コンソール(運転席と助手席の間のスペース)にもし冷蔵庫を置けたら。車中泊はもちろんホテルにとまる旅行でも、大活躍しますよ。
管理人が(愛車キャラバンで行った)実際に使ったメリットと注意点・設置方法を色々書きます。
設置例~管理人のコンソール冷蔵庫(人柱報告)
●車種:日産NV350キャラバン E26系
●コンソール冷蔵庫:HillStone 25L入りタイプ
消費電力60W/h、重量10Kg、大きさは横570㎜×奥行320㎜×高さ353㎜
●固定方法:コンソールボックス(自作)の中に置くだけ
※作り方はココに載せました
キャラバンの前方から冷蔵庫をみた感じです。「こんなにデカいの大丈夫?」と思いがちですが意外と問題なく置けて、シフトレバーもほとんど支障なく使えます。そのシフトレバーも緊急で動かすことはありませんからなおさら支障なし。
ちなみにキャラバンに限らず普通車のコンソールには、殆どの車載冷蔵庫が置けますよ。有名どころの大抵はOKです。この記事の後の方の「コンソールにおける冷蔵庫」の項で紹介します。
【コンソール冷蔵庫のメリットと注意点】
【メリット】
●運転席・後部座席どちらからも手が届きやすい位置。
・・・ハイエース・キャラバンだとセカンドテーブルを使うでしょうが、後部座席中央からならそのセカンドテーブル越しに冷蔵庫に手が届いて使えます。逆にトランクに置くと停車中しか使えなくなるので、とても便利になりますよ。
●近所の公園・浜辺に朝からお出掛け➡昼でも冷たいアイス・お茶がある
・・・クーラーボックスではどう頑張っても数時間しか持ちません。LOGOSのクーラーバッグ+氷点下パック2個の組み合わせなら11時間もつそうですが・・・。夏の公園&プール帰りは子供の『のど乾いた!』『アイス食べたい!』があるので、そういう時コンビニに立ち寄らなくていいのは助かります。とくにお店の無いド田舎の公園・キャンプ場に行くときは重宝しました。
●旅行先で大活躍する
・・・使えば解るのですが、長距離旅行するとどうしても食事・飲み物を車内で食べることになります。そのとき冷えた食事・飲み物があるのは助かります。コンソールにあることで、車のセカンドテーブル拡げて食べるモードにしてからも、カンタンに冷たい物を取りだせます。旅先で自販機やお店に立ち寄る時間をカットできて、その分遊び時間を増やせますよ。
・・・海水浴や川遊びなんかで冷たい物を持ち出したいとき。このときは車載冷蔵庫ごと持ち出すのは不便で、クーラーバッグなどに移した方がいいです。車載冷蔵庫は持ち出すととても重いし、+電源も持っていかないと働かないので非現実的です。
●遠方旅行時も、冷蔵お土産をそのまま持ち帰れる
・・・とくに真夏の旅行でお土産持ち帰る時。冷蔵庫の中は灼熱から護られるので安心です。配送してもらう必要も無いので、冷蔵品のお土産持ち帰る時本当に便利ですよ。
●コンソールに置いても案外運転の邪魔にならない。
・・・運転の時大丈夫なの・シフトレバー干渉しないのと思われがちですが案外大丈夫ですよ。管理人は夏場ずっとこのまま運転していますが問題ありません。
●車載冷蔵庫・ドリンクホルダー・スマホ置きまで全部コンソールで可能。
・・・このデッカイ車載冷蔵庫を置いても、その前スペースにまだ小物を置けます。もちろんその状態でも運転支障はでません。車って案外広いんですよ。
●冷蔵庫の上がちょうどいい高さの食卓にもなる
・・・車載冷蔵庫は天板がフラットで、ちょうどいい高さがあったりします。その為大抵の車のコンソールボックスよりも机ユーズしやすいです。意外な利点ですよ。
【注意点】
●スイッチONにして15分は冷えてない。乗車の前に冷蔵庫ONにする必要あり。
・・管理人はうっかりONにし忘れて冷えるまで待ちぼうけ(アイスは融ける)を何度もやらかしています。
●電気食いで大容量バッテリー(1000Whくらい)ないと1泊もたない。
・・・電気消費はMAXモードで60W/hと結構大きいです。電気毛布MAXでも40W/hなのでいかに電気食いか解ります。この為管理人は1200Whのバッテリーに買い替えました。
●10Kgくらいと重く移動させるのは苦労する。
・・・旅先で宿泊する場合、冷蔵庫ごと持ち運びたいと思うでしょうから移動させないとです。この時は10Kg近い大きな冷蔵庫を、コンソールから運び出すので結構狭いです。運転席を目いっぱい後ろにスライドさせて、運び出しております。
コンソールに置ける冷蔵庫・設置方法
普通車(5ナンバー・4ナンバー・3ナンバー・1ナンバーのどれか)であれば大抵の車載冷蔵庫をコンソールに置けますよ。
コンソールの横幅は最大365㎜程度取れるのですが、コンソールに置く為にはコンソールボックスに入れる必要があります。そのボックスの板厚さを考えると、1枚15㎜程度は取るだろうから
365㎜ー板厚15㎜×2枚=335㎜程度
がコンソール冷蔵庫のとれるMAXの大きさでしょう。それを満たすのがこれらです。
HillStone kaitou車載冷蔵庫 | 18L入 | 置ける 横幅320㎜ |
HillStone kaitou車載冷蔵庫 | 25L入 | 置ける 横幅320㎜ |
HillStone kaitou車載冷蔵庫 | 18L入 バッテリー内蔵 | 置ける 横幅320㎜ |
HillStone kaitou車載冷蔵庫 | 30L入 | 無理! 横幅378mmもある為 |
アイリスプラザ 車載冷蔵庫 | 20L | 置ける 横幅320㎜ |
SUNPIE 車載冷蔵庫 | 20L | 置ける 横幅315㎜ |
SUNPIE 車載冷蔵庫 | 30L | 難しい! 横幅350㎜で 箱に入れるとはみ出す |
Sumerty 車載冷蔵庫 | 25L | 無理! 横幅365㎜もある。 |
RougeRV 車載冷蔵庫 | Medium25L | 置ける 横幅320㎜ |
RougeRV 車載冷蔵庫 | Large29L | 難しい! 横幅320㎜も 高さ410㎜は邪魔 |
各ブランドで、コンソールにおける最大サイズの冷蔵庫はこれです。
※コンソールボックスのないNOAHやSERENAに乗ってる。コンソールボックスで固定しなくても運転席助手席ではさめばいいから370㎜幅の冷蔵庫を使いたい! ➡➡やってみると解りますが無理です。これだと冷蔵庫のフタが開きません・・・。
※最初から「車載冷蔵庫」じゃなくて「コンソール冷蔵庫」を買えばいいじゃん?・・・一見理に適っていますが、管理人は採用していません。どうしてかというと同じ3万円・10Kg程度だというのに車載冷蔵庫は25Lも使え、コンソール冷蔵庫として売られてるのは13Lしか入らないからです。それに売ってる店も車載冷蔵庫のほうが多い。これ商品例です。
※バッテリー付きの方が使い勝手がいい?・・・私はそう思いません。その分重くて小さくなるし、車外に持ち出してつかう場面なんて殆どないからです。だいいち狭いコンソールから持ち出すとなると重労働ですよ。
たいてい25Lサイズまではコンソール冷蔵庫できて、それ以上は難しいです。
コンソール冷蔵庫の設置方法はこうです。
冷蔵庫ピッタリの収納箱をコンソールに作り、その中に車載冷蔵庫をおく。置くだけでOKでベルトで括るなど必要ありません(冷蔵庫自身の重さでがっちり固定されるからです)。急カーブの峠道であっても、冷蔵庫は倒れてきません。倒れるのが心配なら、収納ベルト(荷締めベルト・100均にもあり)をつかってコンソールボックス×冷蔵庫を固定すればOKですよ。
もちろんコンソールボックスはDIYで自作するしかないです。自作方法はこれを参考にして下さい(設計図の例としてキャラバン用のもの載せておきました)。
もしコンソールボックスDIYできなければ、おとなしくトランクに入れるor両面テープなどで床と固定するorコスパの悪いコンソール冷蔵庫にする しかないです。
コンソール冷蔵庫が特にありがたい場合
それは、夏の長距離ドライブです。たとえば海水浴なんか行くと本当にありがたみを感じますよ。
まとめ
コンソールに冷蔵庫があるだけで、使い勝手は凄くいいです。とくに有難みが増すのが車時間が長い時で、長引くほどに食べ物の心配がいらなくなります。夏場の熱中症対策にもバッチリです。
コンソールの冷蔵庫は、車載冷蔵庫25L タイプまで大抵入ります。固定にはDIYでコンソールボックスなどが必要になります。
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