【管理人の実体験交えて】スキーを子供(2歳児)におしえるならコレ!

スキー

スキーに行きたいけど、育児中で渋っている方。けっこうみえると思います。

悩む人
悩む人

スキーするとなると、夫婦片方は育児なのが勿体ない。そうだ、子供を早く滑れるようにすれば夫婦で一緒に滑れるじゃん!何歳から滑れるの?まだ2歳半だけど滑れるかな?

こんな方のために。工夫すれば、スキーは教えられますよ!

【この記事を書く管理人について】
●2人の子供(2歳半と0歳)を育児中
2歳の子供子供を毎週のようにスキー連れていく(教える)
●スキー(スノボ)はシーズン券を買う位好き
子供つれて友達とスキー も何度もやってる

こんな管理人が、解説いたします。

1:スキーデビューして滑れるのは2歳半くらいから(理由をしめす)

スキーデビューは、最低でも2歳半すぎないと無理です。(わたしは児童発達の専門家ではないですが、2歳半の子育て真っ最中かつ同年齢の子供の親たちからも聞いています)

なぜならスキーに必要な足の筋力・度胸がつくのが、2歳半くらいだからです。

実際にスキーの足筋力は「足を内側に絞る」独特なもので、子供は日常あまり使わない筋力です(使うのはジャングルジムなど不安定な場所で保持する時など)。つまり鍛える以前に、成長して筋肉ついてこないと難しいですよ。この足の筋力は想像以上に使いますからね。中級車・上級者でも「プルークボーゲン(別名:ㇵの字・vの字)」で滑り続けると、初級者コースでも絶対この筋肉が痛くなるはずです。

管理人の例ですが、2歳半の自分の子供(娘)を、1シーズンで滑れるようにしました。教え方や道具、練習場所はかなり結構試行錯誤しましたが、おかげで2歳半の子供を(高確率で)滑らせる方法を編み出しました。「外でジャングルジムできる体力あれば2歳半でも可能」「いきなりエッジ付板」「いきなり初心者バーン」「トライスキーは必須、コーチベルトもほぼ必須」などと色々法則を見つけました。

『そもそも2歳半が早いのでは?』 > その通り。それでも滑らせたい・早く一緒に滑りたい前のめりな人のための記事です。本当は3歳以上でデビューさせた方が、せっかく連れてきたスキーでの思い出を無駄にせずに済みますよ。

『逆にyoutubeで1歳半でスキーデビューさせた子供がいるよ?』 > 物珍しいからアクセス数が増えている可能性。滑らせた人はスキー場が日常的にある環境の人の可能性。実際できるわけではない。 

結論:だから2歳半過ぎてなければ、諦めた方がいいです。折角遠い思いして大変な準備して連れてきて、滑らないではもったいないですよ。

2:準備(スキー板)➡普通のエッジ付板がオススメ

エッジ付板をいきなり買うべきですよ。プラ板は必要ないと思います。

なぜならできる運動がプラ板・エッジ付板で全く違うからです。よく考えてほしいのですが、そもそもどうしてスキーを教えるのですか?一緒にスキーしたいからですよね?

具体的に考えてみましょう。プラ板はエッジで止める動作ができない。エッジがついていないからですね。スキーというのは初歩的なプルークボーゲンであっても、エッジを使って止める動作があります。このエッジを使う感触は、エッジ付板でないと身につかないものです。

『キッズパークがエッジ付板不可だったら?』 > パークでなく、ゲレンデの片隅の緩斜面(初心者練習バーン)につれていけばOK。どんなゲレンデも必ず、センターハウス近くの斜面に存在します。

別の理由として、プラ板はすぐ壊れて怪我の元になります。

例えば管理人はプラ板を譲り受けて使いました。すると数回使用しただけで使用時にバキっと壊れました。プラスチックなのでバキっと縦に割れるし、耐久性が弱いんですね。板が壊れたら破片回収もメンドウですし、素手で触ると怪我しますよ。

『エッジ付板は高価?』 > と思いがちだが、プラ板は短命の為中古で売れないです。エッジ板は長命だから中古で購入➡使用➡小さくなったら販売も可能です。中古購入➡使わなくなったらヤフオク・メルカリで転売とすれば、さほどお金を使わずに済むし、将来的には廃棄費用なんかもかかりませんよ。

さらにまた別の理由もあります。それはエッジ付板をつかえば、本物のブーツの堅さ・重さを体験できてステップが早いって事。

実際にエッジ付板のセットは硬くて重たいです。いっぽうプラ板用の靴は軽く柔らかいです。最初にプラ板だと本物のブーツに履き替える時抵抗され、むしろいきなりエッジ付板履く時よりもじかんがかかったりします。管理人の友人がまさにそれで、「こんなことなら最初からプラ板なんか使わず、エッジ付板を買って履かせればよかった」と漏らしていました。そしてプラ板卒業に時間かかっていました。それを見て管理人は、自分の子供にいきなりエッジ付板を買い与え、プラ板を一度も使わずに教えました。

『そもそもエッジ付板は重たくて嫌がるのでは?』 > 確かに重たいですが、意味のある重たさです。軽いから嫌がらないからといってプラ板での練習は、いずれエッジ板移行時につまずきますよ。プラ板ではスキーの楽しさしか身につかず、技術的なものは身につきませんよ。


結論:ですので、(プラ板をすっ飛ばして)エッジ付板をいきなり買うべきです。

3:教え方はこうです(技術的):初心者バーンで親が離れて教える

ゲレンデ隅っこの初心者練習バーンに連れてくべきです。

なぜならいきなり普通のコースの急斜面は怖がられますし、キッズパークは滑れないです。

じっさい管理人は、いきなり普通のコース(初心者コース)につれて行って怖がられました。リフトには乗せられますが、コースは自分では滑れない。その為2歳半の子供を自分の足の間ではさんで滑りました。足の間で滑らせる癖をつけたせいで、なかなか怖がって一人で滑れないのです。その後緩斜面の初心者バーンにつれて行ったのですが、その時もなかなか一人で滑ってくれませんでした。

『キッズパーク滑れるんじゃない?』 > たいていはエッジ付板を禁止していたりしますのでNG。エッジ付板OKでも遊ぶ子・立ち止まる子が多くて邪魔になります。滑れない場合が多いです。

『初心者コースを親の足の間で滑らせれば、スキーの楽しさわかるからいいのでは?』 > 確かに楽しさは伝わります。でも甘えて足の間で滑る癖がつく可能性があります(管理人の子供はついてしまい、取るのに苦労しました)。

また別の理由として、初心者練習バーンは必要動作の「進む」「止まる」」「曲がる」「こける」が体得しやすいです。

じっさい管理人がめいほうスキー場の、初心者練習バーンにつれて行った時の流れです。

【管理人がめいほうスキー場に子供をつれて行った流れ】
●場所:めいほうスキー場の第三クワッド「14番支柱」の左側の初心者バーンで
●行き方:スキー板にトライスキーつけて板ベルトし、子供を抱きかかえて、かに歩きで初心者バーンを登る。
●道具:子供のエッジ付板、トライスキー、コーチベルト、自分もスキー板履いて
●やり方:子供に板を履かせる➡トライスキーで固定➡子供の板をㇵの字に開いて止める➡大人が板を少しひっぱり、滑らせる(3m進ませたらキャッチ)➡➡だんだん滑らせる距離を伸ばしていく。
●曲がり方は、滑れる距離のびてから。右カーブなら左足ブーツを、左カーブなら右足ブーツを触らせる(重心がかかる)ということをやらせた(出来る様になった)。
●こけ方も、滑れるようになってから教えた。

『子供連れて初心者バーンを登るのが辛い・・・』 > 板は板バンド・荷物はリュック・子供はだっこしてかに歩きで登ればいいですよ。
※間違ってもソリで登らない事、スキーでなくソリしたがるから!めいほうでもエッジ板を置いたまま、ソリで遊ぶ子を眺める親が続出した。

結論:だから、ゲレンデ隅っこの初心者練習バーンに連れてくべきです。

※なおスキー教えやすいゲレンデ・飽きたら遊びやすいゲレンデはこちらにまとめました。

子供連れでスキー・スノボ
【子連れスキー設備】ベルトコンベア付のキッズパーク 【ベルトコンベア×キッズパークのメリット】●滑った後、自力で登らなくていい。だから全然疲れない。※ソリに子供載せて登ると想像以上につかれます スキー場名エリアベルトコンベア・金額年齢備考高...

4:ダメなら・・・3歳になってからスキースクール

もしも滑れない、怖がるばあい。仕方ないので筋力つけ3歳まで待ってからスキースクール入れましょう。

なぜならやはり2歳児にスキーは、体力的に(筋力的)に早いからです。(この記事は3歳4歳まで待てない、早く一緒に滑りたい、って方の為の記事ですが・・・)

じっさい、どんなスキースクールでも早くて3歳から、下手すると年長からじゃないと無理、としている所が多いんですよ。その例として、奥美濃エリアの年齢制限はこう。  <スクールのページ解り難いので、リンクも貼らせていただきました>

めいほう
スキー場
年長~4,800円/120分
多人数レッスン
ひつじのショーン
スノーキャンプ

※はじめてコース
ダイナランド4~8歳15,000円
プライベート
キッズレッスン
高鷲
スノーパーク
5~12歳
※4歳以下は
プライベート
4,500円/90分
多人数レッスン
キッズレッスン
鷲ヶ岳
スキー場
3歳~8,500円/120分
多人数レッスン
クレヨンしんちゃん
キッズスクール
ホワイトピア
たかす
4歳~4,000円/90分
多人数レッスン
スノースクール
キッズクラス
SWパーク
白鳥高原
3~5歳
※注意
7,000円/60分
プライベート
スノースクール
キッズレッスン
ウイング
ヒルズ
4~6歳4,300円/90分
少人数レッスン
スキースクール
ビギナー・ステップ

全くの蛇足ですが管理人はめいほうリフトでコーチの格好の男性と二人きりになり、重いきって話しかけて聴きました。
Q:スキースクールはめいほうは何歳からか? 
 ➡年長からとの事。年長の6歳でも筋力がたりず、スクールの1時間を無駄にする子がいるくらいとのこと
Q:それより小さいお子さんで、習いたいという相談はあった?
 ➡よくあるので、プライベート(マンツーマン)でなら受けている。

この通り、2歳の子が滑れなくても不思議ではないのだそうです。しかし一方で・・・僕の美容師さんはたまたまコアなスノーボーダーで、2歳の姪っ子をボード滑れるようにしてしまいました。そう考えると、教え方次第でなんとかなってしまうのでは・・・とも思うのです。

別の理由として、度胸不足(恐怖心)もあります。2歳半や3歳過ぎは親に甘えて抱っこ~、となり一人で滑れないばあいも多いです。

実体験の例として管理人の2歳半の子供は、スキー滑りたがるけどパパの足の間から離れませんでした。たまたま管理人の子供は脚力があり、自分で体制保持出来ているのですがね。問題は筋力不足ではなく、度胸不足のほうでした。じゃあ親には甘えてしまうのだから、他人であるコーチしかいない場所(=スキースクール)と考えてしまうのですが・・・前述の通り、どこのスクールも2歳を受け入れてくれませんよね。

また別の例として友人の子供。4歳の子でしたが度胸が無く、抱っこ~で滑っていました。ここまでは管理人の例と同じですが、彼女はスクールに入れました(ホワイトピアならギリギリ入れた)。そしてスキースクールの1時間で変身して帰ってきました。やっぱり他人である見知らぬコーチには甘えられない為です。度胸不足(恐怖心)を克服するなら、やっぱりスキースクールが一番いいのです。

結論:ですのでつまづいたら、成長を待って(最低3歳)、スキースクールに入れればOKなのです。

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