東海三県や、関西圏のスキーヤー・スノーボーダーにオススメなのが奥美濃エリアのスキー場です。
【奥美濃エリアスキー場の特徴】
●アクセスが良好(名古屋中心部から2時間・京都から3時間で到着できる)
※日帰り可能
●雪質最良で、到着後ガッカリするリスク低め
●規模が大きい・:パークアイテムも豊富
●売店も充実したところが多い
●料金・物価が長野・新潟・関東圏よりも安い場合が多い
この通りでして、名古屋圏・関西圏の方たちは奥美濃エリアへ行けば間違いありません。
※管理人も名古屋圏在住でして、色々行って「岐阜県の奥美濃がイチバンだなぁ」と感じている次第です
ダイナランドについて
岐阜・富山より西で最大規模のスキー場です。隣の高鷲スノーパークも一緒に滑れるので、合わせたスケールは日本最大レベルです。
アクセスのしやすさ
最寄IC | 高鷲ICから10分 | ICから近い。 |
道中の除雪 | 行き届いている | ほぼ一本道の県道の為。 |
アクセス道路 | やや走りにくい | ヘアピンカーブがキツイ 途中・狭い箇所あり |
アクセスは距離的なものは近いです。でもヘアピンカーブがきついので、運転はちょっと難しめです。
隣の高鷲スノーパークと隣接していますが、混雑度合いはこちらの方が少な目です。
なお駐車場ですが、「センターハウス側」と「Baboon側」で違います。普通に行くと分岐点で誘導員さんにセンターハウス側を案内されるので、Baboon側に行きたい場合は、言わないとダメです。
あと助かるのが、センター直結の立体駐車場です。400台しかないのですぐ埋まります。車が雪に埋もれないのもいいのですが、センターハウスが近い事とエスカレーターが付いている事がいいです。
スポーツ用品店は、(高鷲スノーパークと違って)ダイナランド側ではかなり揃います。レンタル屋の規模もとても大きく、3歳児からレンタルできます。
ゲレンデスペック
ここで見ると、あまり魅力ないように感じます。
最長滑走 | 3200m | 隣の高鷲スノーパークでなら 4800m滑走も可能 コースが縦に長いのではなく、横に沢山ある |
標高差 | 447m(1430~983m) | 標高差はそれほどでもない |
営業期間 | 12月中旬~3月第4週 | 例年の営業期間です スノーパークと違って早々にクローズする |
ゲレンデ 気温・積雪 | 奥美濃エリアとしては低温じゃない | |
降雪機・ 造雪機 | 造雪機・ 降雪機あり | 12月中旬までオープンしない オープン中はまず雪確保されてる |
穴場コース | ダウンヒルコース | γライナーリフトはガラガラ その下ダウンヒルコースも割と空いてる |
リフト料金 | 全日4900円 | 5700円と高価( 隣の高鷲スノーパークも滑ってOK |
早朝営業 | 有り | 06:00~16:30(土日祝+年末年始のみ) 通称アサダイナ・サンライズ営業。 別料金不要 |
ナイター | 有り | 18:00~23:00(ハイシーズンずっと) 通称ヨルダイナ 別料金必要3200円 |
最長滑走・標高差とも長くないです。ダイナは長距離滑走を楽しむんじゃなくて、圧倒的に広くて多いコースを味わう事が魅力なんです。
それと、早朝営業&ナイターがあります。これもダイナランドだけです。その為車中泊で行くとすると、連泊した時に長時間滑れるゲレンデとなります。別途料金なしでも、一枚の通常リフト券で6時から16時までOKなのは魅力的です。
ハイシーズン限定で高鷲スノーパークとの山頂連絡路(βーα山頂連絡コース)がつながって、高鷲スノーパークと往来できます(通称:タカスダイナ発動中)。往来可能なのは2か月くらいといったところです。こうなるとスノーパーク側も滑れるので、1日で滑り尽くせないくらいになります。
※「大日岳スキー場」とは、ダイナランドの昔の名称です。エコーの鐘は2013年には、ゲレンデウェディングでも使用されたそうです。管理人もその昔、妻と一緒に鳴らしています。
<ダイナランド 第一ゲレンデ650m滑走>
売店・スキー用品の現地調達
スキー用品(ボード用品) | センター2F 売店 | ゴーグル・パスケース・ワックス ・手袋など小物系は全部あり 板・ウエアはない |
食べ物系 | センター2F 売店 | 食べ物は菓子パン・おつまみ系 ご飯ものは少ない |
おみやげ | センター2F 売店 | ひるがの高原や当スキー場、 高山のみやげが揃う |
品揃えは間違いなく奥美濃最強です。手ぶらで行っても大丈夫ですよ。現地で殆どレンタル可能です。
食べ物も結構充実しています。ダイナランド、食べる場所にも困らないです。
幼児・初心者と行く場合
託児 | 有り | Baboonに託児スペースあり Baboonとセンターハウスは 離れてるので、駐車場所には注意 09:00~12:00、13:00~16:00 1枠3000円で。 1歳から6歳までOK |
キッズパーク | 3歳以上1000円 | 高価。しかし2歳以下は無料 そりだけ。狭い |
初心者 練習バーン | Baboon右手 | リフトは、ペアリフト券が必要 キッズパークは1000円必要 他は無料で、広く練習し易い 注:暖冬の年は、人工降雪少ない |
幼児のスクール | ①09:30~11:30 ②13:00~15:00 1コマ15,000円 | キッズレッスンの名前で 4歳~8歳が可能、ほぼマンツーマン |
キッズパークで遊ばせるなら、2歳以下は無料です。これ結構な穴で、めいほうだと1歳以下しか無料じゃないのでオトクです。
スキーデビューさせるのにはあまり向いてません。無料練習場はなく、Snow Baboon部分でも1000円かかり、ペアリフトはさらに別途料金かかります。ベルトコンベアあるエリアはそり専用で、スキー練習は使えません。
・・・そして穴があって、それは暖冬の年あまり雪が無い事。以下はハイシーズンのはずの2019年大みそかの、キッズゲレンデ周辺の写真です。
キッズゲレンデの中も芝生がみえていて、全く人工降雪ありませんでした。娘を連れて行った時、雪がないのに入場料1000円を請求され、しかもPlay Baboon部分でも1000円請求され、怒って高鷲スノーパークの方へ車走らせました(スノーパークは初心者練習バーン・キッズゲレンデ部分も人工降雪してくれてた為)。
【ダイナランドに子連れで来る場合】
●スキーデビューにもオススメ。でも暖冬の年はオススメしない
●キッズパークはアイテムがそりだけ(6種類あるらしいですが)。でも暖冬の年はオススメしない
●Play Baboon部分は無料開放になったため、室内でも結構充実している。Play Baboon部分もふくめ、すべて入場1000円必要。当日リフト券持っていても、別途で200円かかります(同伴する子供は500円かかる)。
●無料で雪遊びできるスペースは大きな雪山の部分のみ。その為子育て世代のお財布には大変厳しい。
スキー場毎の幼児向け度合い比較
スキー場内・周辺の宿泊施設
スキー場内 宿泊施設 | 有り | ホテル ヴィラ・モンサン |
スキー場内には宿泊施設があります。ただし高価で、素泊まりで18500円/人/1泊くらいです。高価ですが寝坊できますし、ホテル前からゲレンデまでのシャトルバスが出ています。リフト券も2000円(正規料金5700円の所)で購入できます。これがとても便利です。
スキー場外には格安の宿泊施設があります。「ダイナランド 宿泊街」とされてる場所でして、ここだと民宿がいっぱいあります。
車中泊する場合
そもそも極寒のスキー場駐車場で何で車中泊?と感じるかもしれません。あえてスキー場車中泊する理由はこちらにのせました。
<ダイナランド 車中泊スペック>
車中泊の可否 | OK | 立体駐車場は一番近・車中泊だらけ 悪天候無用だが、 ナイターあるせいでブーツ足音うるさい |
駐車場の傾斜 | 無 | 立体駐車場は傾斜ゼロで寝やすい しかも積雪心配ない 平面駐車場は遠くて寒い(静かだが) |
夜間のトイレ | 毎日24Hr開放 | センターハウス1F・2Fとも |
最寄コンビニ | 車で10分 | 高鷲IC下のファミマ・ ひるがの高原のデイリー・ ひるがのICのファミマ(車で10分) |
最寄温泉 | 車で10分 | 湯の平温泉 ふたこえ温泉 温泉牧華 |
その他 | コインランドリーM’sひるがの が近いです。5分くらい。 駐車場代1000円も車中泊ならかからない。 |
ダイナランドは、ゲレンデ内宿泊施設があります。でも車中泊も可能で、しかも大変車中泊しやすいゲレンデといえます。
※なお管理人は実際ダイナランドで車中泊しています➡こちらの車中泊実録もどうぞ
【ダイナランドでの車中泊】
●食材・着替えがなくても、近くにコインランドリーやコンビニ・売店が豊富なので不問
(温泉牧歌の売店・コンビニ・スーパーが10分圏内で調達可能)
●駐車場もハイスペック。傾斜少ないし、センター側に至っては立体駐車場で吹雪も低被害です。ただしナイターのブーツ足音うるさいので、耳栓推奨。
●駐車場代1000円かからず、早朝6時~16時まで一枚のリフト券で滑れてオトク。
●標高1000mあるので、防寒対策は念入りに。
※万一ギブアップしても、ヴィラモンサンをつかう手まである。
➡この様にダイナランドを車中泊場所とみると、とてもオススメ。
最寄コンビニ(高鷲IC方面):ファミリーマート高鷲インター店です。
24時間営業は前泊するときには特に助かります。ただしお弁当系は夜間は充実してないです。ここは駐車場も広く、場所も解りやいです。
最寄コンビニ(ひるがのSIC方面):ファミリーマートひるがのSA上り方面です。
24時間営業は前泊するときには特に助かります。SA内のコンビニですが、一般道からもアクセス可能です(クックラひるがので検索)。ちなみにひるがのSAのコンビニは、下り方面にもあります(こちらは一般道からアクセスしにくいです)
最寄の温泉(高鷲IC方面):「湯の平温泉」です。
利用料は700円です。こちらは館内で食事できませんが、隣の棟で食事可能です。
【利用料】 | 700円 |
【営業時間】 | 10:00 ~21:30 |
【食事】 | 隣の建物で可能 |
最寄の温泉(ひるがのSIC方面):「牧歌の里温泉 温泉牧華」です。
利用料は850円と高額です。ですが広く、食事も可能で、大変きれいなスポットです。売店の品ぞろえも充実していて食事・おみやげはもちろん下着類までも売っています。
利用料 | 850円 |
営業時間 | <平日> 13:00~21:00 (受付終了20:00) <休日> 11:00~21:00 (受付終了20:00) |
食事 | 同一建物で可能 |
最寄の温泉:「ゲンキー 郡上白鳥店」です。
田舎町の小さなストアではなく、巨大店舗で品揃えも凄いです。(美濃白鳥という町がそもそも1万人超えの町で、周囲か人が集まる場所のため)
営業時間 | 09:00~21:00 |
車中泊をされる方、こちらも参考にください。
【独断で結論】ダイナランドは、こんな人向き
車中泊 | ◎ | 売店が車10分圏内で、 食材・着替え・インナーなんでも揃う。 ドラッグストアは22分位で 「ゲンキー郡上白鳥店」がある。 |
初心者デビュー | △ | 初心者練習バーンはSonw Baboon内。 1000円払えば「ビギナーリフト」あるが 初心者にリフトはコワイ・・。 |
幼児連れてく | ◎ | 託児できるので夫婦2人きりも可能 Baboonのそばの「ちびっこ広場」は無料 (2023年有料化しました) |
上級者 | 〇 | 上級者コースは暖冬でオープンしない 但し高鷲スノーパーク行けば滑れます |
ゲレンデスペック | 〇 | 西日本でみても最強。コースが豊富 スノーパークと違い人工降雪機が少ない |
間違いなく、車中泊にオススメのゲレンデです。駐車場は近いところはほぼフラットで寝やすい。それに立体駐車場のお陰で雪が埋まる心配がないのは、奥美濃エリアでこことウイングヒルズ白鳥だけ。コンビニもスーパーもコインランドリーも近くて、連泊する人にもオススメできます。ドラッグストアはやや遠いですが通り道にあり、22分位で行けます。(ドラッグストアは子供連れ旅行時にはすごーく重要なので)。おまけに車中泊ギブアップしたときには救済措置としてヴィラモンサンがあり、当日宿泊も可能な場合が多いです。
運転に自信ないけどスキー場行きたい方、アクセス道路のヘアピンカーブに注意して下さい。ダイナランド側はとくにキツイです。
幼児を連れて行くには、お金えあればオススメ。ただし暖冬の年を除きます(キッズゲレンデ部分に人工降雪がイマイチだから)
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