東海三県や、関西圏のスキーヤー・スノーボーダーにオススメなのが奥美濃エリアのスキー場です。
【奥美濃エリアスキー場の特徴】
●アクセスが良好(名古屋中心部から2時間・京都から3時間で到着できる)
※日帰り可能
●雪質最良で、到着後ガッカリするリスク低め
●規模が大きい・:パークアイテムも豊富
●売店も充実したところが多い
●料金・物価が長野・新潟・関東圏よりも安い場合が多い
この通りでして、名古屋圏・関西圏の方たちは奥美濃エリアへ行けば間違いありません。
※管理人も名古屋圏在住でして、色々行って「岐阜県の奥美濃がイチバンだなぁ」と感じている次第です
ホワイトピアたかすについて
高速出口からはちょっと遠いです。しかもやまびこロードは冬場凍結して走りにくく、運転は難しめです。
高速ICは「高鷲IC」「ひるがのSIC」とも等距離なので、使いやすい方を選びましょう。走りやすいのはひるがのSIC利用のほうで、日当たりよく除雪が行き届いているからです。
アクセスのしやすさ
最寄IC | 高鷲ICから15分 ひるがのSICから15分 | ICから距離あり |
道中の除雪 | ハッキリ言って悪い | 走りやすいのは ふたこえ温泉経由のルート 高鷲IC~やまびこロードは 除雪・道幅とも悪い |
アクセス道路 | 良くない | ヘアピンカーブがキツイ 1車線確保されてない場所あり |
駐車場は1か所だけなので、解りやすいでしょう。
駐車場の標高がすでに1000mあるので、車中泊すると寒くて仕方ないと思います。
道路がトラップありです。図にするとこんな感じ。
【ホワイトピアたかす アクセス】
●目的地:ホワイトピアたかす
●経由地:コージュ高鷲 ふたこえ温泉
と設定するのが無難。
※危険な冬のやまびこロードを通らない。高鷲IC出口の看板では、ホワイトピア方面は公式でも緑色を案内されるが、実はオレンジ色に行った方がいいです。道がいいからです。
ゲレンデスペック
ここで見ると、あまり魅力ないように感じます。
最長滑走 | 2600m | めいほう5000mには及ばないが充分長い 広くて滑りやすい |
標高差 | 355m(1405~1050m) 昔までは 430m(1405~975m) | 標高差はそれほどでもない |
営業期間 | 11月中旬~3月第4週 | 例年の営業期間です アイスクラッシュゲレンデ のみエリア最速でオープン |
ゲレンデ 気温・積雪 | 奥美濃エリアとしても低温 | |
降雪機・ 造雪機 | 造雪機・降雪機 両方あり | アイスクラッシュゲレンデなら 間違いなく滑れる |
穴場コース | 特になし | フラボークワッドリフトはガラガラ |
リフト料金 | 全日5000円 | エリア内では安価。鷲ヶ岳も滑るには 5700円となる |
早朝営業 | 有り | 07:00~16:30 通称早朝営業 別料金不要 |
ナイター | 無し | (隣の鷲ヶ岳には有り、別料金が必要) |
ホワイトピアの良いところは、ボトムでも1000mある上、北斜面なのでボトムでも十分雪質が良い事です。だからでしょうか、例年ボトム付近のアイスクラッシュゲレンデはいつも早くオープンします。おなじくボトム付近にある練習ゲレンデ「レッツピア」も、やっぱり長く滑れる場所です。
11月から滑れるスキー場といえばココと「スノーウェーブパーク白鳥高原」「ウイングヒルズ」ですが、管理人としてはこちらをおすすめします。とはいっても11月のゲレンデはペアリフト1本のみ稼働で、ゲレンデも狭く(幅10m×全長1000mと狭い)、ほかに稼働スキー場も少ないのですごく殺到します。11月から滑りたい方、覚悟も必要です。
ホワイトピアは平日うれしい事いっぱい。まず車の量は一番多いはずの11:10でもこの程度、十分前に停められます。平日は帰りの駐車場清算時、半額券2枚をプレゼントされます。
オトクなリフト券情報
マイカー派には嬉しい、お得な割引券です。
平日・駐車場から出る時に貰える半額券2枚セットです。注目すべきはその割引率でして、何と半額です!
通常料金のときでなく、プレオープン時(3200円、ペアリフトのみの時期)でも平日なら貰えます!
通常リフト券 | 1枚4300円 |
リフト半額券 ※ホワイトピア通常リフト券限定 | 4300円➡2150円 (50%OFF)×2枚 |
この駐車券の割引券ですが、3月は何と「平日でなくとも貰える」「来シーズンの半額券がもらえる」可能性あります。こちらをご覧ください
この様に、シーズン終わりにいくのもオススメですよ。しかも3月まで雪は残ってたりしますからね。
●レディースデー:ありません
●半額デー:毎週金曜日は、ホワイトピア単独券が2500円
●保育園以下のこども:1000円(しかもワシトピア券)
リフト券返却時にスクラッチもらえます。この中には「次回リフト半額券」「ホテル宿泊券」などがありますが。これが結構な確率でリフト半額券でるそうです。私たち夫婦で2枚やて、1枚はコレでした。
売店・スキー用品の現地調達
スキー用品(ボード用品) | センター1F 売店 | ゴーグル・パスケース・ワックス ・手袋など小物系は全部あり 板・ウエアはない |
食べ物系 | センター1F 売店 | 食べ物は菓子パン・おつまみ系 ご飯ものは少ない |
おみやげ | センター1F 売店 | ひるがの高原や当スキー場、 高山のみやげが揃う |
手ぶらで行っても大丈夫ですよ。現地で殆どレンタル可能です。
ホワイトピアたかすは規模小さめの割には、売店はしっかり充実しています。
幼児・初心者と行く場合
託児 | 無し | 家族連れで行く場合、 大人2人だけで滑るのは無理 |
キッズパーク | 有り | 「キッズピア」 レストラン前のスペース。無料開放 |
初心者 練習バーン | 有り | 「レッツピア」500円必要。 ベルトコンベアで怖くない。 例年12月中旬~3月時下旬くらい。 |
幼児のスクール | ①10:00~11:30 ②13:30~15:00 1コマ4,000円、 2コマ7,000円 | スキースクールキッズコースの名前で 4歳~6歳 |
託児スぺ―スはないので、家族連れで来て子供預けて大人だけで滑る、は不可能です。
【ベルトコンベア付の練習場】
●めいほうスキー場:無料、練習場のみ(ステップアップゾーン)
●鷲ヶ岳スキー場:1000円,右側がソリ場・左側が練習場
●ホワイトピア:500円,練習場のみ(レッツピア)
●ウイングヒルズ:1200円,右側がソリ場・左側が練習場
(コンベア名はウイングロード)●アルコピア:520円, 片側がソリ場・片側が練習場 (廃業)
●モンデウス:520円, 左側がソリ場・右側が練習場
(コンベア名はバンビーノ)
※ダイナランドもコンベアあるがソリ専用。練習場にはない。
ですが子供を雪遊び・ゲレンデデビューさせるには中々いい環境です。まず「レッツピア」というベルトコンベアゲレンデがあって、500円で乗り放題になります。センターハウス(ホワイトステーションの事)からも近いです。これが結構バカにならなくて、緩斜面を自分の足で登り続けると疲れてきて「もういいや」ってなっちゃいます、ベルトコンベアがあるだけで本当に救われます。最初はよくても、段々疲れてきますからね。
次雪遊びの場所もあって、レストラン前の「キッズピア」です。無料開放となっています。無料といえども遊ぶには十分なスペースがありました。こんな感じです。
【雪遊びにオトクなゲレンデ一覧】
●2歳未満:めいほうスキー場(無料)、ダイナランド(無料)、高鷲スノーパーク(無料)
●3歳未満:ダイナランド(無料)
●3歳以上:めいほうスキー場(ハイシーズン以外は無料開放)、
ホワイトピアたかす(いつも無料開放)、白鳥高原(常時無料開放)
スキー場毎の幼児向け度合い比較
滑ってみた感じ
滑った感じの動画も有ります。
パノラマコースは本当にこんな景色が続きます。はるか向こうに高鷲スノーパークのパノラマコースが見えますね。
ここは中級非圧雪のダンシングコース。コブラインが1本できています。中級ですが難しいですよ。
ダンシングコースを下から。左端に1本コブラインができています。これが中央のゲレンデまで続きます。
今度はダイビングコースのコブ。ここは3列くらいコブラインがあって、最初は手ならし、次は中級モーグルコースです。写真は中級モーグルコースのほう。
同じく中級モーグルコースを下から。このようにホワイトピアは、コブがとっても充実したスキー場となります。ゴンドラがなく実質高速クワッドだけで、コブも有り、マニアックなスキーヤーにうれしいスキー場といえます。
この写真の撮影位置は、なんと別荘の建物そば!こんな高くて長めいい場所に別荘(ニューパークひるが野)が立っているのです。写真左中央にみえるのも、別荘です。もちろん別荘からこのまま滑走できちゃいますよ。
スキー場内・周辺の宿泊施設
スキー場内 宿泊施設 | 有り | ホワイトステーション (センターハウスの3F4Fが宿泊可) 相部屋で4,800円、ツインで21,000円 |
スキー場内には宿泊施設があります。しかもセンターハウスがそのまま宿泊施設なので、朝起きたらエレベータでおりてそのままゲレンデです。この近さもホワイトピアの魅力です。
車中泊する場合
そもそも極寒のスキー場駐車場で何で車中泊?と感じるかもしれません。あえてスキー場車中泊する理由はこちらにのせました。
<ホワイトピアたかす 車中泊スペック>
車中泊の可否 | OK | センターハウス (=ホワイトステーション) 前は宿泊客・車中泊だらけです |
駐車場の傾斜 | やや有り | 気にならないレベルでしたが・・ |
夜間のトイレ | 毎日24Hr開放 | センターハウス地下1F |
最寄コンビニ | 車で10分 | 高鷲IC下のファミマ・ ひるがの高原のデイリー・ ひるがのICのファミマ(車で15分) |
最寄温泉 | 車で10分 | ふたこえ温泉(オススメ) 温泉牧華(車で15分) |
その他 | コインランドリーM’sひるがの が近いです。10分くらい。 駐車場代1000円かかる。出る時清算の為 |
ホワイトピアたかすもまた、車中泊しやすいといえます。駐車場の傾斜(寝ると気になりますよ!)、低温が要注意ですが。
【ホワイトピアたかすでの車中泊】
●食材・着替えがなくても、近くにコインランドリーやコンビニ・売店が豊富なので不問
(温泉牧歌の売店・コンビニ・スーパーが10分圏内で調達可能)
●駐車場が傾斜ありなので、場合によっては傾斜解消グッズを使いましょう。
●標高1000mあるので、防寒対策は念入りに。
※万一ギブアップしても、ホワイトステーションをつかう手まである。
●駐車場代1000円かかってしまう
最寄コンビニ(高鷲IC方面):ファミリーマート高鷲インター店です。
24時間営業は前泊するときには特に助かります。ただしお弁当系は夜間は充実してないです。ここは駐車場も広く、場所も解りやいです。
最寄コンビニ(ひるがのSIC方面):ファミリーマートひるがのSA上り方面です。
24時間営業は前泊するときには特に助かります。SA内のコンビニですが、一般道からもアクセス可能です(クックラひるがので検索)。ちなみにひるがのSAのコンビニは、下り方面にもあります(こちらは一般道からアクセスしにくいです)
最寄の温泉(高鷲IC方面):「湯の平温泉」です。
利用料は700円です。こちらは館内で食事できませんが、隣の棟で食事可能です。
【利用料】 | 700円 |
【営業時間】 | 10:00 ~21:30 |
【食事】 | 隣の建物で可能 |
最寄の温泉(高鷲IC方面):「コージュ高鷲 ふたこえ温泉」です。
利用料は700円ですが、月曜日は男性400円、金曜日は女性400円となります。
利用料 | 850円 |
営業時間 | <全日> 11:00~21:00 (受付終了20:00) |
食事 | 同一建物で可能 |
最寄の温泉(ひるがのSIC方面):「牧歌の里温泉 温泉牧華」です。
利用料は850円と高額です。ですが広く、食事も可能で、大変きれいなスポットです。売店の品ぞろえも充実していて食事・おみやげはもちろん下着類までも売っています。
利用料 | 850円 |
営業時間 | <平日> 13:00~21:00 (受付終了20:00) <休日> 11:00~21:00 (受付終了20:00) |
食事 | 同一建物で可能 |
子供連れで行く場合、強い味方なのはドラッグストアですね。21時クローズなので、利用はおはやめにどうぞ。
最寄の温泉:「ゲンキー 郡上白鳥店」です。
田舎町の小さなストアではなく、巨大店舗で品揃えも凄いです。(美濃白鳥という町がそもそも1万人超えの町で、周囲か人が集まる場所のため)
営業時間 | 09:00~21:00 |
車中泊をされる方、こちらも参考にください。
【独断で結論】ホワイトピアたかすは、こんな人向き
車中泊 | 〇 | 売店が車10分圏内で、 食材・着替え・インナーなんでも揃う。 ドラッグストアは25分位で 「ゲンキー郡上白鳥店」がある。 |
初心者デビュー | ◎◎ | 初心者練習バーンは「レッツピア」。 センターから近・高速滑走の危険少・ しかもベルトコンベア完備はレアです! |
幼児連れてく | △ | 託児は無理なので大人2人ではダメ センターから近い「キッズピア」は 時々無料開放なのが嬉しい |
上級者 | 〇 | バリエーション少な目 |
ゲレンデスペック | 〇 | オープンの速さ・ 北斜面ゆえ雪質がいいことが高得点 (2023年より追加料金必要・・) |
車中泊は「傾斜」さえ気を付ければ、あとはなんとかなると思います。いざというときの救済措置「宿泊」もあるので、安心できます。低温はどのゲレンデも標高1000mで寒いですから、一緒です。いざって時の救済もあります。早起きしたら7時から追加無で滑れるのは魅力的。管理人的には車中泊にかなりオススメです。
スキーデビューには間違いなく、一番優しいゲレンデです。500円かかるといえ、「レッツピア」のベルトコンベアは有難いです。べつに親子連れじゃなくてもOKです。
「安く滑りたい(5000円だが半額券手に入れやすい)」「車中泊したい(店近い・いざってとき救済あり)」「初心者デビューに優しい」「早く滑りたい(11月20頃オープン)」・・・色々なニーズを満たしてくれるいいゲレンデです。
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