友達いない・家族も遠い時の乗り越え方

その他・雑談

縁もゆかりもない土地で友達もいない・家族も遠く、寂しい思いをする方、みえるのではないでしょうか?僕も過去に、非常につらい思いをしました。だけどそれを解決して、いまの自分があります。

【例:中部の人間が京都転勤】

これは僕の実例です。僕は3月末つけで、京都転勤を命じられました。

※会社都合ではなく、僕が漢方相談を希望したら京都にしか店舗がなかった為。

もちろん僕は「やっと漢方相談ができる」と、意気揚々として宇治市のレオパレスに向かいました。

僕は生まれも育ちも中部地方で、大学も同じ中部地方です。大学は地元出身者ばかりで、京都に友達は全くいませんでした。不安でしたが、仕事に没頭するのだからいいのだろうと思っていました。でも、甘かったです。

職場の人も、最初は警戒するばかりで中々プライベートの話をしてくれない。みんななんだかよそよそしい。あれ、この感覚後で味わうんだっけな?(バドミントンサークル入会当初の感覚です)。職場がよそよそしくてもプライベートに友達がいればいいのですが、前述のとおりだれも知り合いのいない土地です。ひとりレオパレスに帰っても、寂しいだけ。

その時期はちょうど入学式シーズン、桜がきれいな時期でした。隣の城陽市まで「おいしい」と評判のまんじゅうを買いに行った休日(平日です)。入学式ではれやかな中学生の集団を見て、涙が出てきました。こんな寂しい桜があるのかって。当時のFacebookにも「寂しい」とばかり投稿していて、知り合い何人もが心配して電話・LINEしてくれました。相当心配、かけたみたいですね。こういう時、LINEがある世の中で良かったって思います。

久々に実家に帰った時も、自分の部屋で泣きました。アラサーの良い年した男が、なにやってんだよって思いました。また京都に帰って、寂しい時間が再開するんだなって思うと押しつぶされそうでした。

でも、それを乗り越えられます。

【寂しさは永遠じゃない】

寂しくて仕方ない時、弱ってるときは「この辛さが永遠に続くのでは」と思うものですね。でも違います。職場の警戒は、1か月半もする頃には解けてきます。それまでの1か月半は、友達に愚痴のLINEでもして職場では作り笑顔だけで耐え続ければいいです。だってそれからは、プライベートの話もできるようになって打ち解け始めますからね。

時期が立つとだんだんと新入社員・パートさんたちが入り始めて、貴方が先輩になっていきます。先輩の立場だと、案外話しかけられるものです。こうなると友達はあっという間にできます。

【友達つくりの方法】

これは婚活の記事とも少しかぶりますが。

●スポーツサークルに参加・やっぱり1か月半は耐える
●その土地のボランティアをやる(祭り・清掃など)

寂しかった時の自分に、言い聞かせてやりたいです。

スポーツサークルはその後、愛知県の豊川市という場所に転勤し、同じように寂しい思いした時に大いに助けられました。バドミントンサークルだったんですがね。それは毎週月曜日夜だったのですが、最初5~6回は警戒されるばかりで、ただラリーつづけるだけ。孤独でしたよ。でもその後からプライベートの話もできるようになって、豊川市を出ていくときに「また来いよな!」と言われる位になりました。

ボランティアは「祭りを成功させよう!」という共通の目的があるので、オススメです。その地域の事・裏情報もそこで仕入れられます。ただし・・・一度首を突っ込むと、辞めにくいというデメリットもあります(実際僕は10年間辞められなかった)。

【観光よりもその土地を知るチャンス】

逆にチャンスとも捉えられます。旅行でなら1泊2日とかしか行けませんが、生活するとなるとすごく土地の事を知れます。

・・・僕の場合それが日本一の観光地・京都だったので、京都中を歩き回るチャンスでした。京都の人気は宿が取れず滋賀県にとまって京都で観光、なんて流れもあるくらいですからねぇ。それなのに京都住まい出来たなんてすごい、会社ありがとうと思っています。

<蛇足:僕が京都生活で得たもの>
●京都弁のマネ
●京都風の味噌汁・おでんのレシピ
●穴場的観光スポットも発見・色々と行けた
●車窓からみる茶畑風景が、季節によって変わってくこと
●京都の3大祭り(葵祭・祇園祭・時代祭り)をすべて見られた
●京都南部の客はせっかち・値引き交渉にうるさい(ごめんなさい)
●同じ京都南部でも治安いい・悪い場所がよく分かる

京都南部の宇治市ってところは、JR奈良線の車窓から茶畑がよく見えるのです。3月ころから黒いベールをかぶって「なんだこれ?」と思いました。それは玉露の農場で、日光をさえぎって優しい味にするためなんですね。5月GWには刈り取りの風景でした。茶摘みには残念ながら行きませんでしたが、産地だけあってお茶が安くておいしい。ハマったのでお茶の淹れ方も勉強したし、茶葉をふりかけにしたら美味しいって発見もありました。

京都でも南部の工業地帯は、夜歩きたいとは思いません。たとえば京都観光するとしたら、南部は工業地帯を避けて昼間に行き、夜は京都北部かいっそ奈良駅にとまるのがいいんじゃないか、と思っています。

京都南部は観光客が北部よりも一桁少ないです。魅力がないかというと、そうではありません。伏見の酒蔵街は修学旅行生が居なくてごった返さないし、美味しいお酒は沢山飲めます。酒蔵街の古い街並みには癒されます。京都南部は伏流水がおいしい土地柄で、黄桜・月桂冠以外にもたくさんの酒蔵があります。それぞれが時々蔵開きしています。お酒を飲んでも、蔵から駅は近いので(鉄道でくれば)安心して飲めます。

京都は車でなく、鉄道ていくことをオススメします。駐車場は遠くて高いし、見つけられません。でも鉄道は密だし、いっぱい走っています。ラッシュアワーを避ければ京都といえども、座れます。田舎住まいだとついつい、何処行くにも車が常識になっちゃいますが。

京都の子は修学旅行、どこ行くか知っていますか?10人以上に聞いたのですが「伊勢・志摩へ行く」が最多でした。そりゃ奈良・京都じゃ日常ですからね。海が遠いから、海へ行くのだそうです。

こういう事は、見知らぬ土地へ行かないと得られません。1年以上住んで、その土地を歩き回れば、貴方もその土地の「歩くタウンページ」になれます。

【遠隔地からの転勤者を見かけたら】

同じように、寂しい思いをしているはずです。だから声掛けしてあげてほしいです。貴方なら寂しさが解るでしょうから。この地域のおいしい食べ物とか、お土産屋さんとか、観光地だとか、仕事以外の事なら何でもいいです。最初はその転勤者も警戒することが多いですが、それは貴方が嫌いだからではありません、返答になれていないだけです。8割がた、はなしかけられて嬉しいと思われていますよ。

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