家族の思いで作りで、夏と言えば海水浴ですね。
せっかくの夏だから海水浴思いきりしたい!
でも内陸県で海とおいんだよな・・
そもそも海水浴って何が要るの?
内陸県住まいで海が遠い方でも、海水浴を沢山楽しむための工夫を紹介します。
●30代夫婦+幼児2人(一人はオムツあり)の家族構成
●年収500万強の平凡サラリーマン(ちなみに薬剤師)
●執筆時は岐阜県在住(内陸県で海が遠い)
➡きれいな海(日本海)は車で2時間半くらいかかる
●それでも毎年海水浴できている
●マンション狭いので、海水浴「でしか」使えない物はほぼ無い
●娘が波怖がる子なので、安全な海水浴場しか行かない
・・・要するに金持ちじゃない、海が気軽に行けない家族です。そんな私達が知恵を絞っているおすすめのお得技を、ふんだんに紹介します。
【海水浴場の選び方】
小さい子供がいると、海水浴場選びも大切になります。
●波が小さいところ
・・・波が大きいと浜辺で浮き輪に乗る時海水かぶって、嫌がりますよ。それにせっかく沖にでてもすぐなみで押し戻されてしまいます。だから波が小さいところがおすすめです。例えば沖に波消しブロックがあることや、地形が内湾であればOkです。
●海の家・トイレがあるところ
・・・子供は突然トイレ行きたがるので必要ですよ。おそらく奥さんなどはシャワー・着替えを個室シャワーで済ませたいでしょうから、海の家あったほうがいいです。
●磯遊びができることろ
・・・子供がどうしても泳ぐの嫌となったら、磯遊びが楽ちんです。海水浴場で岩場もあるところが楽々です。
たとえばさっきの松太枝浜海水浴場。ここは人口の防波堤とブロックですが、磯っぽい雰囲気でちゃんと遊べます。こういう磯を併設する海水浴場は兄弟二人は「片方は浮き輪でぷかぷか、もう片方は磯遊びや貝拾い」となったときに両立できてお得なのです。(うちは2人の子がまさにそういう感じでして、松太枝浜でそれをやりました)
【事前準備】
事前準備は、海水浴場でなるべく沢山遊ぶために必要です。
海水浴旅行当日に時間を使う為、前日までにできることは全てやってしまいます。この前日までにできる事が、非常に多いです。
●海水浴場を決定する : ●●エリアの海水浴場・・・ではなく、行先をもう決めておきましょう。オススメは「海の家がある」海水浴場で、かつ海開き期間であることです。海開き期間だとライフセーバーさんがみえるので安心ですし、ちゃんと海の家が営業しています。だいたい海開き期間は7月~8月お盆までですから、注意してください。
●ホテルを決定する : 海水浴場の近くのホテルを、もう押さえておきましょう。
●カーナビに地点登録 : 「行く予定の海水浴場」「予約したホテル」「ホテル近くのドラッグストア」「そのあたりで大きな道の駅・イオンモール」は最低限調べてナビ登録です。ナビ入力の時間を節約できますよ。ドラッグストアは子育て世代には外せません。
●燃料を満タン : 遠方へのおでかけで必須ですね。旅先で急にガス欠したら1日パーになるしJAF料金などもかかってしまいます。
【荷物をそろえる】
海水浴なので荷物が凄く多いです。普通の旅行用品に加え、海遊び用品まで必要・しかもいくつかは人数分ですよ。
●遊び道具系(家族で一つずつでOK)
子供用浮き輪 | 有ると便利 | |
大人用浮き輪 | 必須 | 120cmくらい必要。親子で乗れて便利 |
自転車空気入れ | 有ると便利 | 現地着くとたいてい浮き輪から空気抜けてます。 100均の浮き輪空気入れは疲れてくるので使えません。 先っぽだけ浮き輪空気入れの先端部を付けると楽ですよ。 |
砂場セット | 有ると便利 | 海が怖い時は砂遊び。貝探しなどでも使える。 |
洗面器 | 必須 | 捕まえた生き物いれられる。食べ物についた砂落としでも。 |
タモ | 有ると便利 | 水中の魚とりなどで使える |
バケツ | 必須 | 生き物を |
水中めがね | あると便利 | |
虫かご | あると便利 | 水中めがね代わりにも。取った貝殻なんかを入れられる。 海水が飛び出すので生き物は難しい |
●海水浴着替え系(人数分必要)
ライフジャケット | 必須 | 子供の水難防止で。 |
耐水日焼け止め | 必須 | 無いと後悔しますよ。 |
水着 | 必須 | 普通のシャツでは泳げません。 |
水遊びパンツ | 必須 | オムツ取れてない子がいたら必須。なければ泳いではいけません。 |
ビーチサンダル | 必須 | 灼熱で、不安定な砂の上を歩く。海水でさらわれにくいものを。 100均サンダルは無力。意外だがクロックスが最強。 |
マリンハット | 有ると便利 | 海水に入ってもOKタイプが強いですよ。 |
ラッシュガード | 有ると便利 | 上半身のけが防止・日焼け対策に強いです。 |
トレンカ | 有ると便利 | 下半身の日焼・けが防止。かかとが出るタイプがラクです。 |
ゴーグル | 有ると便利 | 水中でもよく見えますよ。 |
ドライバッグ | 有ると便利 | 財布・スマホを持ったまま泳げます。浜にそのまま置くのは危険。 |
着替え | 必須 | 海水から上がったらサッパリできます |
ラップタオル | 必須 | 上半身・下半身を隠しながら着替えられます。 |
●旅行用品系(人数分必要)
翌日の着替え | 必須 | |
パジャマ | 必須 | |
予備の着替え | あれば便利 | 子供は汚します。 合わせて普段着3着+パジャマ1着の4セット必要です。 |
入浴セット | 有ると便利 | 海水から上がったとき化粧水が重宝しますよ |
虫よけ | なくてもOK | 海岸はあまり虫いないので、虫よけは案外不要です。 |
●車載便利グッズ
車載冷蔵庫 | 有ると便利 | オススメは25L以下のモデル。 前日夜に買っておいた食品が翌日昼まで冷たい! |
クーラーバッグ | 必須 | 車から海岸まで食物持っていくために。あるなら 車載冷蔵庫で保冷剤・冷凍品をぎりぎりまで冷やしておくと◎ |
ポータブル電源 | 必須 | 1000Wh以上の大容量モデルを。車載冷蔵庫で結構消費する。 室内扇風機を回す時も使える。ホテルで充電し放題なのもオススメ。 |
車内扇風機 | 必須 | 車内の灼熱空気を素早く入れ替えられる。 ホテルで水着類を素早く乾かせて便利。 |
レジカゴ×2 | 必須 | 車➡砂浜まで荷物もってく・ホテルで洗濯物乾かす時の土台 ・車内での荷物整頓に、と超便利です。 |
20L真水タンク ×2 | 有ると便利 | 一つは家族の真水シャワー用。車内の灼熱で勝手に温水シャワーに。 一つは予備。ホテルで補充し放題なのもオススメ。 |
電動 シャワーヘッド | 有ると便利 | 20L真水タンク持ってる方むけ。ポンプ式は全然使えないので、 ポータブルバッテリーでうごく電動シャワーのほうがオススメ。 |
シャワー カーテン | 必須 | 車のハッチバックに磁石固定して使用する。 |
ピンチハンガー | 必須 | 水着類を乾かすだけでなく、吊るしておくことで整頓にもなる。 |
ポップアップ テント | あれば便利 | 海の家使わないなら必要。砂と直射日光から護ってくれます。 |
サンドペグ | あれば便利 | これのみほかで流用きかない。 トンネル用プラ杭36㎝以上で代用してもいいが、頑丈さ・砂への 刺さり方が違う。 |
スノコ | あれば便利 | 海の家使わないなら必要。足の砂を払ってテントに入れる |
キャンプチェア | あれば便利 | 海の家使わないなら必要。 タンクが使いやすくなり、クーラーボックス置く時も大活躍。 もちろん座っても良い。 |
バケツ | あれば便利 | 海の家使わないなら必要。真水をためて塩と砂を払うのに使う。 |
【時間節約するポイント】
折角遠い思いして休日使っていくのだから、海水浴の時間を少しでも確保したいものです。ポイントはこんな感じです。
いく海水浴場は決めておき、ナビ登録まで済ませておきましょう。例えば行き当たりばったりで行先決めると、来た道を引き返したりして無駄ですし、ナビ検索する時間まで余分にかかります。着くのが遅いと、そもそも近い駐車場に入れず下手したら駐車場難民ですよ。
海水浴場はオープン時間7時くらいが殆どです。7時にいくと駐車場も一番近くて便利な場所に停められ、海辺のテントもいい場所を確保できて時短になりますよ。
【お金節約するポイント】
●用意できるものは予め買っておく(現地購入なるべくしない)
同じ浮き輪やドリンクでも、予め買っておくのと現地で買うのとでは2倍以上違います。例を見せますね。(福井県 鷹巣海水浴場近くのコンビニの例)
例えば大人用120㎝浮き輪。現地で買うと写真の通り3300円しますが、Yahoo!ショッピングで春先に買っておくと1000円くらいで買えます。
空気入れも100均のと大差ないものが、500円くらいで売られています。現地で買うって、そういう事なんです。もちろん現地で買い忘れに気が付いた時、それでも買える事は安心ですが。
あと食べ物も。現地で買うとコンビニ・ドラッグストアだと高くつきますし、海の家だともっと高いです。だから、前日夜にスーパーなんかで買ってしまうのが節約・時短になります。食べ物も前日用意しておけますよ。
海の家は、やはり使用料金かかってしまいますが、これは使ってもいいと思います。※シャワー設営が面倒なら海の家の300円程度のシャワー使ってもイイ。ただし海の家ごとに「ただのカーテン」だったり、「木の板で個室でプライバシーバッチリ」だったりと当たりはずれが激しいです。
●他で流用できるものを活用する
「海水浴場では役に立つが、他では使いにくい物」は避けます。海水浴場で役立つのに、他でも使いまわせるものを使います。
・・例えば、ポップアップテント。これは強烈な直射日光・強風で舞い上がる砂ともブロックしてくれて優秀ですよね。ですが普段使いもバッチリです。乳児をつれてお出掛けするときの授乳目隠しにもなるし、川遊びしたときの着替え場所にもなるし、公園で昼食取る時にも使えます。それでいて、小さくなるので場所も取らず優秀です。※設置は簡単だがたたむ時チョットコツが要ります。予めたたむ練習・畳み方写真のスクショを用意しておきましょう。
ただしそのポップアップテントを固定するサンドペグ。これだけは他で使い道ありません。もちろん2Lペットボトル水×4か所で固定してもいいのですが、これだと弱いです。私はキャプテンスタッグのサンドペグ1300円使ってますが、強風のときビクともしないのは強いですよ。
次に、キャンプチェア。これも見ての通り海水浴場で大活躍します(海辺で貴重な真水を置ける・クーラーボックスを椅子の上におくことで地熱をカット・人も座れる)。これも流用が効くのに、大変海で使えます。
あとスノコ。海岸では砂よけとして大活躍します。写真の通りテント入口でも使えるし、駐車場でシャワー浴びる時の砂除けにもなります。もちろんスノコなので普段使いも沢山できます(家のベランダに敷いてもOK)。
クーラーボックスも、なにも海水浴場だけでなく春秋の公園でも使えます。流用が効くものだけでも何とかなるので、海水浴の為だけに用意するものは殆どありません。
この通り「海水浴でしか使えないグッズ」というものは殆どなくて、「海水浴で大活躍するけど、他でも使えるグッズ」ばかりです。
【海水浴場での工夫】
まず、着いたらすぐ海辺へいき、入口に近いいいばしょをテントで確保しましょう。
その他にも色々と工夫すれば、海辺とえども快適に過ごせますよ。
海辺ではこんな感じに用意するといいですよ。
私が考えうる「荷物最低限(道具代最低限)」で、「海岸で砂に悩まされず休憩できる」方法です。これだけやれば砂は全然入りません。高価な「スナテックスシート」も必要ありません。
食事はテントの中で4人で。ここはテントの大きさによりますね。
車のハッチバックが高く上がる車種を使います。(例:エルグランド、セレナ、ヴォクシー、ステップワゴン、ハイエース、キャラバン等)
海水流すのにコインシャワーを使わず、着替えのための個室をまつ必要もなくなり快適化・時短になる方法があります。
・・それはカーテンで目隠しした中で、スノコしいてシャワーを浴びるって事です。足元にはやはりスノコで、砂除けしています。これで温水シャワー渋滞も回避できますし、好きなだけ浴びれます。さらにピンチハンガー吊るしておくので、中でそのまま着替える事もできます。
海水浴場に着いたら何も準備できないと思ってください。取り敢えず全員これだけ揃えておけば間違いない服装を紹介します。
水着は普段通りのものでいいです。
注意したいのが日差しで、海岸は遮るものが無く強烈です。だから対策として全身に日焼け止めでもいいですが、砂や小枝が当たると痛いし、日焼け止めって刺激になるので肌を隠すことをオススメします。
下半身はかかとを出せるトレンカタイプがオススメです。これオススメですよ、UVカット98%・男女兼用・登山とも兼用できるので。
上半身はラッシュガードがオススメ。とくに男性は上半身の日焼け止めは塗りにくいので、隠すことをぜひオススメします(管理人は上半身塗り斑で火傷しています・・)
アームカバーもしましょう。UVカット98%・男女兼用・そして安価でオススメです。
アームカバーだけでなく、メッシュパーカーを上からつけると万全です。これもUVカット98%・男女兼用・登山やキャンプでも使える万能なものを紹介します。※管理人は167㎝の男性ですが、女性用のLサイズ使って全く不便なしです。
足元はクロックスが最良です。鼻緒のついたビーチサンダルだと海水の中歩くと脱げますし、足の甲を日光で火傷したりします。クロックスだとこれら全部OKですし、更には波に漬かっても流されないので安心ですよ。海でも優秀なんですが、陸上でもサンダルとしても優秀です。これの小さめモデルが、海では大活躍します(大き目だとさすがに脱げやすいです)
マリンハットは普通の帽子でも悪くないですが、できれば耐水性のものを選びましょう。海でも強いですが、陸上でも使えるハットを紹介します。
荷物入れとしてドライバッグを携帯すると楽です。スマホや財布をそのまま海中に入れるわけにはいかないですからね。かといって砂浜テントの中に入れておくのはセキュリティ上よろしくないので、ドライバッグがオススメですよ。これはDAISOのドライバッグが安くてオススメです(というかこれで十分ですね)
【余談:管理人の車について(車種と工夫)】
ここからは参考ですが、管理人は遠出して遊ぶための車種を選んで、工夫しています。
以下の工夫例は、どの車種でも真似できます。参考にして下さい。
●リアハッチバックにカーテン取付
ハッチバックにシャワーカーテンするのは簡単で、強力マグネットでフックをつけて、そこにカラビナとおしてシャワーカーテンするんです。
●リアハッチバックにシャワー取付
シャワーといっても20L の水タンクを用意して、充電式ポータブルシャワーつけただけです。シャワーは海水浴場にかぎらず使えますよ(夏の車中泊で寝る前に打ち水・洗車の時・ベランダ菜園するとき)。
●ポータブル電源&車載冷蔵庫を取付
車内に冷蔵庫あると便利です。それもコンソール部分に車載冷蔵庫あるとものすごく使えます。
もちろん1200whのポータブルバッテリーも積んでいます。私は普段使いを考えて、わざわざ専用のコンソール箱を自作したうえでコンソールに置きました。作り方は下記参照。
●窓にサンシェード取付
サンシェードは車内で着替えするときの目隠しです。それだけでなく車内が熱くなりすぎないようにしてくれます。もちろん車中泊なんかでも使えます。
※管理人は365日ずっと後部座席をサンシェード。後方視界はミラー型ドラレコがあるのでバッチリ、でも車内は見られません。
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