珍エピソード。管理人がマンツーマンで、2歳児をコーチングしたときの実録を書きます。
管理人と子供の運動神経
管理人は・・・シュテムターン・パラレルターンができます。逆ㇵの字でも滑れます。上級者コースでも緩ければ滑れます。
こどもは・・・2歳児で、ジャングルジムの一番上まで登れ、ストライダーも普通に乗りこなせます。スキーセット(板・ブーツ)をはく練習は散々やりました。
時間
実際滑りは9時~12時半くらいでした。
途中でセンターハウスで、トイレ休憩もはさみました。
子供がいると滑ってられる時間がほんとに短いのです。トイレのお世話、食事のお世話、脱着させる、道具を2人分運んでおく、リフト券買う、レンタルする・・・
コース
管理人はめいほうスキー場が好きなので、α1100、α5000下部 で滑りました。
リフトは第一クワッドリフト2回、ペアリフト1回使用しました。(ポイントでいうと5ポイント分=2000円分)
※めいほうスキー場のコースについてはこちらを参照。
※管理人がめいほうスキー場すすめる理由はこちらを。
実際の子供の成長
リフト:人生初なのに殆ど怖がらず、ずっとにこにこ楽しそうでした。
曰く「アンパンマンがパトロールしてるみたい!」「空飛ぶイスだねすごーい!」
・・・準備として、家でリフトごっこもしていました。Youtubeで同年代の子供のスキー動画も見せていました。同じくらいの子が滑っている動画・実際見る事でかなりやる気になってくれました。
スキー板の装着・歩き:平でない雪の上では、自分で履けません。管理人が履かせました。しかし雪の上で一人で立つ事はできました。履くのは難しいですが、立つ事なら手を離せばなんとかできますよ。
スキー滑走:一人では怖がります。ですから、さっきのみのりちゃんの動画のように、管理人が子供の両脇をもって、同じ向きで滑りました。
【1本目滑走時】
●ほぼ脇でかかえたまま滑り続けた。
●スキー板履いたままでは、立てない。
●「帰る~!ママに合わせて~!」と涙が止まらなかった
【2本目滑走時】
●脇抱えたままだが多少立って、少し手離しできた
●スキー板履いたまま立った(歩けるレベルではない)
●「ママ、帰る~」類の弱音が消えて「早く滑ってクダサ~イ」と逆に急かす始末
しかし、2本目滑走時に問題が起きました(後述)。
スキー中に寝る
子供の寝る時といえば、こんな所ですよね。
【子供の昼寝タイミング】
●運動した後
●昼食後
●体が固定されているとき
私たち大人は「子供よはやく昼寝しろ」と思うので、この条件を満たすように子供と遊んでいます。逆に寝てほしくないタイミングで、これを満たしてしまうのが、「昼食後のリフト」です。
ですからスキーを教える大人は
昼食与えたら、もうスキーしない(リフト乗らない)。リフトで寝たら山頂から抱っこしてスキーする羽目になる。だから昼食前に滑るんだ!
と考えるわけですね。しかし・・・
子供は、スキー中に管理人の腕の中で、寝ました。
え?一体なんで??
・・・たしかに「運動した後」ですが、「昼食前」だし「体も固定していない」はず!
しかもリフトで寝る=下りのリフトに載せてもらう手がありますが。スキー中に寝る=ゲレンデの真ん中=下りのリフトも使えないわけです。
どうしようもない状況でした。
【スキー中に寝られた場合の絶望】
●-4度の極寒の中
●リフト乗り場は遠い=係員も近くにいない・下りのリフトに乗れない
●寝コケて起きない=だっこしてスキーするしかない
●しかも子供のスキー板も運ばないといけない
このまま極寒で昼寝したら、凍傷です!いくらフカフカのパウダースノーで、柔らかくても布団にはできません。
・・・ではどうしたかと云うと、
パトロールに電話しました。
めいほうスキー場のパトロールさんですか?大変申し訳ありません。子供がゲレンデの真ん中で寝てしまいました。
私だけで、板を履いたままの子供を抱えてすべるだけの技術はありません。このままだと子供が凍傷してしまいそうで・・・(泣)
ええ、場所ですか。α5000の下の方で、向かって左側の側道ですよ。初心者が徒歩で登ってきて練習するところ。
暫くすると、係員のにいさん(スニーカーで徒歩)がみえて、直ぐ後にパトロールのおねえさん(スキーヤー)もみえました。子供はおねえさんに抱っこされ、センターハウスまで華麗に滑走していきました。カッコイイ!!と同時に、めいほうスキー場には感謝でした。このスキー場に来てよかった!
人に話すと「この話はずっと語り継がれる」とのこと。喋りたくて仕方ないのですが、この子のこと思うと「自分の黒歴史をべらべら喋るなんて、大嫌い!」となるのでもう二度と話しません。私だって、自分の子供時代の失敗談をべらべら喋られたらイヤですからね。親ばか呼ばわり覚悟ですが、なるべく子供の事は喋らない。聴かれてもいいところしか喋らないようにしています。
準備(後日談)
反省も込めて、スキーデビューまでに初心者にしておくといいもの。
トライスキー | |
コーチベルト | |
スキーでつかう筋肉は特殊です。初心者=vの字にしとけば安心、と考えがちですがそのvの字固定するのが結構筋肉使います。そうするとはやく疲労して、すべれる本数まで減ってしまいます。折角きたのにこれではもったいないので、是非用意しておきましょう。
やっておくといい事
ブーツを板に装着する (雪の上で自力で) | 雪がなければ段ボール斜面で |
かに歩き練習 (斜面登る事) | 雪の上でピタリと立てる為 大人も必見の動画あり(下記) |
ブーツ+板で歩く練習 | 結構重たいから 筋トレ必須です |
グー・パーの練習 | グー=閉じる(スピードUP) パー=開く(スピードDOWN) の感覚をつける。 |
雪の上でトライスキー をはめる練習 | 大人の練習。「斜面で不安定」 「接続部に雪が詰まる」二重苦 を本番では体験するから |
同年代の子の スキー動画 | 「自分でもできそうだ」と 思わせる為。効果バツグン |
かに歩きの練習にピッタリの動画です。斜面に垂直に、板を立てれば面白い位ピタリと止まります。大人だとなんとなく出来てしまいますが、子供が覚えると結構感動してくれます。
グー・パーの練習はこの動画おすすめですよ。
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