海水浴に内陸県から通う私が、おすすめの持ち物・お得技を紹介いたします。
「プール」「海水浴場」とで、荷物は似ていますが少し違います。
【海水浴場での服装】
おすすめの服装を紹介します。
●水着(必須)
・・・全員もってみえると思いますが、必須です。できればマジックテープ付きポケットのある水着が安心です。これは海の波で流されたり、おぼれそうになってねじった時にポケットから貴重品が流れて行ってしまうのを防ぐためです。
●ラッシュガードのかかと穴付き・トレンカタイプ(ほぼ必須)
・・・脚は水着からでてしまうけど、それだけだと日差しをモロに浴びて痛いです。そしてトレンカタイプでないと足の甲を日差しから護れません。またあまりに安いラッシュガードは砂で摩耗してすぐダメになったり、陸に上がると繊維に砂が入りまくってダメになります。管理人が6年間・海でも登山でも使っているタイプを紹介します。
この商品のオススメポイントは、「かかとホール有り」「UVカット98%以上と優秀」「水陸両用(山登り・海水浴どちらも使える)」ですね。管理人が愛用するモデルでもあります(Lサイズ使用中)。
●アームカバー(ほぼ必須)
・・・腕は海に行くまでの運転でも日焼けし易いです。暑いから窓開けてモロに日差し浴びますし、海でもピッタリ腕にくっついてカバーしてくれます。それに冷感アームカバーにすると気持ちいいですよ。出来れば親指ホールのついたものがベストでしょう(脱げにくい・手の甲の日焼防止)。上からユニクロのUVカットメッシュパーカーを使えば、2重で日焼け防止することになります。
この商品のおすすめめポイントは「親指ホールあり」「ちゃんとUVカット98%」そして「安い」ですね。冷感は別にメリットじゃないです、長持ちしませんからね。
●UVカットパーカー(あればでOK)
・・・正直UVカットパーカーかマリンハット、どちらかだけでOKです。どちらかあれば、頭皮を守れますから。管理人はマリンハット+UVカットメッシュパーカーをダブルで使用していますが。日差しと照り返しの強烈な砂浜では、マリンハットのほうが顔に陰作ってくれて眩しくないので、使いやすいですね。
・・管理人は167㎝・63㎏の体形の男性ですが、女性Lサイズで普通にゆったりと使えています。
この商品のおすすめポイントは「水陸両用(海水浴~プール~登山までOK)」、「親指ホールあり」、「紫外線カット率98%と十分」、「2ポケットともジッパー付き(気がつかないが実は重要です!)」という所です。ジッパーはポケットの貴重品が流れていくのを防ぎます。波をかぶったり焦った時、体をねじってぽろっと海中に落とす場合が多いですからね。これ女性用となってはいますが、やはり男性でも普通に使えてしまいます。というか男性用で探すと親指ホールがなかったり、品揃え悪く高かったりしてあまりよくないです。
●マリンハット(海水浴では必須)
・・・頭皮を守り、顔に陰をつくってくれる大事なものです。ナガシマジャンボ海水プールなどのアトラクションでは外せといわれて役に立たないですが、海では強い味方です。海水でも浸食されず、ぬれてもつばがペタンと垂れてこず、UVカットも勿論してくれる凄いやつがあります。
管理人がいつも海水浴、というか夏のあいだ付けているマリンハットです。
●ビーチサンダル
・・・砂浜は50度をこえる灼熱です。そこでラッシュガード(トレンカタイプ)を足の裏まで下ろして歩くのですが、それでも熱い。海水浴場はビーチサンダル+トレンカで歩くのが正解です。セリアの110円でも大人用は買えます。が波にさらわれて無くすパターンがおおいので、できればかかとのバックストラップ付がおすすめです。「乾きやすい・砂を落としやすい」「地熱を和らげてくれる」「脱げにくい」「足の甲の日焼け防止」を考えると、車の運転や街歩きでも使えるクロックスが最強ですね。夏の定番なのは理由があるんです。私は職場(病院勤め)の上履き用と海歩き用で、合計2本使っています。このモデルです。
●ゴーグル
・・・できればでOKです。海水は本当に目に沁みます、目に染みて慌てておぼれる・・・なんてことは心配ですね。たいてい値段も2000円弱と高くないので、ぜひ購入をおすすめします。
海水浴でも水泳でも使えるタイプです。形もスポーティ過ぎない感じで、目の周りも痛くなりにくいです。耳栓付き。値段も送料込みで1600円くらい、格安です。私は子供が波にさらわれたり、溺れかかったとき海中でも探せるよう、いつも付けています。
●チャック付きポリ袋
・・・これは財布を泳ぎ中も身に着ける為に使います。実際管理人はマスクと千円札をポリ袋(しかもジップロックですらない、100均で10枚入りのいいかげんなもの)にいれて水着ポケットにしまい、ナガシマの超激流プール・サーフィンプール・ウォーターチューブで水没しましたが何一つ濡れていませんでした。たかがポリ袋といえども効果バツグンですので、是非用意して下さい。
●ドライバッグ
・・・中に財布やタオル、スマホをいれておくのに便利です(スマホは完全防水ケースにいれて直接水着ポケット、でも悪くないですが)。DAISOの550円で15L タイプが、安いのにハイスペックでオススメです。管理人はこのドライバッグを愛用し、何度も海中に沈めたりしていますが中のタオルはドライなままでした。ふだんは海水浴セットをこの中に入れています。あとはこれもオススメです。
この2Lタイプでも、大人二人分の財布とスマホは余裕で入ります。そこにフェイスタオル一枚追加してもOKです。貴重品はこの中にいれて運べます。
●スマホ防水ケース(あると便利)
・・・防水ケースは「スマホケースタイプ」と、「密閉パックタイプ」とあります。
スマホケースタイプだと、嵩張ることもなく普通に操作できて便利です。ただしその機種専用になるので、買い替えたときにケースが使えなくなります。またついでに小銭いれるなどもできません。とはいっても普段からこのままつかえ・嵩張らないメリットは大きいように思います。管理人もこちらを使用しています。
いっぽう密閉パックタイプだと、色々な機種で使えます。ただし操作性は劣るし、海水浴に行くたびに装着しないといけないので不便です(探す手間もいるし、無くすこともあり)。管理人は非採用です。これが完全防水で、殆どの大型スマホも入り、1000円未満で買える格安のものです。
●浮き輪大人一人がのれるサイズ
・・・浮き輪はたとえカップルで来たとしても、大人一人のれれば十分。あと一人は浮き輪につかまっていればOKです。オススメはこちらで(管理人が採用しています)、ハンドルもついていますし空気は二か所入りますので、パンクにわりと強いです。ドリンクホルダーは・・・正直使ったことがありません(笑)
【浜辺に置いておく持ち物】
浜辺に置いておくべき便利グッズを紹介します。
●ペットボトルの水やお茶
・・・おすすめはペットボトル水を人数分は凍らせて、ハードクーラーボックスに入れてしまう事です。
●ハードクーラーボックス または車載冷蔵庫(とごはん類)
・・・ペットボトルのお茶を入れておくのに便利です。浜辺は砂浜が50度になって灼熱なので、ソフトクーラーではあっという間に溶けます。ハードクーラーボックスを、キャンプチェアにのせ使用するのがいいです。おすすめは何といっても定番のコレです。
凄いのは、折り畳みボックスなのにアイスが12時間もとけない、驚異の保冷力です。これをキャンプチェアに置いて使用するのがオススメです。
食事はもちろんハードクーラーの中に入れます。そして食事は浜辺のテント内で食べましょう。車に戻ると砂払いと海水払いが面倒で、かえってタイムロスになってしまいます。
●水タンク20L 入り
・・・飲料水の確保(結構乾きますからね)、海水や砂が付いた時洗う(バケツに水張っておいて使う)、色々使えますよ。砂浜に直接おくとすぐ温水になってくれるし、キャンプチェアの上におくとひんやりが長持ちします。ただ20Lタンク満水=20Kg超ですから、半分強くらいしか入れていません。
余談ですが管理人は同じ20Lタンクを2つ持っていて、もう一つは車においておきます。どっちも水道水を入れているのですが、車のタンクにはシャワーヘッドを付けています。
「高さ36㎝と低いので、大抵のベッドキットの下に収納可能」「口が大きいため掃除しやすい」「空気抜きの孔が、蛇口の正反対に小さくついているので使いやすい」「キャプテンスタッグの蛇口は注ぎやすい上、金属蛇口化などの加工もしやすい」と、オススメの商品です。もちろんホームセンター売っている、1000円弱の水タンクでも十分役に立ちますよ。
●バケツ
・・・100均で十分です。プラスチックのバケツが砂浜でも熱くならず、使いやすいですね。ここに水をはっておき、海水や砂で汚れた手を洗う(食事の時メッチャあらいますよ)のに便利です。
●ヒノキのスノコ
・・・テントに上がる時、ヒノキのスノコの上で海水と砂をタンクの水で洗い流します。洋服タンス用の桐スノコではダメで、かならず水に強いヒノキのスノコを使ってください。どこのホームセンターにもありますが、できれば大き目サイズで隙間の小さい物が、砂を落とす時重宝します。
また帰りがけに車内に乗る前に、砂を洗い落とす時も使います。
●キャンプチェア2脚
・・・1脚はクーラーボックスをおく用。もう1脚は20L水タンクを置く用です。おすすめはやっぱり、収束式のありふれたキャンプチェアです。頑丈で長持ちするし、設営カンタンだからです。
アウトドアワゴンに載せてはこんで、そのままワゴンに載せっぱなしでも十分ですがね。ワゴンは高価ですが、より便利です。
●テントかタープテント
・・・浜辺の強烈な日差しを遮る為です。日差しが有ったら食事になりませんし、休憩もできません。できればポップアップテントではなく、タープテントを選んでください。
●バスタオル
・・・巻きタオルだとなにかと便利です。シャワー浴びたあと、体を隠したまま車まで行けるからですね。ぜひ人数分揃えてください。
●着替え+海水に濡れた水着入れ
・・・着替えるとサッパリしますし、他の人からみて海やプールに行ってきたことがバレ難くなります。(コロナ禍なので、人の密集してマスクもしない海は印象よくない)
管理人の場合は浜辺のテント内で裸になって、洗面器の水で塩分を流し、そのまま着替えてしまいます。もちろん車においておき、目隠しした車内で着替えるのも有りだと思います。
また海水でべとべとになった水着を、いれておくための防水袋も用意しておいてください。安心感があってコスパがいいのはDAISOの550円のドライバッグですが、レジ袋使い捨てでもいいと思います。
●化粧水のスプレー
・・・海水はとくに肌の水分が持ってかれるので、非常に肌がつっぱります(海水の塩が浸透圧効果で、肌の水分を奪ってしまうからです)。おすすめは化粧水をスプレーする➡日焼け止めをがっつり塗る。
●日焼け止め(ウォータープルーフ)
・・・いうまでもなく日焼け対策です。注意したいのは500円以下で売ってる安物は、いくらウォータープルーフを名乗っていても日焼する事です。最低でも1000円以上のものを買いましょう。最低でも水につかったら塗りなおすくらいの気持ちで、肌が露出する面はケチらず徹底的に塗ってください。
管理人の浜辺の置物
ポップアップテントは、なかに砂がいっぱい入り不快なうえ、家族全員は入れず、寝転ぶこともできず日よけでしかありませんでした。そして畳む時が大変メンドウで、15分くらいかかりました。タープテントのほうがよさそうですね、撤収のカンタンさと広さだったり、中でスノコを敷けることも考えると。
クーラーボックスは砂浜に直置きしたせいで、中の氷がすぐ解けてしまい温かくなりました。キャンプチェアかアウトドアワゴン(当時は所持せず)に載せるべきだったと、後悔しています。
役に立ったのは20L水タンクとバケツのセットで、砂のついた手を洗うのに活躍しました。ヒノキのスノコは足の砂を洗い落としてテントに入る時に使えました。しかも地面がぐらぐらせず安定するので、タープテントの中でも使えるなと思いました。
右下に映るキャンプチェアは、ポップアップテントには入らず外で私が使いました。これは帽子さえあればテントなしでも寛げるのでいいですね。モノを置くにも大活躍できそうです。写真中央のクーラーボックス載せておけばよかったと思う程です。
【車においておくもの】
車内に置いておく便利グッズを紹介します。車の例としてNV350キャラバンを使っていますが、どんな車でもできる改造ばかりです。
●着替え
・・・着替えは浜辺のテント内においておいてもいいです。とにかく、着替える場所に置いておきましょう。車にシャワーカーテン渡して目隠しした中で着替えるのがお手軽ですね。
●20Lの水タンク+シャワーヘッドか洗面器
・・・車に乗る前にぜったいに塩分と砂を落とすはずです。カーテンひいて、ヒノキのスノコに乗って、水タンクの真水で洗い流す場面が絶対にあります(でないと車内塩分と砂まみれで、さびやすく危険ですよ)。カーテンひいておけば、そこで着替えも可能になります。
浜辺に持っていくバケツは手洗いで使いましたが、撤収して車に戻ったらこんどは水着やサンダルの砂落としで大活躍します。しかもその後、濡れたままの水着をそのまま入れて置けるのです。たった110円ですがコスパが凄すぎます。
●目隠しのカーテンかシェード
・・・車内で着替えするために必要です(女性は特に)。上の図だとハッチバックにシャワーカーテンを4面とも渡して、中に「シャワー可能・立ったまま着替えOKのスペース」を作っています。シャワーカーテンの渡し方は、強力マグネットフックで固定するだけです。よほどの強風じゃないとまず飛ばされません。シャワーカーテンは2枚必要になります。更衣室は海の家ならありますが、外の方が使うと有料になる上にシャワーつきでない場合が殆どで(コインシャワーと更衣室を砂まみれの道裸に近い恰好で移動する)、しかも海の家がそもそもない場合もあります。自分で用意していくのが無難ですよ。
管理人は180㎝×180㎝のシャワーカーテンを2枚買い、それを繋ぐためボタンを縫い付け(マジックテープの方がラクですがボタン余っていた為)、NV350キャラバン(管理人の愛車です)のハッチバックにつけたマグネットフックにひっかけて使っています。
この中では温水シャワーができ、目隠しもでき、大変快適です。これですよ。1枚1000円程度で送料もかかりませんし。
・・・いうまでもなく日焼け対策です。注意したいのは500円以下で売ってる安物は、いくらウォータープルーフを名乗っていても日焼する事です。最低でも1000円以上のものを買いましょう。最低でも水につかったら塗りなおすくらいの気持ちで、肌が露出する面はケチらず徹底的に塗ってください。
【実際の雰囲気や裏話(みんなの持ち物や恰好など)】
●車は海側に停めるがラク
道路側よりも海側のほうが、おすすめです。海側にとめると行きかう車を気にしなくてもいいです。それに真水を浴びる時、どうろがわだと歩道に水がいってしまうので抵抗があります。
●海水浴は時間とのたたかい
海水浴で大変なのは泳いだ後です。海水&砂のしつこさは凄いですからね。水着だってバケツで砂をおとしてから片付けです。テントもテーブルも砂をおとしてから車に積み込まないといけません。おもちゃ一式はすべて真水で洗い流します。それから最後に全身の海水を流して、バスタオルでふいて、着替えて、やっと帰れます。
そのためのポイントが、上記のまとめになります。
●広い車に越したことない(たいへん時短になる)
キャンプでも何でもそうなのですが、広い車ほど撤収がらくになります。広い車だと浮き輪やビーチボールを空気抜きしないで積めるし、狭い収納に何をつむか考える時間もカットできます。広い車は燃費悪くて高価になりがちですが、そんな中でも高コスパでカスタマイズもしやすいのが日産キャラバンです。あの巨体で山道でも10.8Km/Lで走ってくれ、管理人は強くおすすめします。
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