。
株は「永続性のあるものがいい」とききましたが、永続性ある優良株はいつでも高いです。いつ買えばいいんですか?
【この記事を書く管理人について】
●現役病院薬剤師。ヘルスケア株の生の情報を日常的に仕入れられる
●投資方法は現物の株のみ。それもバイ&ホールドのみ。
〇信用取引・FX・債券(ボンド)・貴金属には一切投資しない。損切せずただ機械的に買うのみのスタンス。
●投資歴10年(昔は貴金属のみやってた、株式は2019年~)、資産額1300万円程度、含み益+150万円程度
●2020年のリターンは+15%程度
こんな管理人が、解説いたします。
※今回は難しめ。「PER25超えたら控える」「連続増配の長い物選べば勝てる」などと一言でいえるものではなく、優良株を知って、そのうえでアンテナを張り続けるというものだからです。知識も持たないとだし、アンテナも貼り続けないとできませんからね。
①まず優良株の知識(売上内訳)を知っておく
まずは狙ってる優良株(今回の例はJNJ)の知識を持ちましょう。
なぜなら優良株の事を知らないと、ニュースをみても「ああそうなのか・・」となってしまいますので。
具体例として、皆さん大好きであろう有名会社・ジョンソン&ジョンソン(JNJ)。「優良株だから安かったら買いたいけど、いつも割高なんだよな・・・」と思われているでしょう、高嶺の花な銘柄ですね。このJNJについて簡単な知識でいいので、売上規模と内訳くらいは知っておきましょう。このJNJの例で行くと、総売上規模は85,584Million USD。その内訳はこう。
何となく、「抗がん剤と免疫系薬と医療機器の会社だな」くらいはわかるはずです。
※更に・・・ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の詳しい分析はコチラを(筆者作成サイト)
こんなぼんやりした知識でいいので、優良株の売上規模・売上内訳くらいは知っておきましょう。
②その会社にアンテナを張る
次に狙ってる優良株にアンテナを張ります。今回の例でいくとジョンソン&ジョンソン(JNJ)ですね。
すると、耳寄り情報くらいは入るはずです。たとえばこんなのですね。
・・・①のような予備知識がないと、こう思うはずです。
【予備知識がない場合の印象】
●現在(2021年4月)はコロナ禍なのに、期待のワクチンはダメそうだな・・・
●アストラゼネカも血栓でた。同系統のワクチンつくるこの会社もダメか・・・
●コロナワクチン売上規模が大きそうだから、これを機に売ってしまうか・・・(となる人もいると思う)
・・・実際こう考える方が殆どだったため、4月14日は「JNJの他の悪いニュース」は一切なかったのに、161.69➡156.8USDへ4%も株安となりました。
しかし①のような予備知識があるとどうでしょうか?
【予備知識ある場合の考察】
●売上規模が82,584Million USD、利益16,947Million USDもある、超大規模会社。
●コロナワクチンの売上予測は、大規模と言われるファイザーで15Billion USDだ。
●仮にコロナワクチンの売上壊滅でも、まだ黒字でいられる財政だ。逆にコロナワクチン売上が大当たりしてファイザーくらい売れても、「生活必需品が2倍売り上げただけ」のレベル。
●コロナワクチンの開発経費は2020年に計上している。仮に今年コケても大丈夫だ。
コロナワクチンの「一時停止」は、印象ほどでない小さなものだとわかります。
管理人はどうしたか?
即買いました。具体的な行動は以下です(人に勧めておいて買わないでは説得力ないので、買った上データすべて公開します)
4月13日夜、10万円を素早くおろしました。急いで5株を成行買い。すると単価158.11USD×5株(86,670円)を取得できました。
※PERは29弱と高く「PER25超えたら捨てよう」といっている私らしくはありませんが、JNJただ一社は例外で30まで許容しています。
現在の管理人保有数は合計35株、取得単価平均160.5094USDです。4・5月分の投資額を前借してしまったため、4・5月の投資は積立購入中の投資信託「eMaxis Slim 米国株式(S&P500)」をクレカ積立で5万円分だけです。
「基本的に株を売らない(損切もしない)」のが私なので、追加購入資金もない私は証券会社のサイトを見ない事にします。(見ると余計な売却をしたくなるから)
コメント