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NISAがオトクな投資方法って聞いたけど何?管理人さんはどう活用するのがいいと思ってますか?
【この記事を書く管理人について】
●2021年6月現在、運用額は1400万円程度
●現時点での含み益は275万程度
●株の現物投資しかやらない(低リスク・高リターン・再現性大の為)
こんな管理人が、解説いたします。
NISAで最強の投資先は「株価成長が高い事>>配当・分配金が多い事」
NISA枠は利益額への20%課税が無い事がメリットと伝えました。そんなNISAの特徴を生かして、最強のNISA枠活用方法を考えます。
・・・結論をいえばタイトル通り、「株価成長が高い事>>配当・分配金が多い事」です。
どうしてかというと、具体例を考えます。
【NISAで株価成長の高さを優先すべき事例】
●例)Bという株を1株80USD×150株=12000USD(≒120万円)持っているとします。
> B株は無配当です。しかし株価成長が凄く10年で、200USDに成長しました。すると売却時には30000USDで売れます。
> 利益は30000-12000=18000USDですね。売却時には18000USDをまるまる受け取れます。
●例)Cという株を1株20USD×600株=12000USD(≒120万円)持っているとします。
> C株は高配当でした。10年間で18000USDの配当金を出してくれました。しかし株価は成長しませんでした。
> 利益は配当金の18000USDで、無税で受け取れます。
・・・それではB株とC株が世の中に存在するのか?
この例のB株はバークシャー・ハサウェイB株でして、2010年末~2021年の株価成長がこんな感じでした(数十年同じような成長していて、再現性も高いですよ)。
この例のC株は・・・存在しません。安定的に高配当だったARCCが近いですがね(2020年末~2021年で16➡18USDとあまり成長せず)。ARCCは年間9%くらい配当出すのですがね。(だいたい1.6USDずつ)
※高配当の優等生であるARCCを、めいっぱい750株持っていたとして、750株×1.6USD×10年=12000USDを無税で受け取れます。それでもBRK Bには大きく劣ります。
そして今後をみていくと、BRKBは高くなった現在の240USDが、毎年20%ずつ位成長するのですが、ARCCは1.6USDずつ配当だします。無税で受けられる恩恵は時間がたつほどに、BRKBのほうが大きくなっていくのです。じゃあARCCの配当金を全部再投資すれば・・・と思いますが、落とし穴があります。「再投資分、NISA枠を消費してしまう」という事なのです。
だから、NISAを使うときはBRKBのような「無配で、株価・や基準価が伸びるもの」が現実的で、最良となります。
じゃあそんな「株価・基準価成長が高い投資信託」で、NISAで買えるものは何があるでしょうか?実は最適解が存在します。つみたてNISAならこれ、普通NISAならこれと決まっています。次に具体例を書きますね。
つみたてNISA最強の投資方法:「SBI・V・S&P500」「eMaxis Slim米国株式(S&P500)」がオススメ
つみたてNISAが使えるのは、「一部の投資信託」だけです。一部のモノというのは低リスク・低管理手数料等といった条件をクリアしたものです。
残念ながら「SBI・V・米国高配当株式」はこれをクリアしていません。投資できてたら低リスク・高リターンの素晴らしいファンドだったのですが。
次点はやはりS&P500連動のファンドです。それがコレです。
【つみたてNISAでの40万円に充てる】
●SBI・V・S&P500
●eMaxis Slim 米国株式(S&P500)
※月33333円×12か月=年40万円を購入できる
※つみたてNISA枠40万円をフルで使ってしまえばOK
これらは一切配当金・分配金をださず自動的に再投資してくれています。その為、再投資のたびに前述の「NISA枠を無駄遣い」せずに、最大限に使えます。
SBI証券だと前者のファンドを選べ、その場合管理手数料が最安値になります。
普通NISA最強の投資方法:「SBI・V・米国高配当株式」の積立&「NVO」「BRK B」「JNJ」が最良
つみたてじゃない普通NISAを選ぶ場合、事情が異なります。今度はS&P500を上回るファンドが選べますよ。
【普通NISAの積立部分20万円に充てる】
●SBI・V・米国高配当株式
●楽天・バンガード・F(米国高配当株式)
これらを積立ベースにします。
ベースとするこれらの投資信託も十分すごいですが、更なるハイパフォーマンスを狙う為に個別株も買います。
【普通NISAの102万円部分に充てる】
●バークシャー・ハサウェイ クラスB(BRK B)
●ノボ・ノルディスク(NVO)
●ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)
上から順におすすめです。これらは「株価部分の伸び方が、市場平均を上回る」という特徴があります。NVOはあまり聞いたことない銘柄と思いますが、実は堅実・高収益・永続性の3拍子揃ったビジネスモデルをもつ隠れ優良株です。管理人も100株以上もっています。
これらを組み合わせる事で、できるだけ無税で高収益を手に出来るはずです。
今から投資開始なら、口座をこう使い分けます
管理人は現在メイン証券は楽天証券です(愛用しています)。が、今から投資スタートするならSBI証券×マネックス証券の2口座使いをします。(ちなみに管理人は3社とも口座所持し、全部に金融商品もっています。SBIはシーゲル理論知る前の状態なのでボロボロですが)
SBI証券
NISA,つみたてNISA枠はSBI証券を使って投資します。
【SBI証券の良いところ】
①S&P500連動の投資信託の管理手数料が、日本最安値。
※SBI・V・S&P500という商品で、年0.0938%は最安値です。
②S&P500を上回る投資信託の管理手数料が、断トツの日本最安値
※SBI・V・米国高配当株式という商品で、年0.12%はダントツの安さです。
投資信託を比較するとこんな感じです。
<S&P500連動の投資信託>
SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | |
S&P500 連動投資信託 | SBI・V・S&P500 | eMaxis Slim米国株式(S&P500) | |
上記の年管理コスト | 0.0938% | 0.0968% | |
上記の購入 ・売却手数料 | なし | なし | なし |
NISA | 対象 | 対象 | 対象 |
つみたてNISA | 対象 | 対象 | 対象 |
<S&P500を上回る投資信託:VMYに連動する>
SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | |
S&P500 連動投資信託 | SBI・V・米国高配当株式 | 楽天・バンガード・F(米国高配当株式) | |
上記の年管理コスト | 0.1238% | 0.192% | |
上記の購入 ・売却手数料 | なし | なし | なし |
NISA | 対象 | 対象 | 対象 |
つみたてNISA | 対象外 | 対象外 | 対象外 |
この通り、NISAやつみたてNISAを使う場合、最強候補はSBI証券です。この米国高配当株式の手数料、違いは歴然ですよね。たかが0.07%ですが、100万円ぶん購入して30年後には、21万円の差になっていますからね。
マネックス証券
NISA・つみたてNISA以外の部分はこのマネックス証券で投資します。今回のNISA・つみたてNISAの話からは脱線ですね。
【マネックス証券のいいところ】
●米国株の取扱数が、ネット証券最多の4100超え(2021年6月現在)
ARCCなどの超高リターンファンドも購入可能(SBIでは不可)
●ネット証券で唯一可能な「配当金自動再投資:通称DRIP」は長期投資になるほど高リターン。
●投資信託は、保有期間中ずっとマネックスポイント0.03%(ひと月ごと)が付き続ける。100万円もってたら300ポイントが毎月、入り続ける計算。
このマネックス独自プログラムである配当金自動再投資、本当にたかが数%とバカにできない位、凄い破壊力があるんです。破壊力の凄さはコチラに詳しく書きました。
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