車中泊実録@スキー(ウイングヒルズ白鳥)

車中泊

車中泊の行先と目的

ウイングヒルズ白鳥リゾート(岐阜県郡上市白鳥町)

に行ってきました。

2023年1月7日夜~8日にかけてです。

管理人のみ単独です。車中泊大好きな娘と行くための準備でした。

●スキー場の夜は寒い?
 > 結構寒いです。ですが屋根付き駐車場だったり、雪が降っていると放射冷却が強くなく、そこまで寒くもありません。
●スキー場の駐車場は一酸化炭素中毒が怖い?
 > アイドリングさえしなければ、起こりません。そして私は絶対にアイドリングせず、しなくても十分な位対策していきます。

車中泊タイムテーブル

【1日目】1月7日(土曜日)外気温
【前日までに積込んでおけるもの】
●常温小分け牛乳×1本、野菜ジュース小分け×1本、みかん
●カップスープ×1個、お菓子、ペットボトルの水2L
●スキー用手袋、スキーブーツ、スキー板、ヘルメット
●GoProカメラとバッテリー(撮影するため)
●バックパック(スクレイパー、トライスキー、コーチベルト)
●スノーブラシ、スノースコップ、そり
●大容量バッテリー、車載用電気ケトル(トラベル用ケトルとは別)
20:00スキー場に出発
冷蔵庫から小分けヨーグルト、お弁当用冷食を持ってく
0℃
コンビニで:おにぎり2個購入
21:30スキー場に到着(ウイングヒルズ白鳥リゾート)
車中泊場所は立体駐車場の1F すみっこ
-4℃
車を車中泊モードにする
トイレ(立体駐車場のすぐそばに24hr開放トイレ有)
22:30就寝-4℃
【2日目】1月8日(日曜日)
07:00起床(立体駐車場に入ってくる車の音で目覚める)-2℃
トイレ(立体駐車場のすぐそばに24hr開放トイレ有)
➡チケット購入
➡朝食すませる
(ヨーグルト、パン、お弁当用冷食、みかん、野菜ジュース)
➡トラベル用電気ケトルをセット(昼食用のお湯)
08:00午前スキー開始
スキー教室の予約(上級者・90分6000円)
11:30車で昼食開始
(お弁当冷食、小分け牛乳、おにぎり、野菜ジュース、カップスープ)
※のハズでした・・・
0℃
トイレ(立体駐車場のすぐそば)
12:30午後スキー開始
15:00滑り終わり 片付け開始
15:30家にむけて出発-2℃

※実は「車載用電気ケトル」のせいで、昼食がパーになっています

道中の様子

冬の夜に、夕食お風呂とも終わってから出発したので遅いです。道中は真っ暗。幹線道路沿いは明るいのですが。道中は凍っているのですが、さすが国道でガリガリの滑りやすい状態ではありません(スピードがだせます)。

19~20時台の道中はガラガラで、ストップ&ゴーが少ないので燃費も伸び、早く着きます。夜の国道は高速道路使わなくてもスイスイいけるので、高速道路代も節約できます。

郡上市でとても頼りになるドラッグストア「GENKY」は21時まで空いているので間に合います。ここで足りない物や明日のおにぎりを買えます。

車中泊場所

車中泊場所は、ウイングヒルズの立体駐車場です。詳しい場所はこちらに載せました。

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●寝心地は・・・

 今回は大雪の夜ではなかったので立駐1Fでも除雪車の轟音がなく、快適そのものでした。(※もし大雪の夜だった場合は、立駐の2Fで車中泊します。除雪車の轟音がかなり軽減します)

立体駐車場なのでそこまで放射冷却せず、他の車の熱気もあるので思ったほど冷え込まないのです(それでも氷点下ですが)。車体には断熱のかぎりをしてあるので、車内は寒いですがプラスの気温。その上で―25℃対応の冬用寝袋に入っているのでそこまで冷え込みません。

●寝具は・・・

 夏と違って家の布団は使えません(場所とるうえ、耐寒性が不足)。では使ったものはというと、下から順に車中泊マット+電気毛布+冬用寝袋です。

車中泊マットは、EVAフォームのマットを使いました(オススメ理由はコチラ記事を。)

電気毛布は普通に家用のもので十分です。もちろんポータブルバッテリーから電源とります。

冬用寝袋は、-25℃対応のダウン寝袋を使います。

あとは寒さ対策万全にしています(コチラにまとめました。)

●トイレ・水回りは・・・

 第一駐車場のすぐそばに、24時間つかえるトイレあります。ちゃんと温水がでるので助かりますし、結構広いです。

第一駐車場すぐそばのトイレ 屋根の下左手がトイレです
トイレの感じはこうです

車中泊の様子

車種:日産NV350キャラバン

 ・・車種的にも、家族4人まで車中泊できますよ。

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車中泊人数

 ・・今回は管理人一人なので、こんな感じです。

キャラバン トランクルームだけで就寝できます
朝起きたとき 電子レンジも使いました

・・・見ての通り、就寝スペースが荷室だけで完結しています。座席は全部そのままだし、荷物も二段ベッドやベッドキット下の収納につめるので、移動にも困りません。だから走行モード➡寝るモードでのベッドメイキングは全然時間掛かりません。

ベッド上の状態はこんな感じ ベッド下は次の緑色図

ベッドキット下の収納はこうなっています。

ベッド下の収納だけでこんなに入っています

ベッド上に出ているのは電子レンジと食料の入った箱だけです。

寝る時はまず、レンジと食料の箱をセカンドシートにどかします。それからベッド上にリッジレストマットをしき、電気毛布をしき、寝袋と枕をおくだけで完成します。連泊する場合だったら敷きっぱなしにもできますよ。勿論ソロ車中泊なので電子レンジ・食料の箱をベッド上においても十分ですが、家族車中泊をみこして広々寝たかったので、ベッド上を広くとりました。

※管理人は1月10~14日までコロナ隔離で連泊しましたが、敷きっぱなしにしていました。

【前回車中泊からの改善点】
●ベッドメイキングに時間かからなくなった
➡トランクの広い車は時短に有利でした!

●枕がないと寝苦しい
➡家のそば殻枕をそのまま持ち込みました

●収納場所が多い=分別ができてて便利だった
➡どこに何があるか整頓できてるので探す時間が省けて時短でした。

・・・ハイエース・キャラバン+箱型ベッドキットは車中泊にとても強い。

寒さ対策

車中泊した2023年1月7日(日)は、最低気温-4℃でかなりの寒さ。寒さ対策も万全にやっています。

【寒さ対策の例】
●車体にはフルで断熱材を仕込む
●ベッドキット天板にも断熱材を仕込む
●窓は全てAIZUのシェードで塞ぐ
●リッジレストマット+電気毛布+冬用寝袋

・・・これだけやって、寝る直前に車の暖房であっためておいてから寝ます。それでも、朝になると寝袋の外は結構寒いです。窓ガラスには霜が貼りついている位でした。

ちなみにこちらに、暑さ対策についてまとめました。

スキー車中泊する場合の寒さ対策集
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食事

今回は早めに行動したので現地ドラッグストアを使い、買い物しました。今回は翌日たべるおにぎりしか買っていませんが、色々ここで買いこんでも悪くないです。なぜならドラッグストアだとコンビニよりずっと安いから。そして品揃えが結構いいです。

今時の大型ドラッグストアは食材が豊富で、スーパー顔負けですよ。こんなにも売っています。

【GENKYやクスリのアオキにある常温品】
●水・ペットボトルジュース・常温OK牛乳・野菜ジュース
●くだもの全般(みかん・バナナは日持ちよく包丁無でたべれて便利)
●スープパスタ
●パン類なんでも
●常温OKチーズケーキ
●常温OKチーズカマボコ
●トマト
●おにぎり(19時くらいには売り切れだが)

服装や道具

【寝る時の服装】
●ヒートテック下着+冬用のパジャマ+フリース

【スキー中の服装】
●ヒートテック下着+フリース+スキーウエア
●ヘルメット+ヘルメットビーニー、手袋、スキー用靴下
●バックパック(フリースやコーチングベルト・トライスキーを入れる為)

このヒートテック(とほぼ同性能の)下着も、スキー用の靴下も、みんなGENKYでも買えます(というか、昨年私がGENKYで買ったものを今年も使っている)。

一人旅なのでロッカーも使わず、スキーブーツのまま車~ゲレンデ滑走までできてしまい荷物も少ないです。バックパックがあると便利で、インナーフリースやお菓子やドリンクも持ち歩けて好きな時使えます。

車中泊して思ったこと

愛車をキャラバンに変更してよかったと心の底から思いました。ベッド設営が簡単ですし、荷物を沢山詰めるので色々悩まなくていい。冬の間スキーグッズをずっと積みっぱなしにでき、それでも5人が座れるのでこのままお出掛けもできるわけです。ベッドスペースが広いので窮屈さもありませんでした。

ただどんなに断熱しても、やはり部屋ほど快適ではありません。朝には寝袋から出ると寒い。それと枕、これがないと寝れません。

あとミスをしていて・・・水とカップスープがあったのはいいですが、何と「車載用電気ケトル」が壊れていました。そしてこの日たまたま、電子レンジを忘れていました。つまり車内であったかい物を食べられない。それで昼食はやむなく、センターハウスの豚汁定食(980円)を食べました。悔やんだのは予備にパンやカロリーメイトを積んでおくべきだったことです(=保存がきくので余ってもOKな食べ物)。準備ってほんとうに大事ですね。

※後日談:車載用電気ケトルのその後

車載用電気ケトルは12V 、50Wとパワーがなく湯沸かしに時間掛かり過ぎます。そこで今回は、たった7分で熱湯ができる「トラベル用電気ケトル」に買い替えました。

車のシガーソケット電源では使えませんが、300W対応のバッテリーがあれば湯沸かしできます。湯沸かしがとても早くて、本当に冷水が5~7分で熱湯になってしまいます。この時間というのは車に帰ってケトルをセット➡トイレ➡車に帰ると熱湯できあがり、という速さです。待っていても動画1本みているうちに沸いてしまいます。快適そのものですね。

いまどき車中泊される方はバッテリーを持ってるはずなので、これを持ち歩くことをオススメします。

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