現在の日時を自動検出して、その時期にやるべき作業が自動で出る様にしてあります。
「溶液栽培(土でなくアクアフォームに植え付ける)」ではなく、一般的な「土耕栽培(土に植え付ける)」の育て方を書きました。
※多少初期費用が掛かってもイイから、数年おきの土替えや、毎日の水やり、季節ごとの肥料やりが面倒だって方は、「養液栽培」をしましょう。個人宅・ベランダでもやる方法(養液栽培にしては費用が最安な方法)を考案しましたのでクリックして下さい。ちなみに管理人は両方作ってますが、メインは養液栽培で作っています。
【📅ブルーベリー作業カレンダー】
月 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
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収穫 | NH収穫 | RE収穫 | RE収穫 | |||||||||
植付 | 植付 | 植付 |
植付 | 植付 | 植付 | 植付 |
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施肥 | 元肥 | 元肥 | 追肥1 | 追肥1 | 追肥2 | 追肥2 | ||||||
剪定 | 冬季剪定 | 冬季剪定 | 夏季剪定 | 夏季剪定 | ||||||||
害虫 | 害虫 | 害虫 | 害虫 | 害虫 | 害虫 | 害虫 | 害虫 |
※上記作業カレンダーは「庭植え・鉢植え共通」ですが、以下の詳細部は「鉢植え」を前提として話を進めていきます。管理人は賃貸マンションでもできる菜園を目指しているので。
【収穫(7月上旬~8月中旬)】
※ラビットアイ系ブルーベリーの収穫時期は7月上旬~8月中旬くらい。品種によって異なります
この時期になったら、まず網をかけましょう。鳥よけ・害獣除けのためです。
収穫の目安です。この時期どんなブルーベリーも取っていい訳ではありません。
●実の付け根に黒いリングができている・軸まで黒い
※実全体が黒くても不十分。軸の付け根緑のままならダメ。
●実に白い粉が吹いたようになってる
※白い粉は糖質が固まったもので甘くなった証拠
●優しく持ち上げただけでポロっと取れる
⇔逆に力を入れないと取れないものは美味しくない
ブルーベリーの収穫時期は、品種によって違います。例えばラヒ+ジュエルを植えれば、6月上旬~8月下旬の3カ月弱も収穫を楽しめる事になります。
【植付】
ブルーベリーの苗自体は年中いつでも売っていますが、いつ植えてもいいわけではないです。
またブルーベリーの品種は何植えてもOKではないです。夏暑い地域にノーザンハイブッシュ植えても枯れてしまいます。ブルーベリー苗は苗だけで1000円するし、大き目の植木鉢と専用の土を揃えるだけで3000円くらいはかかる上何年も育てたものが枯れたらショックだと思いますから。
品種の選び方は当サイトでは割愛しますが、本州のだいたい「夏40℃近くなる地域」だったらラビットアイ系の品種で探すと間違いないです。夏の暑さや渇水にとても強いですからね。
植え付ける時の土も要注意です。ブルーベリーは酸性の土を好むので、普通の腐葉土ではダメです。土は「赤土10L+ピートモス10L」となるのですがベランダで調合するのって結構面倒です。私は「ブルーベリーの土」を20L 買いました。
※こういう専用の土がラクでコスパもイイですよ
植え付ける時のは植木鉢も要注意です。ブルーベリーは根を20㎝は張るので、それ以上の深い鉢が必要です。木のサイズも1.5mをこすので横にも張り、直径30㎝は必要です。
※38型植木鉢=だいたい12号クラス。このくらい一本の木には必要
そのため管理人は、直径38㎝×深さ30㎝の12号鉢(土の量20L程度)を使っています。やることは
12号鉢を用意➡鉢底石をしく➡ブルーベリーの土20Lの半分を入れる➡ブルーベリー苗をおく➡ブルーベリーの土をもう半分いれる➡水をたっぷりいれる
これで植付は終わりです。
【肥料(元肥と追肥)】
ブルーベリーの肥料はだいたい3・6・9月と「3の倍数」と考えて間違いないです。
あげる肥料の種類は、元肥は有機質肥料(実がなる7月までに3~4カ月かけてゆっくり効くから)。
追肥はどちらも化成肥料(すぐ効く。直後の実りに間に合うよう・実らせて弱った木を労わるため)。下記にまとめました。
元肥 | 2月下旬~3月下旬 | 有機質肥料 | 「玉肥」を使う |
追肥① | 5月上旬~6月中旬 | 化成肥料 | 「粒状肥料」か「液状肥料」を使う |
追肥② (礼肥) | 8月中旬~9月下旬 | 化成肥料 | 「粒状肥料」か「液状肥料」を使う |
「玉肥」がマンションではとても楽です(風が吹いても舞い上がらない、室内横切る時こぼれても被害小さい)。これをブルーベリーの根元ではなく、鉢のふちギリギリに、半分だけ土に植えます。
「化成肥料」の量=鉢の号数×1.5 です。鉢植えブルーベリーは殆ど12号鉢だと思うので、18gくらいですね。もちろんブルーベリーの木に触れてはだめで、少し離した場所に撒きます。
【剪定】
ブルーベリーの夏季剪定でやることは、この春先にのびた枝(新梢)を1/3くらい切り返す事。そうすると切替した部分から、翌年の花と実が沢山できます。
ブルーベリーの冬季剪定はやること沢山あります。
●シュートを1/3切り返す:シュート(根元付近からのびた新梢)を先端1/3だけ切り返すことで、翌年の花と実を増やす
●実をつけた枝を切り落とす:一度実った枝はもう実らないから。
●サッカーを切り落とす:サッカー(地下茎から伸びた新梢)は樹形を崩れさせるため。
●込み合った枝を切り落とす
これだけの事をやります。
【害虫駆除】
ブルーベリーは比較的害虫に強いですが、それでも対策は必要です。
休眠から目覚めた4月~休眠する11月まで、何かしらの虫がつきます。
<予防策>休眠ラストの3月、新梢が大分伸びた5月に、農薬をまくこと。5月の新梢のびた部分は、新しい部分なので表面に当然農薬が乗っていません。それで2回散布が必要なんです。
<駆除策>アブラムシが多いので、みつけたら歯ブラシでこそげとって落とす。ミノガの幼虫・イラガの幼虫もよく葉っぱ食べてしまうので、直接触らないように落として殺します。
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