりオススメしません。座布団は意外と運転中は使えないです(ずれるし、大きくて重たいし、背中にしいても背筋が痛くなるだけ)。段差解消自体はそこそこ役立つのですが、それ以外の時に役に立たないのです。
あとはクッションも、段差解消に使えます。段差というか、座面のデコボコの吸収に使えます。
管理人の例で行くと、最初の車・日産ノートの時はデコボコと段差が激しかったです。その時使ったのは、着替えや荷物の入った袋ですね。着替えがグシャッとつぶれたり、段差吸収しきれなかったりはしますが、座席の座面のようなくぼみを吸収してくれました。またサイドのすきま風対策にもなりました(冬の車中泊ではメッチャ気になりますよ!)。
●ベッドキット使用で節約できる「時間」と「寝具」について
車中泊スペースの段差解消ですが、実は「ベッドキット」を使う事で解消できてしまいます。
ベッドキットは高価でたいてい5万円以上しますが、ベッド設営の手間(段差解消➡マット➡布団しく)がすごく楽になります。なにより寝心地がいいです。車中泊といってもただレジャー目的だけではなくて、災害時の避難所としてプライバシー・セキュリティとも守られることになり(自分が車に守られるだけでなく、車自体の盗難が居続けることで防げる)、非常に心強いですよ。
実際管理人は、日産NV350キャラバンに、ベッドキットを使用して車中泊しています。寝心地は勿論フラットで家と変わりませんし、ふかふかなのでマットすら要りません。設営時間も節約できていますし、寝具も「段差解消ぐっず」「マット」とかさばる2つを節約できるのです。
もしあなたの車種にベッドキット発売されていたら、ぜひ検討下さい。
もし余力があるのであれば、自作してもいいと思います。管理人は自作しました、作り方はコチラに載せています。
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