車体の内装内部には、断熱材を仕込むのがおすすめです。(自分でやるより車屋さんに任せた方がラク。工具もいらないし3万円くらいでフル断熱してもらえます)
では内装でなく、窓部分は?それこの記事に記載します。
市販シェードを利用する方法 \30000円くらい
【車専用シェード 選び方のポイント】
●必ず車の車種・型まで適合のものを選ぶ事
(ハイエースも型は100系・200系とあり、更に標準・ワイド・スーパーロングと有り)
(型が違うと窓にハマらない、隙間風となって結局無意味)
●断熱性のよいものを選ぶ(ダメだと命取り・・・)
●耐久性のよいものを選ぶ(すぐ解れるものもあります!!)
<ダメな例>通販サイトをみていると、「車専用シェード」を謳って10000円くらいで全窓ぶん、というものをみかけます。しかしよくみるとこれが、単に銀マットを専用に切り抜いただけのモノでした。当然断熱性はありませんし、銀マットはアルミ蒸着がとれてきて更に機能低下します。(アルミ蒸着は剝れるし、、窓の断熱性もありません。R値でいうと0.8程度と話にならない)
また世の中には、専用を謳いながら実際は隙間があるタイプのシェードまであります。
<おすすめの例>
ズバリ、Aizuの断熱シェードです。(管理人が日産キャラバンに乗り換えてからはコレ使っています)まず本当にピッタリで、隙間がありません。次に耐久性もよくて、丁寧に縫われているのでハードに使っても解れないです(5年以上買い替えず使ってる方も知っています)。そして断熱性もあり、自社試験をちゃんとされています。
・・・2008年8月(夏実験)と2008年3月(冬実験)に、トヨタノアでフロント3枚セットあり/無しで比較実験したものです。凄いのは窓以外一切断熱してないのに、車内の温度上昇/低下を10℃近くも抑えたことです。断熱性もバッチリです。というか窓の断熱一つでこんなに変化するのに驚きです。
<ハイエース標準ロングの場合>
<ハイエースワイドミドルルーフの場合>
・・でもこんなフロント/リア両方で何万円も払えないよってかた。次も参考にして下さい。時間があって、几帳面な方にはオススメします。
窓型にスタイロフォームを切り抜く方法 \10580
<良いところ>
●安く作れる(カッター代込で1万円程度)
●断熱性最強(上記専用シェードなみ)
●壊れてもホームセンターで材料買える
<ダメなところ>
●作るのに時間かかる(管理人は1.5時間×5日間かかりました)
●スペースを喰うので置き場所に困る(後部座席後のトランクが定位置)
・・・管理人はキャラバンに乗り換えてから捨てました。AIZUのマルチシェードに変えています。
使っていてこんな風に思いますが、断熱性が凄いです。窓一つでこんなに暖かいのかぁ、と感心するばかりですから。
<費用>
材料 | 費用 | コメント |
スタイロフォーム30mm厚 (=カネライトフォーム) 91×182㎝を2枚 | 1280円×2 | 住宅用だけあり、断熱性が凄い 車の窓シェードくらいスゴイ |
黒プラダン 91×182㎝を4枚 | 780円×4 | スタイロフォームを安定化させる |
リメイクシート 45×90cmを8枚 | 100円×8 | なくても良い 黒プラダンに貼る。 車中泊のインテリア。 (無味乾燥で車中泊続けてると飽きる) |
スチノリ 50gを5本 | 500円×5 | 黒プラダン×スタイロフォームを安定化させる為 これのみホームセンターに無く、 しかも代替も利かない (両面テープは低温・高温で剝れてNG) |
スチロールカッター | 2100円 | ジグソーやカッターでもイイが、 断面が綺麗かつ丈夫に仕上がる。 |
・・・合計で10580円くらいでした。(ちなみに車専用のシェードだと、3万円くらいします)
最初は両面テープでくっつけて剝れてしまい、ならばスチノリをと思ったけど両面テープはがして貼りなおすのが面倒すぎました。最初からスチノリ使えばとおもいました。スチロールカッターは他でなかなか使わなそうですが、余ったカネライトフォームで工作するのも結構楽しかったですよ(笑)
●カネライトフォーム(スタイロフォーム)は、ホームセンターで買うのがラクです。管理人がつかったのと同じものの画像のせます。
●黒プラダンも、ホームセンターで買いましょう。 管理人がつかったのと同じものの画像のせます。
●リメイクシートは、お近くのダイソーやセリアで買いましょう。ダイソーは折り曲げ痕があるので注意です。
●スチノリ・・お店ではなかなか見当たらないので、こちらでどうぞ。全部で4本くらい使います。
●スチロールカッター・・・なかなか見当たらないので、こちらでどうぞ。ジグソーやカッターナイフで切る人は不要です。
電池式(単二電池×2本)です。単三電池でも使えますが、振動で外れるのとあっという間に枯渇するので、おとなしく単二電池×2本買いましょう。ワイヤレスなので車の中で、微調整で何度も細かく切るのに向きます。
<手順>
【作り方のコツ】
●車のそばで作業するとラクです(切って・すぐ窓にはめて、また微調整して、とやりやすい)
●大き目に作って、微調整で切っていくのがラクです
●スタイロフォームをピッタリに作ってから、プラダンを切ると早いです
1.窓の型をとる。オススメは大き目の静電気で張り付くビニル袋ですね。
(注意:3cm厚のスタイロフォームをはめるので、窓ガラスではなく窓枠の大きさにピッタリ切りましょう)
2.スタイロフォームを切る。(できればスチロールカッターがラクで綺麗ですよ)
ポイントは「若干大き目に切る」ことです・
3.スタイロフォームを窓ピッタリになるまで微調整する
ポイントは車のそばor中でスチロールカッターを使う事です。こうすると「切る➡窓にはめて、はみ出し部分をマーキング➡切る」がしやすくて速いですよ。
4.スタイロフォームに合わせて、プラダンを切る
さっきのスタイロフォームを型紙にして、2枚切り抜くだけです。ポイントは「スタイロフォームを型紙に・ピッタリ切り抜く」「カッターで切る」でしょうか。
5.プラダン・スタイロフォーム・プラダンでサンドイッチしたものが窓にはまることを確認し、スチノリでくっつける
(両面テープだと暑さで剝れる・貼りなおしが面倒・高くつくなどで結果的にスチノリがベスト)
ここは説明の通りです。
6.(やらなくてもOK)リメイクシートを貼る
不要な作業ですが、無機質になりがちな車内なので雰囲気を変えましょう。
●壊れた場合:簡単に手に入ります。近くのホームセンターに材料あります。
コメント