僕は元々田舎暮らしなので、つくづく今回「幸運だったな」と思います。
3年前に名古屋の会社辞める➡田舎病院へ転職&田舎へ引っ越し
これが今回のような災害時、プラスになっています。でも大きな影響をうける所も。
「出産」です!
【田舎暮らし×田舎産院で出産】
僕はこのパターンです。中部地方の片田舎で暮らし、その近くの病院で出産します。それでも影響はあります。
こうやって、だんだん制限されていきました。
<3月27日の妊婦検診>
病院はいれるのは、1親等以内です。あなた方と、両親だけです。
出産日と翌日は、旦那さんだけです。
じゃあ私たちの兄弟も、ダメって事ですね。
僕らの兄弟、入れないな。ま仕方ないか~。
・・・職場には「陣痛開始~3日間、産後休暇頂きます」と伝えました。
・・・両親には「陣痛開始したら、その日の子供迎えお願いします。退院まで、家で預かってください」と伝えました。
<4月3日の妊婦検診>
病院に入れるのは、旦那さんだけです。
泊まり込みもダメです。
まぁ運ぶ・さする・出産時立ち会うはできますしね。
(上記報告を受けて)
なんだそれ。産れたらサヨナラじゃん!赤ちゃんの世話、俺できないじゃん!
・・・職場には「陣痛開始~出産と、退院後の3日間、産後休暇をいただきます」と伝えました。
・・・両親には「陣痛開始したら、その日の子供迎えお願いします。出産まででいいので、家で預かってください」と伝えました。
<4月10日の妊婦検診>
立ち入っていいのは、旦那さん。陣痛~病室まで。LDR(出産部屋)へ入れるのは貴女と、医療スタッフだけです。
そんな。出産の瞬間も立ち会えないんですね。
(上記報告を受けて)
・・・ついに立ち合いまでダメか。だからLDRの外で待って、生まれて抱いたらサヨナラか・・・
・・・職場には「陣痛開始~出産までと、産後3日間の産後休暇をいただきます」とつたえました。前回と同じです。
・・・両親には「陣痛開始したら、その日の子供迎えお願いします。出産まで、家で預かってください」と伝えました(前回と同じ)
<4月17日の妊婦検診>
スミマセンねぇ。旦那さんの病院立ち入りそのものを禁止します。
えぇ~!立ち合いすらダメなんですか!
送り届けたらサヨナラなんですね!
(上記報告を受けて)
・・・俺、ただの陣痛タクシーやん。自動ドアでサヨナラか。ついに最強の隔離をされたよ。
・・・職場には「陣痛開始日は産院に送るため抜けて、退院後3日間の産後休暇を頂きます」と伝えました。
・・・両親には「先日までの事は忘れてください。僕が迎えもお世話もします。そもそも産院にタクシーするだけでOKになっちゃった」と伝えました。
・・・こうやって早く産まれてくれないと、だんだん妻のサポートが禁止されていくのです。父親なのに出産立ち会えないなんて、とおもいましたが。立ち合いどころかさする事すら、禁止されてしまいました。
産院も混乱しているのが解ります。でもこんなジワジワと、首を絞められるみたいでいやです。だったら最初から、立ち入り禁止にしてほしかったです。アメリカの老人ホームで、外の家族が最後の言葉をSkypeで伝えたっていうニュースが、頭をよぎりました。
また妻の両親が名古屋暮らしだったりすると、大変です。「都会からコロナ持ってこないで!」と思うので。「感染のリスク有りますから、名古屋から来ないでください」なんて、僕からはとても言えません(妻も残念がるでしょうし)。そりゃ孫の誕生、見たいに決まっていますけど。Skypeではダメなんでしょうかね。コロナウイルスなんかに、家族仲を引き裂かれたくはありません。
でも、こんなのマシです。都会の友達に比べればね。
【都会暮らし×田舎産院で出産】
悲惨なのはこれです。
東京の友人は、岐阜の田舎に里帰りして出産の予定でした。でも、
東京から、来ないでください。他の産院を探して下さい。
と言われました。でももう臨月です。田舎は近くに別の産院なんてありません。それに産婦人科医のいないご時世、他の出産予約なんて取れません。そこにしても、いきなり「予定日3週間後だけど、ベッドありますか?東京から来ます」なんて言われて、受け入れてくれるのでしょうか?
産婦人科医の不足は、ここでも影を落としています。今回ほど、産婦人科医が欲しいと思ったことはありません。
【10万円ベイビー?】
少しだけ明るいニュースも。それは4月16日の、安倍首相の「一律10万円給付」宣言です。
一律10万円になってよかったねぇ!
てことは、この子が産まれたら、給付対象!?
(臨月のお腹をさすりながら)じゅうまんえーん!
(臨月のお腹をさすりながら)じうまんえん!。
・・・ん、娘の教育上良くないかな?こういうバカな事を考えておりました。でも出産は本当にお金がかかるので、まじめな話これでもマイナスは解消されません。
コメント
[…] コロナ対策のため、産院の自動ドアを僕らはくぐれません。(前述ブログ参照)だからママに会えないのは仕方ないのですが。こういうとき、娘育てを妻任せにせず、一通り全て経験したのが助けになります。僕は「自分ひとりで育てられる様に」と頑張ってきたので、妻がいなくても出来ない事などありません。その工夫は、こちらのブログを参照ください。 […]