スキーを子供に教えたい方へ。
(注:全て管理人の私見です)
条件
子供人数 | 不問(滑りは1人だけ) |
子供の年齢 ・運動神経 | 2歳半以上 (止まる・曲がる動作できる) |
大人の 運動神経 | 逆V字で止まる・曲がる動作 ができるレベル |
スキー場 までの時間 | 不問 ※但しスキー場OPEN時間前到着で |
子供が雪上で重い板を操れる運動神経があり、大人も教えるだけの運動神経があり、かつ道具も忘れず用意する必要があります。
子供は保育園などに預けないので、平日休日は不問です。ただし子供をつれて、大荷物かかえての駐車場移動は短いに越したことないです。だからスキー場オープン前につくように行きましょう。
スケジュール例
スキー場OPEN前に、スキー場駐車場にいることが絶対条件です。ここでは家から60分で行ける、めいほうスキー場(岐阜県郡上市)に行ったと仮定しましょう。
時間 | すること |
前日迄 | 車に大人1人・子供1人の 子供用品・スキー用品を全て積み込む |
05:00 | 起床➡湯沸かし・保温ポットに入れる |
食料品すべて積込み。 寝たまま子供たちを車に乗せる。 | |
06:00 ~07:00 | 家~スキー場へ運転 |
07:00 ~08:30 | 朝食➡スキー用品装着・リフト券購入 |
08:30 ~12:00 | 子供1人+大人1人でスキー教える |
12:00 ~13:30 | スキーを脱ぐ➡昼食 |
13:30 ~14:30 | 子供をチャイルドシート乗せる ➡片付け |
14:30 ~15:30 | スキー場~家へ運転 子供は多分昼寝する |
15:30 | 帰宅 |
スケジュールはタイトで、3時間半のあいだに滑りです。そして昼食のあとは滑りません。リフト乗ると寝てしまうからです。リフト5時間券で十分です。
持ち物の例
【持ち物のポイント】
●持ち物は、時短になるモノを選びます。
スキー用品
必要度 | 道具 | 理由 |
A (必須) | スキーウエア上下 | 車~スキー場レンタルで ウエア使用は必須 スキー以外でも雪かき等 でも活躍する。 |
A | スキー用手袋 | 氷上の素手歩きは危険 道中の事故時などでも活躍 |
B (出来れば) | スキー板・スノボ板 | レンタル書類記入・試着・ 返却時の確認、の時間ロス |
B | スキー・スノボ用 のブーツ | レンタル書類記入・試着・ 返却時の確認、の時間ロス |
B | 板ベルト | 車~ゲレンデの持ち運び易 取付・取外しも短時間で可 板濡れててもOK |
C | ブーツかばん | ブーツ持ち運びしやすい ビニル袋でも悪くないけど |
C (便利) | 雪ブラシ | 車に積雪した時、一瞬で 雪を落とせる |
B | リュックサック | ・ちょっとした収納に ・おやつも持ち運べる ・後にこけても安全 |
B | 日焼止め | 雪上の紫外線は強烈だから スプレータイプは楽で良い |
B | リップクリーム | 唇が確実に乾燥して割れる |
B | 使い捨てマスク 1人2枚以上 | 2時間程度で1枚ダメに。 車に箱ごと積むのが良い。 布マスクは呼吸しにくい |
A | ゴーグル (サングラスNG) | サイズだけでなく ヘルメット対応・眼鏡対応 なども考えると用意必要 |
C | ヘルメット (ニット帽より良) | 安心して思いきり滑れる 耳まで暖かく快適 |
A | インナーフリース | 前開き・ポケット有が便利 暑ければ脱いでリュック 汗で蒸れにくい |
C | キッチンペーパー | スキー板拭き・食器拭き に使える |
スキーウエアは安物+防水スプレーでも十分です。ですが手袋だけは、ゴアテックスに拘りましょう。
【ゴアテックスの凄いところ】
●自分の汗蒸気は逃がすのに、外からの水滴(溶けた雪)は弾くのでいつまでもさらさら
●しもやけ・アカギレとサヨナラ(-8℃のめいほうスキー場でも暖かかった)
【ゴアテックス手袋を勧める理由】
●手袋は重ね着できない
●子供を教えると地面に手を着く回数が多い➡手袋にしみ込みやすい
一度ゴアテックスを使ってみてください。手袋への考えが覆りますよ!これはゴアテックスの中でも最安ランクのもので、管理人はクリスマスプレゼントで頂いて愛用しています。
スキー場は雪の多い場所なので、朝停めて夕方帰るまでに積雪&凍り付くなんてことはザラです。凍り付きには不凍液より熱湯+スノーブラシがオススメ。積雪も雪ブラシを使いましょう。窓ガラスを傷つけずすぐ払えて、運転中に落雪する危険もないです。ついでにスキー板の雪も払え(=クローズ直前のエアガン渋滞に巻き込まれない)、多芸ですよ。
使い捨てマスクも重宝します。コロナ対策は勿論、極寒・乾燥での肌ダメージからも守ってくれます。車にひと箱あると心強いですよ。ただし超低温でゴーグルが曇るので、できれば曇りにくいマスクの方がスキーを楽しめます。
板を運ぶとき、使えるのは板ベルト。使えないのは板かばん。板かばんにすると、雪がついていると蒸れる・放置でカビ生えます。
ヘルメットの色は白・黄色は工事現場みたいでオススメしません。迷ったら黒がおすすめ。
スキーの板ベルトは重宝します。1000円くらいと安いし、持ち運びやすく、包まないので蒸れず、まとめる時・ほどく時に時間もかかりません。これ使いやすいですよ。
リュックサックは板ベルト・使わなくなったインナーフリースを収納できてオススメです。しかも両手が開くので安全です(手にモノをもっては滑れない・ポケットに入るモノは限られてる)。なるべく耐水のものを選びましょう。できれば遭難した時用に、笛付だと安心です。管理人はスキー以外にも登山・子供と公園行くときの道具入れにも使っていて、これ一つで万能です。
服の素材は「ニット<<フリース」です。スキー・スノボ続けていれば解りますが、ニットは洗えないし、汗を吸うと不快だし、早く痛むので運動には向きません。反対にフリースは汗を吸ってもすぐ洗えるし、不快感も少な目です。帽子はフリースかヘルメット、インナーはユニクロあたりの前開きフリースがオススメです。
【余談:管理人は】
●すべて上記のグッズを準備しています。
●コインロッカーを使います。自分+子供のブーツ・板ベルト等はさすがに多く、リュックで持ち運べる量ではないからです。
(子供)スキー用品
必要度 | 道具 | 理由 |
A (必須) | スキーウエア上下 | 極寒のスキー場歩きに ウエア使用は必須 |
A | スキー用手袋 | 幼児用はレンタル・売店ともレア 駐車場の氷上を素手歩きは危険 |
C (便利) | スキー板・スノボ板 | ・すぐサイズアップするので レンタルはムダ少ない |
C | スキー・スノボ用 のブーツ | ・すぐサイズアップするので レンタルはムダ少ない |
B | 板ベルト | 車~ゲレンデの持ち運び易 取付・取外しも短時間で可 板濡れててもOK |
D (ほぼ不要) | ブーツかばん | 子供ブーツはサイズ小さく、 ビニル袋とかでも十分 |
B | トライスキー | 子供板をV字固定するのは必須 レンタルで安く簡単に使える |
B | コーチングベルト | 子供に前を滑らせるとき必須 レンタル出来ない場合あり |
A | ゴーグル (サングラスNG) | サイズだけでなく ヘルメット対応・眼鏡対応 なども考えると用意必要 |
B | ヘルメット (ニット帽より良) | 自転車用メット&薄手の防寒帽子 でも代用可。 転倒・けがが怖くニット帽不可 |
A | インナーフリース | 前開き・ポケット有が便利 暑ければ脱いでリュック 汗で蒸れにくい |
子供用品の手に入りにくさは、スキー用具でも同じです。レンタル・売店とも4歳以上しかないので、2歳半とかの小さい子はグッズ一式をそろえていく必要があります。逆に4歳以上であれば、現地調達できるので手ぶらでも大丈夫です。
自分で用意しておくと、レンタル時間が省けます(子供用は大人以上に時間かかる)、家で試着して慣れておけます。
ゴーグルはヘルメット対応のモノを必ず用意しておきましょう。レンタルで選ぶの時間かかりますよ。
【余談:管理人は】
私は全くレンタルせず、すべて自前で買いそろえました。レンタルで選ぶ時間がもったいないのと、子供が一人じゃないのでお下がりできるのと、子供成長したらメルカリで売る予定だからです。
食べ物
必要度 | 道具 | 理由 |
A (必須) | 非常食 | 万一事故・遭難時の備え。 賞味期限長い・高カロリーな パンやチョコレート等。 |
A | 幼児食・朝昼分 | ゲレンデで手に入らない |
B (出来れば) | レトルト朝昼食 (カップ麺の様な お湯注ぐタイプ) | 食堂は3密・飛沫のリスク。 暖かい食べ物・飲み物が 欲しくなる為。 お湯タイプは時短の味方。 |
B | 保温ポット 満タンの熱湯 | 朝食・昼食だけでなく、 凍り付いた窓ガラスも溶かせる |
B | 果物 | ビタミン不足しやすい。 みかんがオススメ (ゴミ・食器とも少ない) |
食事は自分の車に戻ってとります。スキー場オープン前に到着するため、自分の車は近いです。
スキーでの事故は、起きたときの被害が大きいです。凍った道路でスリップ事故➡警察到着まで長時間待つ場合もあるし、怪我して動けなくなる場合だってあります。
だから買いだめの食料をつっこんでもいいので、とにかく余分の食料を持っていきましょう。非常の備えになるだけでなく、スキー・スノボ後はすごくお腹すくのです。
【余談:管理人は】
●非常食をリュックに入れておくので、リフト中に食べる事もあります。スキー場でやたらとおやつ販売が多いのは小腹がとにかく空くからで、おやつ代節約と思っています。
保温ポットは優秀です。ゲレンデ駐車場の極寒にも耐えて、朝の熱湯が昼になっても80℃以上あります。帰宅時間と思われる16時でも、まだ暖かいです。500mL の個人用ではなく、2L入る大型のを持っていきましょう。ステンレス製が割れなくてオススメ。保温のためタオルをぐるぐる巻きにしてね。(タオルはスキー用品を拭く時も使えます)
※さすがに1日経つとぬるま湯になっちゃいます。
その他準備
必要度 | 道具 | 理由 |
A (必須) | 保育園セット 子供の数 | 託児してスキーする為 |
A | ガソリン満タン | 万一の遭難の備え |
A | ジャンプスタータ | スキー場はバッテリー 切れた時のリスク大。 スマホバッテリー兼用がGood |
B (出来れば) | ルーフキャリア | スキー板は車の外だと嵩張らない 濡れていても蒸れず便利 |
ジャンプスタータ=バッテリー切れ時の車の発動機です。車バッテリーに高圧電流を送る事で、車を動かします。
電流を蓄えておくので、その電流をスマホ充電にも使えます。これ小さくてスタイリッシュで、オススメですよ。普通のバッテリーとしてもそこそこのスペックで、8000mAh(iPhone10を2回充電できる)も入っています。充電ケーブルもiPhone・マイクロUSB・USB-C対応の三分岐のものがついてきます。スキーでなくても非常袋にいれておいて懐中電灯にしてもいいし、持ち運びできるコンパクト電源が増えると何だかんだ便利ですよ。これ夏でも大活躍するんです、詳細はこちらを。
ルーフキャリアはキャンプの時の荷物運びとしても優秀です。
【子供をスキー場につれて行くと】
子供用品の準備がとにかく大変です。忘れたときのリカバリーが利かないからです。チェックリスト作って、絶対忘れものしないように準備しましょう。
※オムツ・補助便座・離乳食・幼児食・母子手帳などはゲレンデでは調達できません。
帰ったらやること
(必須)スキー用品をすべて乾かす
ブーツにカビが生える・スキー板やボード板のエッジがさびて劣化する(滑れなくなる・手を切った時破傷風リスクあり)といった不都合があります。
(できれば)スキー用品の手入れ
スキー板・ボード板にワックス掛け、エッジのさび取り(激落ちくんで十分)、ウエアに防水スプレーなど。後日でも大丈夫です。
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