東海三県や、関西圏のスキーヤー・スノーボーダーにオススメなのが奥美濃エリアのスキー場です。
【奥美濃エリアスキー場の特徴】
●アクセスが良好(名古屋中心部から2時間・京都から3時間で到着できる)
※日帰り可能
●雪質最良で、到着後ガッカリするリスク低め
●規模が大きい・:パークアイテムも豊富
●売店も充実したところが多い
●料金・物価が長野・新潟・関東圏よりも安い場合が多い
この通りでして、名古屋圏・関西圏の方たちは奥美濃エリアへ行けば間違いありません。
※管理人も名古屋圏在住でして、色々行って「岐阜県の奥美濃がイチバンだなぁ」と感じている次第です
ウイングヒルズ白鳥リゾートについて
高速出口から結構遠く25分かかります。途中道路はヘアピンありで時々1車線になりますが、除雪となると案外行き届いていて、ずっと日当たり良好なので。そこまで滑りません。
高速ICは「白鳥西IC」となります(白鳥ICでおりず、福井方面に入って1区間です)。
アクセスのしやすさ
最寄IC | 白鳥西ICから25分 | ICから距離あり |
道中の除雪 | かなり良い | 「石徹白地区」の唯一の生活道路 であるため、除雪は行き届いてる ただしヘアピンカーブは多数 |
アクセス道路 | (アクセス道 自体が無い) | 石徹白への生活道路上にゲレンデが あるので、スキー場専用アクセス道路 は存在しない。 |
駐車場はセンターハウスの第一駐車場(立体駐車場。全長4850㎜×幅1900㎜×高さ2400㎜迄)、満点の湯がある第二駐車場とがあります。奥美濃エリアなのに平日無料です(白鳥高原・ひるがの高原も同様)2023年シーズンより、駐車場代は平日・休日とも1000円に値上げしています。
子連れで行く場合は第一駐車場一択です。なぜなら「子供ゲレンデ」「キッズパーク」的なものは全てセンターハウスのそばに有るからです。
車中泊する場合も第一駐車場一択です。これは第二駐車場が「22:00~夜間閉鎖」され、トイレも使えないからです。
高速道路ICは「白鳥西IC」「高鷲IC」が等距離ですが、白鳥西ICを使いましょう。なぜなら白鳥西からのほうが道がよく、道路上にコンビニ・ドラッグストアもあり便利だからです。白鳥西ICは東海北陸道にはなく、白鳥ICから福井方面に入って1区間の所にあります。
途中道路は、除雪にかんしてはほとんど大丈夫で滅多に通行止めにならないです。スキー場専用のアクセス道路が存在しません。しかし分水嶺の「桧峠」のてっぺんにあるので、そこまでの道自体はヘアピンカーブ連続で所々狭いです。日当たりはとてもいい道路なんですが、ヘアピン慣れしていないと難しいです。はっきり言って、一番車酔いしやすい道中です(反対に、車酔いに一番マシなのは鷲ヶ岳ですかね)。
ゲレンデスペック
奥美濃としてはそこそこのスペックです。
最長滑走 | 3500m | 滑った感じを動画にしました |
標高差 | 480m(1350~870m) | 標高差はそれほどでもない |
営業期間 | 12月第中旬~3月末 | 2022年より4月以降無し |
ゲレンデ 気温・積雪 | そんなに良くない 雪質案外良い | 奥美濃エリアでは標高低め 風がわりと強い? 石徹白地区なので降雪量多く、 南向きでも晴れないので雪質良 |
降雪機・ 造雪機 | 造雪機・降雪機 両方あり | アイスクラッシュゲレンデなら 間違いなく滑れる |
穴場コース | 特になし | 第2クワッドは 割と空いてる |
リフト料金 | 土日祝5500円 平日4500円 | スペックの割に高価? |
早朝営業 | 有り | 05:00~16:30 別料金不要 |
ナイター | 無し |
11月から滑れるスキー場といえば「ホワイトピアたかす」と「ウイングヒルズ」「SWP白鳥高原」です。ウイングヒルズはプレオープンから高速なクワッドリフト使えるので、効率よく回れてオトクですよ(ホワイトピアは低速なペアリフトで渋滞も激しいのでオススメできず)。プレオープン期間中のリフト料金は、ウイングヒルズが3000円、ホワイトピアが3200円なので若干オトクではありますが。
※2021年よりウイングヒルズはプレオープン割引なくなりました。代りにアルペンで12月中旬まで2800円でリフト券買えます。
※2023年よりウイングヒルズ白鳥はプレオープンせず、12月中旬より本オープンになります。
2022年シーズンまではハイシーズンの土日祝にかぎり、朝5時から滑れました。
ウイングヒルズが最もオトクなゲレンデになるのは、土日祝に行くことです。そうすると8時~18時と長時間を、1枚のリフト券で滑り倒せるからです。前日から車中泊していくと駐車場代すらかからなくなるので、よりオトクですね。
またウイングは混雑状況も、高鷲スノーパークやめいほうといった超人気ゲレンデに比べるとそんなに悪くないです。
12月中旬までは、休日のピーク時間ですらこの位です。あまり並ばなくていいのもいいところです。ゴンドラは並びますが回転が速く、待ち時間は短めです。
オトクなリフト券
マイカー派には嬉しい、お得な割引券です。
時期だけ注意でして、例年6~9月しか販売していません。注目すべきはその割引率でして、何と半額です!
通常リフト券 | 1枚4800円 |
超早割リフト券 | 4枚9800円 ➡1枚2450円 (約50%OFF) |
これとは別に、こんなチケットもあります。
ヒマラヤ・アルペン・スポーツデポなどといったアルペン関係のお店で一定額購入すると、このチケットが貰えます。ちなみに管理人が防水スプレー2本2100円を購入したとき、もらえたものです。
●レディースデー:毎週金曜日は、女性1000円
●子供の日:小学生以下のこどもは、1000円
※こどもの日➡2023年シーズンは1~3月の第3土日+年末年始(12/29~1/3)+祝日か振替休日(12/23、12/24、1/8、2/12、2/23、3/20)
※2022年シーズンまでは無料だったので値上げ
売店・スキー用品の現地調達
スキー用品(ボード用品) | センター1F 売店 | ゴーグル・パスケース・ワックス ・手袋など小物系は全部あり 板・ウエアはない |
食べ物系 | センター1F 売店 | 食べ物は菓子パン・おつまみ系 ご飯ものは少ない |
おみやげ | センター1F 売店 | ひるがの高原や当スキー場、 高山のみやげが揃う |
手ぶらで行っても大丈夫ですよ。ここも現地で殆どレンタル可能です。
ウイングヒルズはアルペン直営のため、スポーツ用品が通常の店舗価格です。品ぞろえは小物一式なら大丈夫、という感じでした。
食事処は分散していて密ではないです。センター1F、2F、中腹レストランLOOKがあります。中腹レストランは景色よくてオススメですよ。
幼児・初心者と行く場合
託児 | 無し | 家族連れで行く場合、 大人2人だけで滑るのは無理 |
キッズパーク | 有り | キッズゲレンデ 入場料1000円(3歳以上) ベルトコンベアの「ウイングロード」有 ( |
初心者 練習バーン | 有り | センターハウスでて一番左のゾーン センターから割と近い |
幼児のスクール | ①09:30~11:00 ②12:00~13:30 ③14:00~15:30 1コマ4,300円、 2コマ8,100円 | スキースクールキッズコースの名前で 4歳~6歳 |
スキーデビューするならセンター左手の初心者バーンになりますが、そこはリフト・ベルトコンベアはない緩斜面です。ただし高速滑走してくる人もいなく、安全です。
子供が無料で雪遊びできるようなスペースはありません。これ落とし穴です。
でも有料のキッズゲレンデはベルトコンベア・しかも屋根付きで有難いです。このベルトコンベアは左側がスキーボード練習場、右側がソリ場なので滑り練習したらベルトコンベア、とできて効率的です。
【ベルトコンベア付の練習場】
●めいほうスキー場:無料、練習場のみ(ステップアップゾーン)
●鷲ヶ岳スキー場:1000円,右側がソリ場・左側が練習場
●ホワイトピア:500円,練習場のみ(レッツピア)
●ウイングヒルズ:1200円,右側がソリ場・左側が練習場
(コンベア名はウイングロード)●アルコピア:520円, 片側がソリ場・片側が練習場 (廃業)
●モンデウス:520円, 左側がソリ場・右側が練習場
(コンベア名はバンビーノ)
※ダイナランドもコンベアあるがソリ専用。練習場にはない。
スクールもあり4歳からですが、ホワイトピアなどに比べると高いです。
【雪遊びにオトクなゲレンデ一覧】
●2歳未満:めいほうスキー場(無料)、ダイナランド(無料)、高鷲スノーパーク(無料)
●3歳未満:ダイナランド(無料)、ウイングヒルズ(無料)
●3歳以上:めいほうスキー場(ハイシーズン以外は無料開放)、
ホワイトピアたかす(いつも無料開放)、白鳥高原(常時無料開放)、
スキー場毎の幼児向け度合い比較
スキー場内・周辺の宿泊施設
スキー場内 宿泊施設 | 有り | ヴィラ・ウイング(センターハウス直結) 満天の宿(満点の湯直結) |
スキー場内に宿泊施設があります。ヴィラウイングの方が安価で、センターハウス側です。宿泊するならこちらになるかと思います。
車中泊する場合
ただ調べたことかくだけでは説得力ないので、管理人自身が車中泊しています。詳細はこちらクリック。
そもそも極寒のスキー場駐車場で何で車中泊?と感じるかもしれません。あえてスキー場車中泊する理由はこちらにのせました。
<ウイングヒルズ白鳥 車中泊スペック>
車中泊の可否 | OK | センターハウス ・満天の湯とも可能です |
駐車場の傾斜 | 無い | カースロープ等は不要 |
夜間のトイレ | 毎日24Hr開放 | センターハウス1F・ 又はヴィラウイングのトイレ |
最寄コンビニ | 車で25分 | ローソン郡上白鳥店 ファミマ白鳥バイパス店 |
最寄温泉 | 第1駐車場から 車で5分 | 満天の湯 (というかウイングの第2駐車場) |
その他 | コインランドリーは 白鳥にいくらでもあります |
車中泊という意味でなら、ウイングも悪くないと思います。夜間トイレも使えますし。
【ウイングヒルズでの車中泊】
●食材・着替えがない場合、近くにコインランドリーやコンビニ・売店が遠い(30分以上)ので注意
●駐車場は第一駐車場(センターハウス前)の立駐の、2Fがオススメ。
※1Fは足音、除雪車の轟音、入る車も多くうるさい
●標高870mあるので、防寒対策は念入りに。
※万一ギブアップしても、ヴィラウイングをつかう手まである。
最寄コンビニ:ローソン郡上白鳥店です。
24時間営業は前泊するときには特に助かります。ただしお弁当系は夜間は充実してないです。ここはトイレが変則的で、店舗外右側にあります。
最寄の温泉:「満天の湯」です。
利用料は700円です。満天の湯=ウイングヒルズの第2駐車場です。もちろんセンターハウス側にとめた方も車移動で、その際は駐車場代の追加は取られません(駐車場の領収書をだせばOK)。もちろん夕食もOKです。
利用料 | 850円 |
営業時間 | <全日> 10:00~21:00 (受付終了20:00) |
食事 | 同一建物で可能 |
次に最寄の温泉:「美人の湯しろとり かみほの湯」です。
利用料は700円でこの地域としては平均的です。広く、食事も可能で、大変きれいなスポットです。スキーヤーにはあまり関係ないですがフィットネスジム併設しています。昔はただの「美人の湯」でしたが、改装してから名称変更・コンセプトもかわりました。
利用料 | 700円 |
営業時間 | <平日> 10:00~21:30 (受付終了20:00) <休日> 07:00~21:30 |
食事 | 同一建物で可能 |
子供連れで行く場合、強い味方なのはドラッグストアですね。21時クローズなので、利用はおはやめにどうぞ。この白鳥ゲンキーは凄い場所でして、「食材何でもあり」「防寒タイツ・防寒下着・靴下」「スノースコップ・ブラシ」「子供用品なんでも」が揃う場所です。
最寄のドラッグストア:「ゲンキー 郡上白鳥店」です。
田舎町の小さなストアではなく、巨大店舗で品揃えも凄いです。(美濃白鳥という町がそもそも1万人超えの町で、周囲か人が集まる場所のため)
営業時間 | 09:00~21:00 |
車中泊をされる方、こちらも参考にください。
実際滑った感じ
最長距離3500m、標高さ480mで結構大規模にみえます。しかし途中で勾配ゼロにちかい場所もあり、そこでは苦労します。
ゴンドラは最強です。たったの8分でボトム➡山頂まで行けます。しかもウイングのゴンドラは小さく(4人乗り、昔は6人乗りだったがコロナ人数制限で)、平日は一人で座れます。そうするとこんな状況になって、中で飲食できちゃいます。
ゴンドラから下をみるとこんな感じ。他のスキー場もよく見えます。
山頂の撮影スポットも豊富です。
ゴンドラ山頂駅でてすぐに撮影スポット。鐘と別スキー場(ちなみに白鳥高原スキー場)をバックにして撮影もできちゃいます。
最難関のダイビングコースです。とはいってもやけに綺麗にせいちされていて、思ったより難易度低いですよ。
センターハウス前にモーグルコースがあります。ここは浅く、傾斜も緩めです。コブデビューにどうぞ。(ホワイトピアの方がモーグルコースはコブ初心者・中級者むけともあるので充実しています)
【独断で結論】ウイングヒルズ白鳥リゾートは、こんな人向き
車中泊 | △ | コンビニ・ドラッグストア・ コインランドリー・スーパー全てが 車25分程度です(1か所に集中してる) |
初心者デビュー | ◎ | 初心者練習バーンは安全で無料 |
幼児連れてく | △ | 託児は無理なので大人2人ではダメ キッズゲレンデは面白いが |
上級者 | 〇 | バリエーション少な目です |
ゲレンデスペック | △ | ゲレンデスペックとしてはそこまででも 早朝営業05:00~は凄い 11月~5月までと超長期間営業 |
げれんでデビューも可能です。11月から早く滑りたいときもOKです。
車中泊するには買い物が遠い事がネック。まぁギブアップしたときの救済措置(ヴィラウイングが営業していること)もあるんですがね。
ですがゲレンデスペック的には少し寂しく、ハイシーズンでのいいところは「早朝営業しているから」って事になります。
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